イタリア・クールマイユール
4月22日(水) --- Day08
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール
16:30 ホテルロビー集合。
これからみんなでクールマイユールの町散策に出掛ける。
カオルは失くしてしまったストックのリングを探さなくては、、もう手漕ぎで疲れるのは御免だ。
<クールマイユールの散策へ>
2006年3月『カオル企画』カオルと軍鶏煮以来4年ぶりのクールマイユールだ。
あの時はやたらとカオルグループを敵視するババァグループがいたのと、
ジャンが連れて行ってくれたクールマイユールバックカントリーを楽しんだのとで、
ほとんど町散策ができなかった。
だから今回の町散策はとっても楽しみなんだ。
ばっちり楽しまなくっちゃ!
カオルグループを疎ましく思っていることがわかる ←クリック
『カオル企画』シャモニー2006
王様(仮名)とS.J.氏(仮名)はこの真っ青な天気に似合った服を持っていないというので、
T-シャツやら、短パンやらをGET。
そしてカオルはとても大事なストックもリングを手に入れる!
これでもうあんなに辛い漕ぎはしなくれ済むと安堵する。
クールマイユールは23度と夏並みに暑く、イタリアンジェラードを食べに行く。
こういうまったりモードの午後が味わえるのが山スキーの良さだね。
それからカオルはみんなと別れてオミヤゲショッピング。
しのぶに美味しいチーズを買って、T-シャツかって、
このショップでストックのリング(大)があるというので(大)をGETして万全を期す。
<本場イタリアンジェラード うめぇ~>
18:30 ホテルに戻って明日に備えて王様(仮名)ご用達のワックスをスキー塗る。
超・デカい餃子
4月22日(水) --- Day08
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール
< まった~~りな時間>
S.J.氏(仮名)がiPHONEでご機嫌なミュージックをかけてくれる。
まったり、いいじかんだ。
12:35 タクシーが迎えにくる。
1時間後くらい(13:30頃)にクールマイユールに到着する予定なんだけど、
その時間はちょうどシエスタにはいってしまうので道中のレストランで昼食をとることにする。
シエスタ(Siesta)とは・・・スペイン語で昼寝(午睡)のことである。
または、スペイン語圏を中心に生活習慣として社会的に認められている昼寝を含む長時間の昼休憩(13:00~16:00が目安)を指す言葉である。
<カオルの大好物カルッツォーネ>
久しぶりのレストランだ、イタリアンだ楽しみだ。
みんなはスパゲティを、カオルは大好物のカルッツォーネを注文する。
王様(仮名)がなんかデカい餃子がくるぞっ冗談を言っている。
間もなく、本当にデカいギョウザが来た!
カオルのカルッツォーネだ、すんげーデカいの。
みんなで大笑い。
最初見た時はデカくて、この量はさずがに食べられないかもって思ったけど、
やっぱ美味しいものは食べれるんだね、ペロっと食べちゃった。
<クールマイユールへ到着>
ランチを終えて、再びクールマイユールへ。
14:30 ホテル到着。
きれいなホテルだ。
CANちゃん(仮名)、カオルはF社のアコモへ宿泊だ。
1泊だけだから洗濯している時間はないけど、とても天気が良いので、
汗でグダグダになったシャツやら、ブーツインナーやら、バックパックを天日干しする。
それにしてもブーツインナーの臭いはすごかったな。
履いている時はほとんど気にならなかったけどスッパイ臭いだった。
乾燥と脱臭を手伝ってくれる新聞紙をびっちり詰めてみたけれどどこまで効果があるか。
とりあえずひと晩置いてみましょ。
順番にシャワーを浴びる。
3回、頭を洗ってスッキリ。
3回、顔を洗ってスッキリ。
3回、体を洗ってスッキリ。
3回、足を洗ってスッキリ。
3回、歯磨きをしてサッパリ。
16:30 ホテルロビー集合。
ラストクライム
4月22日(水) --- Day08
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール
<最後のひと登りの前に・・・・>
アンドレが氷の宮殿へ連れて行ってくれた。
クレバスというか、大きな氷河の割れ目。
ザイルを使ってよじ登り入ってみるとそこには真っ青な氷の宮殿が。。。
カオルのちっちゃいデジカメじゃ伝えきれないきれいな青い氷の宮殿。
迫力があり、きれいだった。
8:15 ラスト・クライミングアップ、スタート。
まだこの時間は雪も固くクランポンも装着して登る。
昨日みたいに歩いてる最中に外れてしまうなんてことにはならないように。
9:10 最初の休憩、2585メートル。
今日も天気が良くて暖かく雪が緩んできたのでクランポンは外す。
さあ、これで本当に、本当に最後の登り1時間だ。
10:15 スイスとイタリアの国境に到着。
この国境こそが本日の最高到達地点2820メートル。
しばしご歓談。
<スイスとイタリアの国境2820メートル。王様(仮名)の乗っている石印が国境を示している>
10:30 スキースタート。
氷河の大滑降を進めていくと徐々に沢の様に先細くなり、いつしか谷間を滑るようになる。
今日はツリーランがあるとアンドレが言っていた。
カオル、ツリーランは大好物です!
