詐欺被害を免れたことで、中秋の名月を堪能できた。
「月月に月見る月は多けれど 月見る月は この月の月」だそうで、蒲田時代は14階のベランダにお供えをして堪能したものだが、鶴見の平屋ではビルに隠れて見えず、っクウとの散歩で道路から見えて「おお、満月だ」喜んだ。
詩吟の世界では月にちなんだ漢詩は数多くあるが、東京の蒲田に移り住んだ頃、6畳のガラス戸を開けて見上げた満月に故郷を思いしみじみとしたものだった。あれから50年、半世紀もたったのだねぇ。
ラインで田舎の兄から延岡の月の写真が送られてきた。妹が神戸の月を送って来た。私も撮ろうと出たらすでに雲に隠れて明かりだけがあるようだった。みんなで同じ月を見上げているんだねぇ。
夏の暑さを忘れて急に秋の愁いになってきたようだ。