軽井沢ル・ボン・ヴィボン

他人の評価

食べログとかGoogle Mapとか、その他の評価サイトもSNSでも
僕自身は自分のお店に点を付けられたり
評価を書かれたりしたくないと考えています。良い点であっても同じです。

良い点なら付けてほしい
良い事だけ書いてほしい
お店を運営する側で、このように考える人もいますが
僕は良い話も悪い話もなくていい。

一人の人間がやっている事なので
良い部分も悪い部分もあるのは重々承知しています。
良く思われても悪く思われても仕方がないし
「他人の口に戸は立てられない」という諺があるくらいですから
コントロールしようとも思っていません。

僕はインターネット上で
「他者をジャッジしない」「他者を巻き込まない」という個人的なルールを持っています。
誰でも人から何か言われれば心が動きます

悪く書けば当然のこと
良く書いても受け止め方によっては相手を傷付ける恐れがあります。
「そういうつもりじゃなかったのに」は、しばしば争いに発展します。

今自分が書いているブログもそうですが
物を書くというのはつまり、自分の物差しや背景にある生活が滲み出るもので
相手を指し示して書いたところで、自分を曝け出す鏡にしかならず
とても恥ずかしい事です。
このところ書いているお店の履歴シリーズなんてまさに恥ずかしさの極み。

SNS上などで他者を非難したり、自分の考えを押し付けたり
逆にいたずらに持ち上げたりするような書き込みを見かけると
「恥ずかしいなぁ」と思うことが多くて。
評価の口コミなども似たような物だと考えてしまいます。

冒頭に書いてほしくないと書いたのは
「心が弱くて逃げているから」ですが、弱いのは皆同じだと思っています。
人は心の生き物。
心の傷は深く痛く、忘れない限り癒えない傷です。

なりたくても自分は強くなれないけれど
不完全な自分を差し置いて、他者の足りない部分を攻めるような行為は慎みたいものです。
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