富山(とみさん)
千葉県南房総市にある富山(とみさん)に行ってきました(2024年5月19日)。
ここは、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」で伏姫と八房が暮らしたところで、物語では重要な舞台となっています。「南総里見八犬伝」では、伏姫は滝田城に住んでいて、そこから富山に向かうため南側の福満寺から八房を背負って登っていったことになっています。
今回は、岩井駅から北側の伏姫籠穴(かごあな)の方から登りました。こちらから登るコースは、結構荒れていました。福満寺側から登り降りするのがよいようです。
富山は、北峰と南峰と二つの峰から成る双耳峰で、北峰の方が若干高くて三角点と金比羅神社があります。南峰には観音堂が建てられています。伏姫籠穴から登るとちょうど北峰と南峰の間の鞍部に出てきますので、北峰に行ったあと、南峰を経由して福満寺の方に降りていきました。
富山の位置
岩井駅
岩井駅の近くの公園にある伏姫と八房の像
福聚院
富山遠景(1)
富山遠景(2)
伏姫籠穴の門
伏姫籠穴(1)
伏姫籠穴(2)
富山愛の鐘(1)
富山愛の鐘(2)
富山愛の鐘(3)
里見八犬士終焉の地の標柱
金比羅神社
紀元二千六百年記念碑
北峰にある展望台
富山山頂にある標柱と三角点
観音堂
福満寺(1)
福満寺(2)
富山表登道の道中碑