狐落城
長野県埴科郡坂城町網掛におる狐落城(こらくしろと読むようです。、別名は網掛小屋)に行ってきました(2023年11月25日)。
名前の由来は、日本城郭大系によると狐が落ちるほど急な坂になっているところからこのような名前になったようです。
しなの鉄道のテクノさかき駅から歩いて登城しました。テクノさかき駅から登城口までは40分ほどです。
狐落城登城口
登城口から少し登ったところに十六夜観月殿があります。そこから更に登っていくと山の神という大きな石があり、更に登っていくとようやく狐落城にたどり着きます。片道およそ30分ほどでした。名前の通り途中は急な坂が続きますが、ロープがありますので、途中挫けそうになりましたが、なんとかたどり着きました。一番最初に現れるのが二の曲輪で、ここに縄張図の書かれた説明板が建てられています。二の曲輪の後ろに少し高くなったところがあり、これが主郭になります。主郭の東側には石積があります。最初は気づかなかったのですが、三水城から戻ってくる時にようやく見つけました。
この石積が狐落城の見どころの一つになります。また、現地の説明板によると、この城は葛尾城に本拠を置いた村上義清が支城の一つとして築いたもので、同じく支城となる三水城の出城ともみられるとのことです。
この時期は落葉で登城道は滑りやすくなっていますので、行かれる方は気をつけてください。
登城口
マップ
村上大國魂社
十六夜観月殿
山の神
二の曲輪
二の曲輪からの眺望
二の曲輪に建てられている説明板
縄張図
主郭
主郭の石積
主郭の背後の連続堀切
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