箕坪城
長崎県平戸市主師町城山にある箕坪城(みのつぼじょう)に行ってきました(2024年5月24日)。
最寄のバス停は、箕の坪ダム入口になります。羽田空港から長崎空港まで飛行機。長崎空港から佐世保駅までバス。佐世保駅でバスを乗り換えて平戸桟橋まで。さらに平戸桟橋で生月島方面に向かうバスに乗り換えて生月大橋の少し手前になる箕の坪ダム入口で降ります。バス停で降りたら、進行方向に300メートルほど歩くと右手に登城口が現れます。戻るような形で登ります。
箕坪城は、標高288メートルの城山の山頂になるため、登城口からはひたすら登ることになります。登城口の標高が80メートルほどあるので、登城口を基準とすると比高は200メートルほどになります。
標高248メートルぐらいのところに堀切があり、そこを過ぎるとすぐに大手曲輪にたどり着きます。曲輪としては、大手曲輪、主曲輪、東出曲輪、西出曲輪、水の手曲輪の五つの曲輪から成り立っています。見どころとしては、主郭を囲む石積、水の手曲輪の石積になるかと思います。
この城が作られた時期ですが、15世紀後半と考えられています。
縄張図は長崎県中近世城館跡分布調査報告書に掲載されており参考になります。
箕坪城の位置
登城口
堀切を上から撮影
堀切を堀底から撮影
主郭周辺の石積(1)
主郭周辺の石積(2)
主郭周辺の石積(3)
水の手曲輪の石積(1)
水の手曲輪の石積(2)
水の手曲輪の石積(3)
水の手曲輪の石積(4) 下側から撮影
水の手曲輪の石積(5) 下側から撮影