アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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青森なのに「よこはま」 青森なのに「秋田屋」

2013-12-10 23:35:18 | 2013年 国内の旅

下北半島を南北に走る国道279号は 通称「はまなすライン」という。

青森空港から大間を目指し このはまなすラインを北上した。

風車が並ぶ長閑な道路は 対向車にほとんど出逢わなかった。

心地よいドライブ。

大間までは走行距離は150㎞。

そろそろ休もうかと思ったころに現れたのが 道の駅「よこはま」

 ← はまなすライン

この 青森なのに‘よこはま’は 

別名『菜の花プラザ』と命名されたとおり 春には菜の花の名所となる。

冬枯れの晩秋には 菜の花の欠片もないが 

陸奥湾で捕れた ホタテ商品が並んでいた。

 ← 売店内

宿泊は浅虫温泉の 「ホテル 秋田屋」

この 青森なのに‘秋田’屋さん 玄関を入るとねぶたの置物が迎えてくれた。

陸奥湾に面したロケーションで 夏は海水浴客でにぎわいそうだ。

温泉の泉質は 無色無臭の透明湯。

ちょっと物足りない泉質だが シービューの展望風呂は迫力満点。

夕食は刺身・鍋・天ぷら…など

私は小食ではないが 食べきれないほどだった。 


本州最北端の地

2013-12-07 00:08:02 | 2013年 国内の旅

私にとって 『 最 〇 端 』 という言葉は 魅力のある言葉だ。

そこへ行けば 

少なくともその時は 自分よりも先にいる者はいない。

勝ち誇ったような優越感を感じ

人生の経験値が増えたような気分になれる。

だから私は 『 最 〇 端 』 という言葉が好きなのだが…

本州最北端の大間崎には 結構手荒な歓迎で迎えられた。

11月下旬の大間崎は 台風並みの強風が吹き荒れていた。

カモメも飛ぶのを躊躇って 護岸壁で羽を休める程。

本州最北端を満喫する前に 風圧で心を折られた。

逃げ込むように土産店に入り

「今日は風が強いですね」

と聞いたのだが 店の人からは

「冬の大間は いつもこんなですよ」

という答えが返ってきた。

強風と闘いながら見た対岸には うっすらと北海道の大地が見えた。

本来ここにも浪漫を感じて良いのだが

強風と逆巻く波に そんな浪漫ははじけ飛んでしまった。

本州最北端のここ大間崎は 下北半島国定公園の指定地。

そして 北海道の南端よりも 北に位置する本州なのだ。


大間のマグロ

2013-11-29 21:23:40 | 2013年 国内の旅

大間のマグロを 大間で食べた。

台風並みの強風が吹く 11月の大間で食べた。

大間のマグロといえば

築地の新春初セリで 超ご祝儀価格が付くことが 

毎年の正月のニュースになるくらいの有名ブランド。

今年(2013年)の築地の初セリでは 1億超えの値が付いた。

まさに 「松阪牛」と並ぶ 

超A級グルメブランドの「大間マグロ」なのだ。

大間で食べたお店の名前は 「魚喰いの 大間んぞく 」 というお店。

いささか おやじギャグな店名だが 大間漁師さんのお店。

しかし マグロのお味は確かに 大まんぞく

私が注文したのは

大トロ・中トロ・赤身がのった 「三色マグロ丼」 3000円。

これが まさに絶品だった 

だいたい 同じ丼に2種類のトロを乗せるのは 結構勇気がいるものだ。

「トロ」と「赤身」の区別は簡単。

でも、「大トロ」と「中トロ」の区別を 一つの丼で表現するには

マグロに絶対の自信がなければ 出来ないのではないか。

大トロは 脂がのっているのにくどさがない。 

中トロは 赤身を装いながらも 口の中でとろけるトロの味わいを主張している。

どちらも くど過ぎず 淡泊過ぎず

自分の役割を全うし 絶妙の「トロバランス」を保っていた。

大間の「三色マグロ丼」は

我が人生の最後の晩餐候補の一つであることは間違いない。

 

 

 


