北アの雪崩事故、死亡したのは東京の会社員
2010年12月1日0時24分
富山県立山町の北アルプス・室堂大谷(標高2400メートル)付近で、スキーやスノーボードをするため山を登っていた男性6人が雪崩に巻き込まれた事故で、県警は30日、死亡したのは東京都世田谷区の会社員(32)と発表した。
心肺停止で運ばれた長野県小谷村の会社員(33)は意識不明の重体。このほか3人が足の骨が折れるなどのけがをし、1人は無事だった。
県警などによると、6人は東京都や神奈川県などから集まった仲間で、5人が同じ会社の同僚だった。
29日夜に現場付近で野営し、この日午前8時ごろから出発して、隊列を組んで斜面を登っている途中だったという。
崩れた雪の斜面は幅約130メートル、高さ約100メートル。
新雪が降ったばかりで、斜面に積もった雪が滑り落ちる「表層雪崩」が起きやすい状況だったという。
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201011300613.html
------<抜粋引用終わり>------
気を付けてください。
今回事故に遭った方々も素人ではなかったと思います。
この時期に北アルプス行くくらいだから装備も知識もあったのでしょう。
でもね、結果から見れば、素人のおれがみても『行くべきではない』ことがわかるよ。
00‐06年、おれもウィスラーではひとりでバックカントリーにも行っていました。
仕事で忙しかったら頻繁には行けなかったけど。
それにウィスラーのゲレンデ内パウダーが残っているところも知っていたからね。
晴天が1週間続いてもう滑るところがなくなってしまった時とかにねバックカントリーに出掛けたりしていたね。
知識をしっかり持っていたかというと、「?」ってカンジだけど装備はちゃんと持っていたし、降雪直後なんて絶対行かなかった。
雪崩恐いし、死にたくないから。
06年にバンクーバーに移り住んでから一切バックカントリーには行っていません。
バンクーバー近郊の山の知識が全くないから。
この冬は2012年オートルートのトレーニングも兼ねてバックカントリーにも行こうと思っている。
個人ではなくて山岳クラブに入ろうと思う。
きちんとした知識と経験を持った仲間と楽しもうと思ってるんだ。
どんなに知識と経験を持っていても『自然』には勝つことはできない。
だから細心の注意を払って、気を付けて。
気を付けてと言うよりは、『今回はやめよう』っていう決断力を、勇気を持って欲しい。
スキーは楽しくいこう。
命を賭けなくてもいいでしょ。
Enjoy your backcountry skiing!