翁の徒然なる日々

日々是自遊

本格的な夏到来そして・・・

2022-08-08 19:30:00 | 四方山話
◆平和の尊さ
暑い暑いと言っているうちにまもなくお盆を迎えます。そして、お盆が近くなると、毎年、平和の尊さを思い知らされます。

一昨日8月6日は、77年前の広島に原爆が投下された日でした。そして9日は長崎に。
今年の広島平和記念式典には、国連のグテーレス事務総長も出席、核のない世界の実現を訴えました。

特に今年はロシアのウクライナ侵攻や目下台湾海峡が緊張を増すなど、戦争勃発の危機感が例年に比べて高まっています。

しかし、米国、英国、中国、ロシアなどの核保有国、そして、ミサイル発射や核実験を繰り返す北朝鮮、それらの国の主導者の耳には、残念ながら、平和を願う人々の声は届かないようです。 
そして、

◆高校野球
夏と言えば、第104回全国高等学校野球選手権大会、今年も甲子園の暑い夏がやってきました。今年は一昨日8月6日が開会式でした。

しかし、選手など関係者に新型コロナウイルス感染者が出た学校も数校あり、何となく今大会も不安な舟出となりました。

最近、ほとんど野球を見ませんので、開会式の様子はニュースで少し見るだけでしたが。開会した以上決勝戦まで無事に終わって欲しいと思っています。

地元埼玉県からは久しぶりに聖望学園が出場します。その試合だけはテレビ観戦しようかなと思っています。一つでも多く勝って悔いのないように戦ってほしいですね。
そんな中、

◆なんでだろう~
高校野球はあくまで高校生の一部活であり、他の部活の全国大会もあるのに、なぜNHKや民放のBS朝日が特別扱いして野球だけ全国放送するのか。

また、昨夏のオリンピック2020大会開催に社説で反対したA新聞社がなぜ臆面もなくコロナ禍の大会を主催するのか。春の選抜高校野球はM新聞社ですよね。 

◆テレビ放映権料は 
そして、なんとNHKや民放BS朝日はテレビ放映権料を高野連に支払っていないことを最近知りました。

つまり仕入れはタダで収入(NHKは受信料、民放はスポンサー広告料)を得ている。一方で、全国高等学校野球連盟(高野連)の主な収入は試合の入場料だけだそうで、観客は入場料を払わないといけません。

また、各県の代表校は、出場経費の多くを後援会やOBの寄付に頼っており、勝ち進むと資金的な負担も増す、と聞いたことがあります。

尤も阪神甲子園球場の球場使用料はタダだそうで、これでは雨が降ってもドーム球場などの使用料の高いところでは開催できませんね。

したがって、高校球児は酷暑の中、甲子園球場でプレイするしかありません。尤も出場する球児たちは寧ろそれを名誉として望んでいるので、誰も異論を唱えません。

優良コンテンツならば
もし、NHKや民放が高校野球を優良コンテンツと思うならば、放映権料を払い、スポーツビジネスとしてキチンと放送したほうがいいように思います。

高野連の入場料依存も多少は解消されますし、更には、代表校や関係者の負担も少しは軽減されて、無理のない大会運営ができるような気がします。素人考えかもしれませんが、すみません。

しかし、大会を主催(春も夏も)し、販促に利用する大手新聞社、試合をタダで中継放映してあげているとするテレビ局、球場を無償で貸与してあげているとする阪神甲子園球場、戦前の全国中等学校優勝野球大会からほぼ100年、ほとんど変わらぬ構図で、野球の普及のため、教育のためといった表向きの名目を良いことに、既得権益にどっぷり浸かり、いわば子どもたちを利用してビジネスをしている、私にはそう見えます。違ったらすみません。

勿論、多くの熱心な高校野球のファンの方は、私のような偏屈な見方はせず純粋に球児のプレイを楽しんでいらっしゃると思いますが、2年間のコロナ禍での大会中止、無観客試合の実施などで高野連が資金的に苦しんでいるという話を聞くと、なんでだろう~とふと思ってしまいます。

最早、興行化し、プロ野球の秋のドラフト会議の品評会のようになっている高校野球、オリンピックについてはやれ商業主義とか金儲け主義とか散々批判するくせに高校野球はお涙頂戴で美化するメディア。これまたなんでだろう~。 

ちょっと恨み節
最後に、平日午後4時30分から朝の連続テレビ小説朝ドラの再放送が行われており、今は、松嶋菜々子さん主演の『ひまわり』が再放送されています。

朝のNHKBSでの再放送『芋たこなんきん』同様、毎日楽しみしていましたが、午後の再放送枠は、国会中継、大相撲中継、そしてこの高校野球中継期間中は、再放送されず、大会終了後(8月22日以後)に繰り延べされています。

一朝ドラファンとしては高校野球が恨めしくさえ思っています。
そして、大会が雨天で中止や順延にならずに予定通り無事終わることを祈っています。

以上、いつもの戯言です。どうぞご放念ください。

終わり


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