ぜってぇ忘れない
4月22日(水) --- Day08
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール
<ビンディングはノーモンダイ、大丈夫、大丈夫>
7:00 スキースタート。
ここから約16kmのオッテマ氷河を滑り始める。
アレレ?S.J.氏(仮名)が来ないよ!?トラブル発生か??不安がよぎる。
いやいやなんでもなさそう、大丈夫、大丈夫。
オッテマ氷河はかなりの緩斜面だ。
昨晩塗ったワックスの威力もいまいちで苦戦を強いられる。
ストックもリングがないから満足に漕げないし体力が吸い取られる。
でもねーこの景色すげー
何回も、何回も、この景色ぜってー忘れねーってつぶやきながら滑ってた。
ぜってー忘れねーよ、この景色。
S.J.氏(仮名)がカメラ、ビデオで撮影してくれる、雑誌になるの楽しみだね。
しかしこのロングランもすごいよ、そして誰もいねー
この16kmのオッテマ氷河がカオルたちだけの貸切になっている。
すげー、ぜってーわすれねーよ、このラン、この景色。
7:30 2670メートル
7:34 2550メートル
8:10 2295メートル
ここでスキーは一度おしまいに。
シールを着けて、いよいよこのツアーの、オートルートでのラストの登りが始まる。
さあ、出発だ!
4月22日(水) --- Day08
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール
4月22日
5:00 起床。
5時前からみんなゴソゴソやっていたので抵抗なく起きる。
明け方王様(仮名)がくしゃみで大変そうだったな。
バックパックを持ってとりあえず食堂へ。
無料のお茶も用意されていたので朝食前に行動食として持ってきたけどあまりそうなクラッカーとお茶を飲みながら6時の朝食を待つ。
5:45 アンドレ登場。
まだ薄暗いこの時間、アローラの町をスタートした山岳鉄人レーサー達のヘッドランプがこのビニエット小屋からも見える。
<やんちゃ大好き アンドレ>
6:00 大好物のナテラをべったり塗ったパンと紅茶の朝食を済ます。
今朝はゆったりめのスタートだ。
朝日が昇った後の7時を予定している。
6:52 ビニエット小屋出発。
最初はスキーを担いで登る。
昨日は滑りからって言ってたじゃんアンドレ!っていうのは心の中の叫びだけにしておく。
登りはまだいいんだけど下りが怖い。
またしてもつるつるのプラスチックブーツが仇となる。
まじでこのまま下って落ちそうだよ。
<さあ、出発だ!>
ビニエット小屋
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
ビニエット小屋(3160メートル)について
基本情報
サンダル :あり(無料)
トイレ :あり(無料)
お水 :あり(有料)
行動食 :購入可能
シャワー :なし
コンセント:なし
インターネット環境:なし
(2010年4月情報)
<これまたすげー場所に建ってんだわ>
<石造りでいいカンジでしょ>
<陽当たりが良い、ここでブーツ、シールを乾かす>
<無料貸し出しサンダルがある>
<部屋はこんなカンジ、CANちゃん(仮名)のセクシーヌード付>
<トイレも清潔、もちろんトイレットペーパーは無料>
<食堂もとっても清潔で快適>
<ANDRE なんてガイドの名前で席次も決まっている>
<デザートのエクレア旨かった、嬉しかった。もう一回食べたい>
<ワインもあるでよ~>
山小屋でワイン
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
18:00 夕食が始まる。
食事もこのビニエット小屋が味、彩り、メニュー共に一番良かった。
これだけ快適に過ごせるならここに何日もステイして基地にしながら周辺の山々を滑っても楽しそうだ。
<パスタも美味しい>
隣はドイツ人のグループだ。
オーガナイザーは67歳の男性、もう何度もオートルートをやってんだって。
今回は60代の淑女2人を連れてツアーをしている、明日は一気にツエルマットまで行くんだって。
<デザートのエクレアも最高>
シャモニー⇒ツエルマットのルートを取った場合、ほとんどがこのビニエット小屋から一気にツエルマットまで行く。
長い一日になるけど標高差も少なく長距離移動ができるようだ。
我らも山小屋に泊まるのは今日が最後。
