吾輩はインコ也

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無題

2020年11月06日 21時28分59秒 | 近況
ホントは今日は、三日目の釣りのことを書こうと思ったんだけど
考えてみれば大した釣果も無かった(良かったのはクエの赤ちゃんが釣れたくらい^^;)
なのでえ、二日目の釣りまで書いてや止めておきますね~(笑)

はて? 其れでは何を書こうかと思案中で御座います^^;
まぁ、世間では、又、コロナの拡大で色々と大変な事になってきそうな様相ですが・・
我が熊本県は人口比率で言えば未だに全国で三番目に多い県になっておりまする 最近では一日の感染者数が
福岡県を追い越したりして可成り心配な状態なんですがー
さてこれから気温が下がってくればどうなることやら・・
実は、先日もテレビで見たのですが「腎臓疾患」が有る人は感染しちゃえば助からないとか・・・
私も腎臓疾患者なのであまり外へ出ないようにして出来るだけ生活していかなくちゃと考えております
まぁ魚釣りとちょっとした食料品の買い物と銀行くらいしか行かないつもりなんだけどぉ ちょこちょこと病院へ
行かなくちゃならないのがとても心配だなー 
自分で精一杯用心して感染しちゃったら、それはそれで仕方の無い事かと・・覚悟を決めてもおりますが^^;

えっとぉ・・ 今日は、久しぶりと言うよりかなり昔の知人に会いました。
私が中学生の時の同窓生だったのですが・・・
銀行に少し用事があって行内のソファーに座っていたときのことです 私の耳に〇〇さ~ん
〇〇留夫さ~ん と呼ぶ声が聞こえました。
「おやっ。確か中学の時の同窓生にも同じ名前が居たなぁ」なんて思って見ていたら何とその同窓生だと直ぐ分りました
恐る恐る「あのぉ、もしかして〇〇中学卒業では有りませんか?」と尋ねたら私の顔を見て「おおっ、〇〇君ね~」
そう言ってお互いに相手を確認しあって色々と話しました。
会話の中で彼は現在、建設会社の社長をしていると言った。
私も知ってる県内ではある程度名の知れた会社なのだが 何でも前会長に凄く気に入られ可愛がられたそうだ。
そして最後には孫娘と結婚して前社長の後を継ぎ社長に上りつめたらしい。
私は驚きと共に彼の昔の姿をありありと思い出していた。
彼は、私が祖父母の家に預けられて中学校に通っていた頃(凄い田舎町だった)
農家の実家の手伝いで ちょこちょこと学校を休んでいた 聞くところによると大根を洗ったり
色んな作業を手伝っていたようだ。
失礼な言い方だが彼の家は貧しくて幼い頃から貧道の生活を強いられ 友達と遊んだりもあまり出来ず
学校が終われば真っ直ぐ家に帰り家の作業を手伝っていた。
着ている物もつぎはぎがしてあったりして容姿もあまりパッとしない方で 同級生達からもいつしか
相手にされなくなっていて 中には貧道で有ることを、いやしみ、罵り馬鹿にしてからかったりする者や
嫌がらせをする生徒もいた。 家は学校の直ぐ下で放課後、帰る時にはちょくちょく彼がリヤカーを
引いて農道を行く姿も見かけた。 その姿を見て馬鹿にする者 嫌な者を見たという感じで避けて
通る女子生徒やら色々だった。 何を隠そう 私もその一人だったのです

今思い出せば、彼がそんな私達をよそ目で見ながら黙って黙々とリヤカーを引く姿を何で馬鹿になんかしたのだろうと
恥ずかしい気持ちになる 兎に角彼は真面目で無口で頑張り屋だった
今、思うのは彼はあの時、今に見て居れと思っていたのだろうと・・・
兎に角、真面目一本槍で・・考えると非の打ち所の無い人物だったみたいな気がする
大きな事を言うわけも無く 無駄な口は利かない
私が未だ中学生だったのでそういう事に気づかないでいたのだろう・・

前会長は、そんな真面目な彼の姿を見て中学卒業で入社した彼を育てて腹心にしたのだろうとなー
なんとなく、いやなんとなくでは無く 絶対にそうだと確信する

私は法華経の僧侶であるが
「法華経の行者は貧道なるゆへに国こぞってこれをいやしみ候」と言う言葉がある
先の妙楽大師・不軽菩薩の如く、外は醜く賤しくとも、その奥の心の中は尊いと示されている
今更ながら、あの時の、外のみを見てた己の愚かさを感じている。その内なるものを見る事が仏法だと
あらためて教示された思いだった

将来には自分より出世出来る人かもしれない 決して 人は人を貶んだり卑しんだりしてはならない
私は、此を改めて息子達に言い伝えなきゃと思った・・・

彼とは又再会を約束して別れた 私が僧侶をしていると言ったらぶったまげていた(笑)

と言うところで今夜は終わりますねぇ~ 其れでは皆様明日も楽しい一日に成りますように~
おやすみなさい~^-^/zzzz