一か月分の雨が一日で降ったところもあるようだが、鶴見ではしとしとと降っているような一日であった。
昨日は馬込の小学生を相手に行い、今日は幼稚園で3歳から5歳までの子供14人ほどの稽古である。
同じ子供でもずいぶんと違うもので教え方も当然ながら変わってくるのだがこれらの指導も経験と勉強によるところが大きいと思う。
いくつになっても勉強だ。私の出発点は高校時代の空手部なので20歳前後にはしっくりくるがそこを外れるとずいぶんと違ってくる。
いろんなスタイルを勉強しながらやっているが、子供には厳しさよりも楽しくやってもらって大きくなった時に空手の印象を良く思って何年か後にでも新たに取り組んでもらえればいいかと思っている。
楽しいと思えば続けてくるし続けることによって礼儀などを少しずつ教えていけばいい、時間はかかるがその方が礼儀も身につくことだと思っている。
入会した時はため言葉だったのが二年三年すると敬語を交えて話せるようになってくればそれだけでもいい。
以前小学生だった子が他のサークルで指導員に敬語を貼すのを聞いて空手を習っているということでそこの指導員が感心したこともあった。その程度でも大きな進歩である。
相手を敬うことで相手に認められてまわりまわって自分のためになることである。
ま、いろんなことを思いながら一緒にたのしんでもいる。ありがたい仕事である。
小雨の中クウと出てきて本日も終わりだ。