明日クールマイユールに着けばシャワーも浴びれるし嬉しいんだけどツアーも終盤になりちょっとさみしかったりもする。
<S.J.氏(仮名)の話はオモシロイ>
S.J.氏(仮名)が今まですごかったスキーシーンの話をしてくれた。
過激だったのはアラスカのバルディーズってヘリスキー。
撮影で行ったかららしいけど、ヘリが着地しないんだって。
着地できないようなスペースの狭いとこまで来て「飛び降りろっ」って言うんだって(笑)。
もちろん飛び降りる先は平地なわけはなく一歩間違えば、、、、、
世界中を取材で飛び回り、滑りまわっているS.J.氏(仮名)の話はとても興味深く面白かった。
山小屋最後の晩と言うことでワインを美味しくいただき、21:30 明日に備えてお開きとする。
*本当は3000メートルを超えているところではアルコールは自粛していたんだけど特別な夜ということでOK!
布団に入り身体を確認する。
太股はパンパンだよ、バテバテだ。
3500メートルでの登りはキツかったな。
明日はスキースタート。っていつもスキースタートなんだけど。
登りは2500メートル付近で少々(2時間くらい)の予定だから大丈夫でしょう。
それにしても今日のピンダローラ(3790メートル)は疲れた。
そしてピンダローラからのパウダーの激走は楽しかった。
しっかり休んで(寝て)回復しよう。
いい夢見ろよ。
<3000メートルで大宴会をしているグループも、>
今日の反省点
・ブーツがツルツルで滑落しそうだった。
・スキーが、ブーツが、装備が重い。
・クランポンをしっかり着けること。
・力強く滑走することも時に必要。
・ストックのリングがなくて辛かった。
・心肺のトレーニング不足。
・肉はパワー。
・カオルだけ見れなかった、、、
大好物?ツリーラン!
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
<体をきれいにしましょう>
それからいつものようにまったりもするんだけど、やっぱこのビニエット小屋はとてもきれいでトイレの数もとても多い。
洗面所には更衣室的なものもありカオルも3日間の全身の汚れをウエットティシュで十分に落とした。
これまでは手と顔を拭く程度だったけど顔から足先まで時間を掛けて綺麗にするとスッキリするね。
気持ち良かった。
それからまたみんなで食堂に集まってくっちゃべる。
山岳ガイドのアランに今日滑った、歩いたところをマップで教えてもらう。
3790メートル、このピンだローラ(山)はしんどかったけどすっげー良かったよ。
その後、明日の(オッテマ)氷河はワックス勝負になるとアンドレから説明もあったのでスキーにワックスを塗る。
ストックのリングがなくてしんどいのも明日が最後だ、クールマイユールで絶対買おう。
アンドレが「明日はツリースキーだ」という。
ツリーと言えばカオル、カオルと言えばツリー。
ツリーはカオルの大好物である。
ウィスラーだったら6日間ずっとツリーだけでスキーガイドできるよ、豊富なバリエーションで(カイバーパスは含まない)。
アンドレ「あのスキーは自分のか?」
カオル「???」
最初言っている意味がわからなかった。
アンドレ「あの長いスキーはカオルのか?」
カオル「あのスキーは自分のだよ、何を心配してるの? ツリーは得意だから大丈夫!」
「ウィスラーやロッキーではこんな狭いツリーだってあのスキーですべってんだから」
『カオル企画』第5弾カナディアンロッキー
ツリーランを楽しみすぎる の巻 パチパチツリー命名篇←クリック
アンドレ「まあ、いいけど。明日のツリーは気をつけろ」
カオル「OK、オーケー」
どんなツリーかは明日わかるんだけど、カオルの想像していたツリーとはだいぶ違ったよ、いろんな意味で。
ビニエット小屋
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
<山頂でハイチーズ!>
すげー疲れたけどピンダローラの頂上(3790メートル)に立って、この景色みたら疲れはすべて吹っ飛んだ。
マッターホルン、ユングフラウ、グランコンバン、モンブラン、グランパラディソなどなど大パノラマの360度ででアルプスの名峰を眺める。
アンドレも寒くなってきたのか、カオルのシールとクランポンを手早く外し、「行こう」とみんなを促す。
みんなでピークハントの記念写真を撮って出発。
さあお待ちかねのパウダースキーだ!
