軽井沢ル・ボン・ヴィボン

緊急事態宣言解除

こんにちは、シェフの梅田です。

昨日午後に長野県は緊急事態宣言が解除されました。

この地で緊急事態宣言が解除されても、首都圏がまだなので
いきなり経済が動き出すわけではありませんが
良い兆しである事には違いありません。

まだまだ慎重派の論理もあるようですが
僕は切り替えて
ここからは前向きで建設的な発信を心がけてまいります。


Le Bon Vivant 軽井沢は基本的にディナー中心の営業をしていますが
この時期はランチタイムも気持ちが良いですね。
今はまだ、お店は静かな状態が続いていますので
前日までにご予約いただければ、お引き受けできる日は多いと思います。
広々と、ゆったりした空間でお食事を楽しんでいただけます。
是非、お電話ください。

今、軽井沢は本当に美しい時期を迎えております。
まだギリギリで間に合いますので
多くの皆様に、この美しい新緑を見ていただきたいと思っています。
今年の新緑は今年だけのもの。

いつもなら一番心躍る季節です。

しかし、ここまでのCOVID-19禍を振り返ってみると
軽井沢は遠隔地なので、感染そのものの怖さが分からないまま
経済にだけ甚大な影響が出てしまった感じです。
もちろん、人の往来が制限された事によって
感染拡大を防ぐ効果があった、という事は理解していますが
経済ダメージの記憶ばかりが残ってしまいそうです。

今回のCOVID-19に対する作戦は
世界共通のプロジェクトです。
全世界がそれぞれの国の方法に注目しています。
従って、作戦に対する評価を国内(日本語)の論理だけで解決させる事は出来ず
その成り行きと成果を、科学的データを基に(英語で)国際的に証明しなければ
今後、国際的な信用を失うという事態を招きかねません。
求められている物は、感染者数や亡くなった方の多寡より
むしろ、数字の根拠なのではないでしょうか。
僕はそちらを心配しています。

国際的なメッセージをキャッチし、読み解く力や
異論や非難に対する発信力が不足している事は明らかです。
自戒の念を込めて、ここは日本のアキレス腱だと思います。

僕はこの先も世界からのゲストに来日してほしいし
自分自身も日本人として安心して海外に出かけたいです。
そして、この国の国際的な立場や競争力を維持してほしいと切に願っています。
身近な小さな事に血眼になっていて忘れがちですが
そこが日本の戻るべき場所です。
なんだか遠い道のりのように感じられます。

巻き返しは始まったばかり。
個人の力は微力ですが
約束の地に早く戻れるよう、力を尽くしていきたいと思います。
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