ピンダローラ(3790メートル)登頂
4月21日(火) --- Day07
オートルート第四日目 ベルトール屋 ⇒ ビニエット小屋
<ユングフラウヨッホ駅 3454メートル>
12:40 頂上の3790メートルへ向けて最後の休憩(3540メートル)。
3540メートルまで来たからね、スイス・グリンデルワルドにある欧州最標高にあるユングフラウヨッホ駅(3454メートル)より高いところまできたことになる。
<2002W杯を沸かせた ソフトモヒカン・ベッカム 大五郎・ロナウド>
2002年、日本中がトルシエ・ジャパンとベッカムに沸いた日韓サッカーワールドカップの年。
あの年カオルはハイキングガイドとして、スイス・グリンデルワルドに駐在し、夏に何万人と訪れる日本人観光客の皆様を案内していた。
ひと夏で50回以上ユングフラウ鉄道に乗りほぼ毎日3500メートルを体感していた。
ちなみにユングフラウ鉄道は登山鉄道でとても高価で 1x往復 1万7千円くらいする。
いやーカオルかなり疲れています。
バテてるね。
でもピークハントまであと1時間、意地で登っちゃうよっ!!
さあ、出発!
歯を喰いしばって登り続けるのだけれどアンドレのペースに着いていけず、少しずつ離されていく。
S.J.氏(仮名)がリングの無くなったカオルのストックと自分のストックを交換しようと申し出てくれる。
これ以上離されてみんなに迷惑を掛けてはマズイので恥ずかしながら好意に甘えストックを交換する。
S.J.氏(仮名)のストックには(アタリ前だけど)リングがある使い易い、パウダーリングで安定感もある。
グリップも握りやすい硬質スポンジだ。
やっぱ専用の用具はちょっとずつだけど確実に違うことを実感する。
「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」と後ろから声を掛けてペースを作ってくれるS.J.氏(仮名)。
この好意に応えるためにも最後の力を振り絞って頑張らねば。
「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」「イチ、ニィ」と声を張り上げ進むカオル。
13:25 アンドレ、王様(仮名)、CANちゃん(仮名)の3人がピンダローラの頂上(3790メートル)に到達!
おめでとー
もちろん吹きっさらしだし、風も強く長居はできないだろうからカオルも早く着かないと。
最後の100メートルくらいはマジでしんどくて一歩一歩が重かった。
<ピンダローラ3790メートル登頂>
13:35 カオルもピンダローラ(3790メートル)登頂。
おめでとうー
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(ここからのモンコロン他の眺めは、大変素晴らしいものでした。去年との差はなんなんだろう?)
列の後ろでは、こんな熱い友情が交わされていたのですね。
私はというと、暑さとジャケットのポケットに詰め込んだ水と行動食他が絶妙に歩行を乱してくれて、アンドレに離されすぎないようにするのでせいいっぱいでした。サブザックまたはアンドレのように雨蓋が取れるザックを持っていくべきでした。
カオル様の苦労を知らずに、いまだ道半ばなのに達成感でいっぱいだった王様(仮名)より
風がぴゅーぴゅーする中、お待ちいただきまして申し訳ありませんでした。
あの景色は本当に最高でした。
この日私たちがモンコロンをぐるっと回り込んできた道程がよくわかりましたね。
SJ氏にはお世話になりました。
ホント感謝、感謝です。
でもサブザックはあるといいですよね、私も歩きずらかった、、
デッカイ水筒じゃまだし、財布は全部で3つあったし、パスポートも。ポケットぱんぱんでしたよ。
登頂おめでとー