今日は晴れていて、気持ちの良い朝だった。
いよいよ4年に一度のアメリカ大統領選挙投票日、日本のテレビ界隈もしばらく騒々しいだろう、他国の選挙なのにねぇ・・・
◆闇バイト事件多発
ここ数ヶ月世間を騒がせている、闇バイトと称される若者たちの犯罪、ようやくリクルーター役の若者が逮捕されたが、その上の指示役や本家本物の首謀者は未だ捕まっていない。
翁が日時的に遊んでいる『ポケモンGO』にも「GOロケット団」という悪巧みの組織があり、したっぱ→リーダー→ボス「サカキ」とランクがある。
いつも闇バイト強盗のニュースを見るたびに不謹慎ながら「したっぱ」ばかり捕まえても「リーダー」、その上のボス「サカキ」を捕まえないことには、リワード(ご褒美)は貰えないんだよね、と思ったりしている。
指示役や首謀者はもしかしたら海外にいるかも知れないが、とにかく早く検挙しなくては我々年寄りはおちおち夜も安心して寝られない。
ところで、なぜこんな危険を冒してまでしたっぱ(実行役)として犯行におよぶのだろうか、実行役の多くは20代後半から30代前半の若い人たちで、しかもほとんど無職でカネに困って闇バイトに応募したという。
真面目に働く気があれば今はどこでも人手不足なので仕事には困らないと思うが多分現実はそんなに甘くないのであろう。
翻って政治の世界をみれば、所得税の非課税ライン103万円を巡って賛否両論あーでもないこーでもないと議論されている。
早速、政府や財務省界隈が103万円から178万円に引き上げると約7.6兆円の税収減となると防戦し始めた。
マスメディアもその尻馬にのり、金持ち優遇だーと玉木代表や国民党を批判している。なんだかなぁ、扶養内で働く女性や学生さんの手取りを増やすことが何故そんなに批判されるのか全くわからない。
また、闇バイトに手を出し実行役として犯行に及ぶ若い人たちをまるで人間のクズみたいに扱い、カネに困っているのは自己責任だ、自業自得だと切り捨てるのは極めて簡単だが、果たしてそれで良いのかな?
その遠因はよくわからないが、コロナ禍でバイト先が無くなったりしたのかもしれない。ギャンブルなどで借金して首が回らなくなったのかもしれないと想像を巡らす。
いずれにせよ、根本から対策を打たないと闇バイトに手を染める若者は減ることはないだろう。
国民党が主張している若者の手取りを増やす政策、叩かないで真摯に耳を傾け具体化への道を議論してほしい。
甘いかもしれないが、手取りを増やして困窮する若者を一人でも減らすことも政治の責任ではないだろうか?
若い人たちの手取りを増やし悪い事に手を出してしまわないようになれば年寄りも安心して眠ることが出来る。
現在放送中の朝ドラ『おむすび』で、祖父の永吉さんが「野菜も人間もクズなんて無い」と名言を・・・
そうだよね、生まれた時からクズな人はいない、クズのようになるのは、学校教育、親の育て方、就職失敗、そして世の中の諸々な社会的要因など様々だろう。
別に闇バイト強盗に手を染めた若者たちの擁護するつもりはサラサラないが起こった事件ばかり報道しないでそれに至った原因にもスポットを当ててほしい。
今日も良い一日を・・・