国税庁が、タックスヘイブンに財産を有する日本人のリストを大量入手し、分析しているという記事。
「国税庁は、カリブ海のケイマン諸島などタックスヘイブンと呼ばれる国や地域に財産を持つ日本人のリストを大量に入手し、脱税が疑われるケースなどがないか調査していくことを明らかにしました。」
「国税庁のこれまでの分析では、シンガポールのほか、ケイマン諸島や英領バージン諸島、南太平洋のクック諸島に財産や会社を持っている日本人の氏名や住所が確認できたということです。」
3日の日経でアップルの租税回避が特集として取り上げられるなど、このところ、税金問題に焦点が当たっているようです。
日経の特集ではこの本の著者へのインタビューも掲載されていました。
タックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書) 志賀 櫻 by G-Tools |
NHKの記事でもふれていますが、こういう制度ができています。
国外財産調書制度に関するお知らせ(国税庁)(再掲)
ドイツ:顧客リスト入りCDで脱税摘発 富豪ら次々に自首(毎日)(再掲)
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