本日の音楽療法

今日は、特養の音楽療法でした。

先日職員から、何をしていいのかわから無いので、事前にやることを
教えて欲しいということでしたので、プログラムを作って送っておきました。

まあプログラムどおりにいくはずは無いのです（笑）。

今日は、大学の学生が一人参加してくれました。
嬉しい～ほんとに来て貰って嬉しい！！

音楽療法というのは実際にその場で対象者とかかわって、
戸惑い、喜び、感動し、其の過程が心に刻まれていくのです。
教室だけでビデオを見て、なるほどと思っても実際に生身になると
違うのです。
今日来てくれた学生は、ほんとに良い勉強をしていったと思います。
もし機会があれば、興味の有るなしに実際に関係なく、
一度はかかわってほしいと思います。

音楽療法というのは心の領域です。
音楽を媒体として心を通じさせていく事だと私は常々思っています。
対象者はセラピストが自分を見てくれる～
自分にかかわってくれる・・
ほんの小さなかかわりが、今、現在の心を満たしてくれる。
こんな思いを持っていただければよいのです。

自分が病んだ時も音楽がありました。
それはクラッシクではなく邦楽でした。
未だに其の曲が忘れられません。
「梅にも春」という曲です。
三味の音と歌声に７歳の私は病から生還しました。

音楽に国境はないのです。
それと同時に、音楽にジャンルはありません。

自分が心地よいと感じた時が今の自分に一番良い音楽なのだと思います。

さて～今日の私は・・・CDからアフリカ音楽が聴こえて来ます。
太鼓の音と軽やかに木を叩く音、そして広い大地を思わせるような
歌声・・歌声といっていいのでしょうか？
朗詠といっていいのでしょうかぁ～不思議な魅力のある音楽です。

ブログを読んで下さっている皆さん～心地よい曲はありますか？