「蜜雲」とは仏教用語です。 長い間雨が降らず、全てのものが乾ききってしまいます。大木はまだしも、根元の小さな木や草は今にも枯れそうです。そんな時に、彼方に黒い雲が湧き立ち、雲が雨粒を降らせてきました。 これを「蜜雲」、恵みの雨と言うそうです。 昨日は東京は久しぶりのにわか雨が何度かあったようです。 雨の後の冷気は秋きたるを思わせたそうです。 当地では、「蜜雲」を思わせる様な雲が山に掛りましたが残念ながら雨らしい雨は降りませんでした。 仏教の教えは、雨はどの草木にも平等に降り注ぎます。しかし草木は大きさ、種類に応じたうけ方で雨をうけます。種類は様々でも、吸収の仕方、成長の仕方でそれぞれに花を咲かせ実をつけます。 仏教の教えは、救いは常に誰にでもわけ隔てなく注がれますという話です。 「悪いことをした人にも?注がれておりますが、罪という傘をさしているので、その罪を償わなければ注がれることはない!」そうです。 このお話は、山梨県のあるお坊さんからのたよりから引用しました。
恵みの雨はいつまでも待ちます!いらない雨「豪雨」とか「いまだかって経験した事のない雨!」は遠慮したいですね!
2012-9-3 蜜雲待ちの武川! 甲斐駒村上小屋 No.166
昨日の夕方!