若槻山城
長野県長野市若槻東条城にある若槻山城(別名は若槻城、三登山城)に行ってきました(2023年10月16日)。
若槻山城から少し奥に登ったところにある番所と、少し下ったところにある堂沢出城のセットでまわりました。
長野駅前から東長野病院行のバスに乗り、蚊里田神社前のバス停で降りて、そこから少し戻ったところに三登山トレッキングコースの入口があるので、そこから登りました。道はトレッキングコースとして整備されているようで、非常に歩きやすい道でした。ところどころに標識もあるので、迷うことなく若槻山城にたどり着きました。
ここは、五の郭、四の郭、三の郭、二の郭、主郭と段曲輪状になっており、二の郭と主郭が土塁で囲まれています。主郭には城址碑と説明板が建てられています。
この城は、現地の説明板によると源義家の孫である源頼隆(若槻頼隆)によって築城されたと言われています。また、戦国時代には甲越合戦に巻き込まれて、上杉氏による改修が行われているとのことです。
主郭の背後には二条の堀切があります。このうち最初の堀切は、深くて見応えがあります。堀切から更に進んで登っていくと番所跡になります。
また、若槻山城から少し降りたところには、堂沢出城がありますが、現地の説明板によると平成15年に地元の若槻小学校の6年生の子が見つけたとのことでした。確かに郭と思われるものがありました。よく見つけたなと思いました。
五の郭
四の郭
三の郭
二の郭
主郭
主郭の土塁
主郭からの眺望
城址碑
説明板
説明板の縄張図を抜粋
主郭背後の堀切(一条目)
主郭背後の堀切(二条目)
番所跡
主郭背後の堀切(一条目を逆側から)
堂沢出城の説明板
堂沢出城の郭