オートルート完全走破
4月23日(木) --- Day09
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー
氷河上にクレバス、セラックが目立ち始める。
危険地帯を滑り続けていくと遠くに長い階段が見え始める。
2006年の時はあの階段の長さに圧倒されて、
山岳ガイドのジャンがくれたもうひとつの選択肢「滑り&歩く」を選んだ。
『カオル企画』2006
バレーブランシュ大滑降篇 ←クリック
しかし今回は前回(2006年)のように滑る選択肢はない。
4月ということで雪はもうないのだ。
なのであの長い階段を上り、鉄道に乗り、シャモニーの町を目指すのだ。
11:00 ついに滑走を終了する。
スイス・サースフェーから始まったオートルートを滑りきったのだ!!
って、大喜びしたいとこなんだけど目の前にこの長~~~い階段があるので大して喜べもせず、
とにかく階段を登る。
このやっかいな階段をやっつけたらそこがゴールだ。
もう7日間、登って、滑っている。
疲れた足にこの階段がモロにやってくるんだ。
11:20 この階段も登り切りモンタンベール鉄道駅に到着。
メンバーの全員と握手をして健闘を称えあい喜びを分かち合う。
やったー、やったんだー、
オートルート完全走破だ!!
山岳ガイド・アンドレ どうもありがとう!
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今回のオートルートには日本を代表するスキー雑誌
『スキージャーナル』が同行取材していたんだ。
そして遂にツアーの模様が掲載された。
月刊スキージャーナル2010年11月号 1,200円(税込)
【SJ Trip3】オートルート完全制覇「高峰の回廊を往く」
孤高のハダカの王様では見れないオートルートがここに!
カオルのパウダー滑走シーンを掲載
もう書店に並んでいるからね、是非ちょいとごらんくださいませ♪
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個人的には、精神的、肉体的にも、この階段が一番きついと感じました。
でも、泣いても笑っても、これが最後の登りも終了。
この達成感は、たまりませんね。
大変お疲れさまでした。
ちょっと連載に間があいてしまいました。
申し訳ありません。
本当にメンバーに恵まれました。
王様、アンドレ、SJ氏、CANちゃん、ありがとうございました。
この階段はしんどかったですね(笑)でもこれももう良い思い出です。
いやー、この達成感最高です。
2012年、この感動をもう一度味わいたいね。