空港バス

2013-11-26 01:17:26 | 2013年8月 高雄・台北

台湾観光局のウェルカムプレゼントという企画がある。

台湾へ旅行する際 事前に日本で申告すれば

「悠遊カード」と「空港⇔台北の片道バス乗車券」がもらえるのだ。

台北から空港までの移動で片道乗車券を使った。

 ← 台北西駅バスターミナル

 ← バスチケット

このチケットはバスターミナルで パスポートを提示してもらえる。

台北駅から桃園空港までは115元だから お昼一食分は浮く。

しかも空港バスは 10分間隔で次々来るのでとても便利。

台北旅行するときは 絶対利用しましょう。

 ← 桃園空港

台北西駅バスターミナルから桃園空港までは約50分。

バスは空港の第1ターミナル 第2ターミナルの順で停車。

日本の航空会社は第2ターミナルだから終点まで乗っていれば良い。

間違えて第1で降りるとターミナルを移動しなければならないから注意。


東門市場

2013-11-16 00:45:00 | 2013年8月 高雄・台北

朝の散歩は中正紀念堂を出て 東門市場へ入った。

高屋根の屋内で 野菜や魚貝・肉類などの売店が並んでいた。

地元の人で賑わっており 肉や野菜をどんどん買っていく。

生鮮品の市場は 人間の活力を感じさせるのだ。

ブツ切りされた肉が無造作に並べられ 

魚は1匹そのまま氷の上に置かれている。

パックされた商品なんてここには存在しない。

暑い台湾だから ハエもたかるし 氷も解ける。

それでもおばさんが並べたものを お客がどんどん買っていく。

海外旅行中は自炊するわけではない。

だから市場では たまにフルーツを買うことはあっても 肉や野菜は見るだけ。

でもなぜか 市場には引き付けられてしまうのだなぁ。

 

 

 


中正紀念堂で朝散歩

2013-11-04 21:15:50 | 2013年8月 高雄・台北

台湾最終日は 朝の散歩で始まった。

まずは ホテルから歩いて10分ほどにある 中正紀念堂をめざす。

太極拳をやっていれば 見てみたいと思ったのだけど

残念ながらやってなかった。

紀念堂の遊歩道を歩くと 朝カラオケ軍団を発見。

台湾の人はカラオケが好きなんだ。

聞き覚えのあるメロディーに ドッキリ。

たしか「北国の春」だったぞ。

もう少し歩くと 今度は体操軍団発見。

おじさんやおばさんが 広場でラジオ体操みたいな体操をやっている。

カラオケも年配の方ばかりだった。

台湾の中高年は 心と体の健康志向が強いのかな?

ちなみに広場の名前は「自強健身場」だった。

 

 


寧夏路夜市

2013-10-26 23:24:44 | 2013年8月 高雄・台北

迪化街を出て 近くの夜市に向かった。

まだ明るかったけど ちょっと早い夕食。

まだそんなに混んでいない?…なんてことは台北の夜市ではありえなかった。  

 ← 中華粽(40元)と猪腸湯(40元)

猪腸湯は豚の腸のスープ。

臭みもなく モツの出汁がよく出ていて美味。

じんわり じんわり お腹に浸みた。 

ところで

猪腸湯くらいの意味は解るようになってきた。

少し中国語の漢字の意味が分かるようになると 夜市もぐっと楽しくなるよ。

 ← 餡かけの穴子意麺(110元)

意麺とは台湾で よく見る麺類。

今回は餡かけを 食べてみた。

甘酸っぱい餡が 麺とよく合う。

ちなみに穴子って 田鰻のことだそうだ。

 

少し暗くなってきて 屋台の灯りが点りだす。

雰囲気が出て来たのだけど お腹も膨れてしまった。

ちょっと残念だけど 今日はこれで終了。

 


迪化街

2013-10-12 22:29:26 | 2013年8月 高雄・台北

台湾シャンプーでサッパリした後 ぶらぶら歩いて迪過街に行った。

迪化街は 漢方薬・お茶・乾物・布などの問屋が並ぶレトロな町。

カラスミやドライフルーツなどのお土産も 質の良いものが安く手に入る。

 