富士山(3776メートル)よりも標高の高い3790メートルから滑る氷河の大滑降はヤバすぎ、超最高!
昨晩雪が降ったのと、アンドレが北斜面のまだまだ雪が残っているノートラックへ連れて行ってくれた。
雪はパウダーと呼ぶに十分なほど軽く、ロングで一気に滑り降りて行く。
すっげー楽しい!
アンドレ、Good Guide!!
<ビニエット小屋>
14:20 ビニエット小屋(3160メートル)到着。
なんだかすっごく感じのいい小屋。
<陽あたり良好 ブーツもよく乾く>
出入りするドアのすぐがガラスでたくさん太陽が入るようになっている。
ここにみんなブーツとか、スキーとか、シールなかを置くんだけど、さすがにニオイは大変なことになっている。
一番乗りして小屋の様子を見てきたCANちゃん(仮名)の最初のひと言が「昨日より(臭いが)やばいかも」だった。
<アンドレ、お疲れさま>
小屋に入ってすぐのニオイにはさすがにビビったけど小屋自体はとても清潔できれい。
DINNER(食堂)、トイレ、部屋、どれをとっても今までで最高。
ブーツ置き場も太陽いっぱいだしインナーもきっと乾くだろう。
今朝は乾いてなくて履き心地がよろしくなかったからね。
明日に期待。
<清潔で快適な小屋>
ランチも取らずに滑っていたのでお腹もすいた。
毎日こう思うんだけど、ただ普通のスープがとっても美味しんだよね。
このタイミングで、この景色と雰囲気と仲間が最高のスパイスになってるんだと思う。
旨い。
<美味しいご馳走>
ピンダローラ(3790メートル)登頂
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
<ユングフラウヨッホ駅 3454メートル>
12:40 頂上の3790メートルへ向けて最後の休憩(3540メートル)。
3540メートルまで来たからね、スイス・グリンデルワルドにある欧州最標高にあるユングフラウヨッホ駅(3454メートル)より高いところまできたことになる。
<2002W杯を沸かせた ソフトモヒカン・ベッカム 大五郎・ロナウド>
2002年、日本中がトルシエ・ジャパンとベッカムに沸いた日韓サッカーワールドカップの年。
あの年カオルはハイキングガイドとして、スイス・グリンデルワルドに駐在し、夏に何万人と訪れる日本人観光客の皆様を案内していた。
ひと夏で50回以上ユングフラウ鉄道に乗りほぼ毎日3500メートルを体感していた。
ちなみにユングフラウ鉄道は登山鉄道でとても高価で 1x往復 1万7千円くらいする。
いやーカオルかなり疲れています。
バテてるね。
でもピークハントまであと1時間、意地で登っちゃうよっ!!
さあ、出発!
歯を喰いしばって登り続けるのだけれどアンドレのペースに着いていけず、少しずつ離されていく。
S.J.氏(仮名)がリングの無くなったカオルのストックと自分のストックを交換しようと申し出てくれる。
これ以上離されてみんなに迷惑を掛けてはマズイので恥ずかしながら好意に甘えストックを交換する。
S.J.氏(仮名)のストックには(アタリ前だけど)リングがある使い易い、パウダーリングで安定感もある。
グリップも握りやすい硬質スポンジだ。
やっぱ専用の用具はちょっとずつだけど確実に違うことを実感する。
「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」と後ろから声を掛けてペースを作ってくれるS.J.氏(仮名)。
この好意に応えるためにも最後の力を振り絞って頑張らねば。
「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」と声を張り上げ進むカオル。
13:25 アンドレ、王様(仮名)、CANちゃん(仮名)の3人がピンダローラの頂上(3790メートル)に到達!
おめでとー
もちろん吹きっさらしだし、風も強く長居はできないだろうからカオルも早く着かないと。
最後の100メートルくらいはマジでしんどくて一歩一歩が重かった。
<ピンダローラ3790メートル登頂>
13:35 カオルもピンダローラ(3790メートル)登頂。
おめでとうー