二年前の春、思いつきで「大阪造幣局の桜」を見たくなり出掛けました。 見事な桜に感嘆しきり。 翌日も思いつきで古い仏様で一番すきな、「阿修羅」に会いに行きました。 勿論、最も人気のある仏像ゆえ、興福寺国宝館は見学者でいっぱいでした。
「阿修羅」 きゃしゃな体つきの清純な少年!(女性かと思っておりました)三つある顔は表情が違います! 正面の顔は遠くを見つめて祈っている。眉をひそめた目はどこか陰を帯びている。 右の顔は唇をかんで何かを悔やんでいる。 左の顔は意志的で決意を固めた風である。 6本ある手は正面で合掌し、あるいは頭上に上げて何かを捧げ持とうとしている。これらは寺社がくれたカタログに書かれておりました。 人垣の後ろからそっと(本当はうるさい中!)見ましたが、顔はあの「夏目雅子」に似ていると思いました。 もし、この場で独りで対面したら、元は古代インドの邪神で釈迦に教化されて仏法の守護神になった八部衆の一人ゆえ、怖さが先にたつのではないかと思いました。 少し古いお話ですが?
2012-9-17 三連休、最後の日!さて、何するかな? 甲斐駒村上小屋 №.179