迪過街の入り口は 永楽市場という布市場。

市場の前には テントショップが並んでいて さながらフリーマーケットのようだった。

小腹が空いたから「車輪餅」なる大判焼きモドキを食べた。

霞海城隍廟の本尊は迪過街の守り神。

でも 1970年代に奉納された月下老人が縁結びの神様として有名になった。

だから今は 若い女性が多く訪れている。

私には縁結びは必要ないけど 線香をあげてお参りした。

さてお土産探し。

何軒かまわって花旗薬材行という店に入った。

ここは 漢方やお茶だけでなく 土産類も充実していた。

日本語の話せる店員さんもいて 上手に(良い意味で)勧めてくれますよ。

カラスミ・ドライマンゴー・ふかひれスープ(缶)・アワビ水煮(缶)・愛玉粉…

やっぱり上手に買わされたかなぁ(笑)

 


台湾式シャンプー

2013-10-03 22:33:59 | 2013年8月 高雄・台北

昨年の台北旅行で 妻は台湾シャンプーを体験したいと言っていた。

あまり私が興味を示さなかったので 

宿泊最終日の夜に 一人でホテル近くのヘアサロンに出掛けたのだが…

結局 店が閉まっていて願いはかなわなかった。

だから今年は妻のために 日本から予約をしていった。

『Dba Japan beauty』という 日本人オーナーの店。

場所は台北駅北の華陰街というビジネス街にある。

メールのやり取りも日本語で出来た。

シャンプーと頭皮マッサージで時間は約40分。

台湾式炭酸シャンプーというヒンヤリ感のあるシャンプーを体験。

(*今のお店のHPのメニューにないので 夏場限定のシャンプーだったかも知れない)

洗い流す前には 角を作ってくれて その姿を写真で撮ってくれるサービスもある。

妻は満足したようだ。

男もOKとあったので 私も体験してみたけれど…

他人、それも若い女の子に頭を洗ってもらうなんてねぇ。

私の台湾シャンプー体験は ちょっと照れくさく 落ち着きのないものとなったのだ。

やっぱりシャンプーは自分でするのが好い。


高雄の朝ご飯

2013-10-02 23:29:42 | 2013年8月 高雄・台北

高雄最終日の朝は ホテルのバイキングをキャンセルして街に繰り出す。

やってきたのは 興隆居という豆漿のお店。

高雄の人気店で 店の外まで行列が出来ていた。

列はあっても 少しずつ進んでいるので待ったのは7,8分。

店に入ると 野菜サンドや角煮饅頭などがテーブルに並んでいる。

欲しいものをお盆にとって 最後に会計するというセルフサービス形式なのだ。

テイクアウトの客が多いけど 店内で食べることもできる。

満席だったけど 店の隅の席が空いたのでそこで食べた。

豆乳と野菜サンドとハムエッグという庶民の朝飯は 

夜市で傷んだ 私の胃には優しくて美味しかった。

やっぱり 街飯って 最高だ。

 


凱旋夜市・金鑚夜市

2013-09-27 23:42:07 | 2013年8月 高雄・台北

ホテルのフロントの娘から高雄の新しい夜市の情報を得た。

   凱旋夜市・金鑚夜市

今、高雄で一番大きな規模の夜市だそうだ。

アクセスは、地下鉄『凱旋駅』からシャトルで行く。

凱旋駅には案内板が設置されていた。

シャトルの乗り場は駅出口前。

行列が出来ているが、ひっきりなしにバスは来るから大丈夫。

着いてみると、確かに新しくきれいな夜市だった。

でも、恐ろしいほどのお客の数。

オープン席は空き待ちで、通路にも人は溢れている。

やっとの想いで席を見つけたのだが…落ち着けなかった。

『肉乗せ焼うどん』を食べたけど、食べきれずにギブアップ。

なんとなく六合夜市が恋しくなって早々に退散した。


旗津あれこれ

2013-09-22 00:37:40 | 2013年8月 高雄・台北

旗津海鮮街を抜けると 大きな蟹のオブジェが現れる。

その向こうには 旗津の海水浴場の 黄色いパラソルがみえた。

見慣れた海水浴場の光景だが…

その横には「遊泳禁止」の看板があった。

旗津で観光三輪自転車に乗った。

漕ぎ手は 日本語が分かるというおじいさん。

でもこちらの言うことはほとんど通じない。

やっと通じたのが 『時間はどれくらいかかるの?』と言うこちらの質問。

その答えは 「ニジュウジカン」…

たぶん20分のつもりだろう。

このじいさん、私と妻を乗せて 旗津の町を廻ってくれた。

ただ、登りの道もあって 前かごからタオルを出して汗を拭き拭き漕いでいた。

なんか老人虐待のような気がして楽しめなかった。

旗津の灯台と砲台跡に行った。

市街地から歩いていけるが かなりきつい上り坂だった。

砲台跡はいわゆる廃墟。

でも、寂れ具合がちょうど良い感じで 訪れる者の心を癒す。

大砲をかまえたと思われる部屋や 

武器弾薬を保管していたと思われる部屋がある。

そして中庭の隅には 残された樹が無造作に繁っていた。


旗津は美味し!

