今日9月1日は、関東大震災の発生から100年目の日。自分らの子どもの頃は大震災と言えばこの日だった。そして阪神淡路大震災、東日本大震災から加わった。地震は突然起こる、ある程度の備えは必要、やはりこの日を忘れてはいけない。
↓↓
組合員約900名のそごう・西武労働組合は8月31日に終日ストライキを行ない、経営側に百貨店事業の今後の見通しや雇用の維持について説明を求めていたが、残念ながら双方が交渉のテーブルにつくことはなかった。
そして、「そごう・西武」を傘下に持つ「セブン&アイ・ホールデングス」はアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」への売却を本日9月1日付で行なうと発表、正式に売却が決まった。
「そごう・西武」については、ここ春日部市でも、7年前の2016年2月に「西武春日部店」が30年の歴史にピリオドを打った。今でもあの寂しさを忘れない。以来そごう・西武は嫌いになった。
その後、柏市やつくば市などでも同百貨店の閉店が相次ぎ、今更驚きはないが、買い物をしたことのある店舗が無くなるのはやはり寂しい。池袋駅東口と言えば「西武百貨店」だったので尚更である。
百貨店事業は時代の流れに抗することが出来ず、ビジネスモデルとしてはオワコンと言われている。特にそごう・西武は外商が弱いのか、商売が下手である。
消費者のライフスタイルの変化について行けず、長年苦戦が続いていた。特にそごう・西武はその傾向が顕著で、百貨店事業の売却先を探していたが、難航、ようやくアメリカの投資ファンドに決まった。
なお、そのファンドは日本の家電量販大手の「ヨドバシHD」に3000億円弱で譲渡したらしい。
今後、家電量販店として池袋東口の顔となれるかそれはわからないが、時代の大きな流れ、誰もそれを止められない。それにしても、いつもながらのお客様、消費者不在の譲渡劇、そんなの関係ないのかな。
組合員の皆さんはどうなるのだろう。学生の時以来久しぶりのストライキ、でも少し遅かったかなと思う。やるならもう少し早く、今後の動向を注視していきたい。
今日も良い一日を・・・
備考:画像は「©️いらすとや」さんで。