今日は秋晴れ、穏やかな一日になりそうだ。秋はこうでなくてはね。
中東では戦争状態で、世界が混沌としてきた、やはり平和な日本が一番、日本人に生まれてつくづく良かったなぁと思っている。
さて、地元埼玉県の"子ども放置禁止“条例改正案については、昨日記事をアップしたが、自民党県議団は急遽条例案を取り下げると発表した。
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この条例改正案、あまりにも反響が大きく、加えて反対の声が圧倒的だったので、取り下げることになったらしい。
理念や趣旨はそれほど悪いとは思わないが、やり方があまりにも拙速で、これでは県民の理解を得ることは到底無理だろう。
日本の一般家庭は共働きが多く、子ども一人で置くことが全て虐待とされるのはやはり乱暴と言わざるを得ない。
そう言われたら我が家も子どもたちだけで留守番をさせたことがしばしばあったので今だったら間違いなく条例違反の親である。
しかし、国際的には子どもの放置は虐待と言われるので、満更無理筋の話ではないとは思い評価していた。
外国人から日本は安全な国と、賞賛される日本の安全神話はもはや崩れつつあるので、やはり何らかの対策が必要だろう。
学校の登下校にスクールバスを走らせるのか、ベビーシッター制度を拡充するか、育休をさらに増やすか、それとも親が仕事を辞めるか、いずれにせよ金もかかるし、人手も要る。
実際のところ、ひとり親家庭などでは、親が仕事辞めることは死に等しく絶対無理であろう。
今回のような条例を制定するのであれば、まずセーフティネットを先に設ける必要があり、やはり条例ありきでは県民の理解は得られない。
一方、このような動きをマスメディアがよってたかつて潰すのも違和感を感じる。諸外国で子ども放置は虐待とされているが、日本では安全神話を信じ放置を是とする。これでいいのかな。
そして、子の人権に関して日本人は少し意識が低いのかもしれない。故ジャニー喜多川氏の性加害の問題のように、いずれ海外から指摘されて初めて子どもの放置は虐待なのだと認識することになるのだろう。
そして、今回の一件が日本人の意識改革の始めの一歩になるかもしれない。
なお、自民党県議団の失態をすぐキッシーに結びつける輩、何なのだろうな。関係ないだろう。
テレビは批判一辺倒ではなく、子ども放置について、海外と比較してもう少し深掘りして欲しかったと思う。日本のテレビ局が無理ならBBCにでも頼むしかないかな。
今日も良い一日を・・・