2013-09-15 23:36:33 | 2013年8月 高雄・台北

フェリーポートから海岸までの大通りが 旗津のメイン通り。

特に天后宮からの100mほどは 通りの両側に海鮮レストランが並ぶ。

通りの名前は そのものずばりで『海鮮街』という。

 ← 店先

店先の新鮮な魚貝は 大量の氷の上に並べてある。

市場好きの私にとってこの光景は垂涎もの。

呼び込みのおばさんに誘われる前に 美味しそうなものを物色していた。 

 ← 店内

この店は 選んだものの調理法も指定できるという。

でも、今回の空腹は拘りがあるわけではない。

だからおばさんの「コレ ユデル オイシイ」で決まり。

 ← ワカメの炒め物

さっきまで水槽で生きていたエビはシンプルに茹でただけ(先頭の写真)。

これがまた最高に美味しい。

ひたすら皮をむき タレをつけて食べた。

食べて ビールを飲んで また皮をむいて 食べた。

素材の美味しさはもちろんだが

少しの空腹と 楽しい旅の記憶が 最高の調味料になる。 

 ← シャコ(焼き)

 


旗鼓フェリー

2013-09-13 22:17:20 | 2013年8月 高雄・台北

本島側の鼓山と半島側の旗津を結ぶ 旗鼓フェリー。

地元の人や観光客で 毎便ほぼ満席になる。

混んでるときは 2,3便待つことになるそうだ。

でも、フェリーはひっきりなしに来るから 待ち時間は少ない。

 ← 鼓山フェリーポート

フェリーは2階建て。

1階はバイク・自転車の客用で 2階は歩きの客用になっている。

2階は冷房の効いた船室もあるが デッキで風に吹かれていてもよい。

 ← 旗津フェリーポート

料金は1人1回乗船が15元。

乗船時間は 5,6分程度。

私が乗った日は波一つない穏やかな海面で 揺れもなく静かにフェリーが進んだ。

 

旗津の美味しい海産物をいっぱい食べることを考えながら …

行きのフェリーでは 気持ちが少しずつ昂ぶっていった。

美味しかった味や町の風景を頭の中に叩き込みながら …

帰りのフェリーでは 疲れた身体をカームダウンさせた。

海や川を渡るフェリーという乗り物は 

陸の記憶を整理させてくれる効果があるのかもしれない。


蓮池潭に吹く風

2013-09-08 21:51:25 | 2013年8月 高雄・台北

【五里亭】

蓮池潭の五里亭は 湖畔から延びたまっすぐな通路の先に建っていた。

黄色の提灯が並ぶ通路の先の 赤い中華風の東屋は何とも絵になる光景だ。

五里亭の2階に上がると 心地よい風が旅の疲れを癒してくれる。

 ← 五里亭

五里亭のある湖畔には2基の塔と観音菩薩様を乗せた龍がある。

2基の塔は春閣と秋閣で 武聖・関羽を祀って建てられた。

2つを合わせて 春秋閣と呼ばれている。

龍は、その大きく空いた口から体内へ入ることができ

体内には観音様の教えなどが絵で示されていた。

 ← 春秋閣

 ← 龍の上の観音様

 ↑ 春秋閣の道を挟んだ向いには 本殿である啓明堂がある。

【北極玄天上帝像】

蓮池潭の湖上には巨大な閻魔様?のような像があった。

この像は 北極玄天上帝 といい 北斗七星の神様だそうだ。

外敵との戦いに明け暮れた歴史を持つ民族には 四方の守り神を祀る習慣がある。

そのうちの北方の守り神として崇められている神様だ。

ちなみに 東は青竜 南は朱雀 西は白虎 という神がいて 

あわせて『四神』と言われているのだ。