よかったら、コチラのNo.1 からどーぞ。
★夕焼け+スピッツ+「ロックバンドです」
6時、まだ明るいけれど、日射しが少し優しくなって、風も心地よい・・・という頃に、スピッツ登場です。
ここだけ、セットリスト書けます
01 放浪カモメ はどこまでも
02 チェリー
03 夏の魔物
04 つぐみ
05 ビギナー
06 そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸のカバー)
07 渚
08 トンガリ'95
09 けもの道
10 空も飛べるはず
スクリーンに「NEXT ARTIST SPITZ」の文字が出た瞬間に「ウウォー!」という声。
そしてメンバーはいつものように、ぞろぞろ(笑)と出てきて。草野が軽く頭を下げて片手を上げていたけど、決して夏のロックフェスに合うパフォーマンスじゃない。
田村は黒と白にチャックシャツ、草野は黒のハット(一瞬、ACIDMANのボーカルに借りてきたの?なんて思ってしまった)に、小豆色のポロシャツ(これをオシャレと見るか、うーん、どうなの?と見るかはそれぞれでしょう)。
「こんにちは、スピッツで~す」で始まったのが、「放浪カモメ」。おお、これで来ましたか! 最初、ちょっと音のバランスが悪いように感じられたんだけど(私の錯覚?)、次第に安定してきた。最初から田村君、飛ばしています。崎ちゃんの笑顔もスクリーンに映る。
左右の二人がステージのそでまで行って演奏する。ああ!とため息がもれる。
「夏の魔物」は昔から大好きな曲。かわいいし、でも「殺してしまえばいいとも 思ったけれど」なんて若い残酷さも隠し持つ初期スピッツらしい楽曲。スクリーンに映るメンバーにどこか余裕も感じてしまう(勘違いかもしれないけど)。
そして「チェリー」。やっぱり彼らの代表曲なんだなあ。いつものツアーでは聞かれないような拍手とため息と「おー!」という歓声が広がっていった。みんなが知っている歌、みんなが最後までちゃんと歌える歌なのかもしれない。遠くを見渡すようにしているテツヤの優しい表情が印象的。
草野の声も本当にのびやか。完璧に回復したんだな、と実感しました(聴くまでは、誰もが安心できなかったかも)。
続いて、新曲2曲。「ビギナー」の高鳴りが気持ちよく大空に広がっていく感じ。きれいなメロディーだけど、バンドサウンドは重くてがっしり。
スクリーンに田村+テツヤの手元、指先が大写しになって、なんだか感動してしまった。かっこいい! 「ビギナー」のタッピングをこの目で確認しました。
そして、夏恒例のカバー曲、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」。実は、この曲、そんなに聴いてこなかったので、最初、ん?新曲?って。だけど、歌詞がすごく具体的に光景がわかる感じのリアルな言葉の羅列なんで(でも、すごくいい歌詞だ!)、なんか草野っぽくないなあとは思っていて、で、「そして僕は途方に暮れる♪」の部分で、さすがに私も気づいた、大沢誉志幸のカバーだってね。
歌詞以外は、なんだかもう「スピッツの曲」って感じで、違和感なかったもの。歌唱もアレンジも演奏も完璧でした。せつなくて、いい歌だな。
そのあとで、「新曲じゃないです。この曲知らなかった人?」と草野が言ったら、パラパラと手が上がっていた。
「夏にふさわしい曲で『渚』という曲を」という曲紹介でも、歓声があがっていた。イントロで盛り上がる。崎ちゃんのロックなドラムがこの爽やかな曲をぐっとロックにしてくれる。
そして、「とんがり'95」~「けもの道」は、ロックバンド スピッツの真骨頂。「とんがり」が終わり、すぐに田村のベースがギュイ~ンとうなって「けもの道」へ・・・という感じが新鮮だった。
「けもの道」はホントにいつ聴いても完璧な演奏。「スピッツの曲は10曲中8曲まではまったり・・・と思ってたけど、実はあなどれないんだぞ」という若者の声を思い出す。
そしてラストは「空も飛べるはず」。イントロだけで誰もがキュンとなれる曲。こういうフェスでのラストにこれをチョイスするところが、スピッツの優しさだと思うよ。
25歳以上はきっと、幸せな気分で90年代半ばの自分を思い出したかもしれないね。
少しですが、思い出せる限りのMCを。ニュアンスだけ感じてください。
まったりなMCのあとで、「こんな感じで戸惑っている方もいらっしゃるかもしれませんが」なんて言ったり、「このフェスに出ているんで、スピッツは(実は)ロックバンドです」なんて、いまさらながらの宣言をしてみたり。ああ、ゆるい・・・。
「コール&レスポンスとか、ないんですよね。憧れてはいるんだけど」と言いつつ、何を歌いだすかと思いきや、
「別れても~(別れても~♪) 好きな人~(好きな人~♪)」だと。みんなちゃんと「レスポンス」してくれてたっけ。
テツヤがすかさず「(これ知ってるなんて)若くないな」(笑)。
カバー曲の「そして僕は途方に暮れる」を知っている人が少なかったとき、「別れても~」は知ってるのに?とまたまたテツヤが突っ込んでいました。「ROCK IN JAPAN FES.でこれを聴けるっていうのは、ある意味すごいよ」って。ホントだ。
「夏のいい出会いはありましたか?」と言ったあとで、「俺、人生でたった一度だけ、ナンパしたことあるんですよね」。「こんなヘタレな男なんですが」とも自虐的に言ってたな。
ところがたった一度のナンパで、相手の女の子の歯に青のりがついているのが気になって・・・、ダメだったそうです。
「そういうときはそんな小さなことは気にしないで、遠くの空を見るとか・・・」って。「おじさんからのアドバイス」を。
最後、「ありがとうございました」のあとで、「幸せ、祈ってるぜ!」でしめてましたね。
熱くて、それでいて彼ららしい風を吹かせて、ステージを去っていきました。
途中、ステージの斜め後方に淡い夕焼けが広がって、ちょっと心が震えました
。
★スピッツとトリを争った(笑)ユニコーン
ラストはいよいよユニコーン。待っているオーディアンスのうれしそうなワクワクな顔、顔、顔・・・。
登場したユニコーン。みんなヘン(笑)。奥田くんなんか、金髪のいでたち。衣装も・・・。え、ベイシティロラーズ?
「来日した・・・ユニコーンです」って言ってたし。「衣装のことは忘れてくれていいです」みたいなことも。目に前にしてて忘れられるわけないよ。インパクト強すぎ。
再結成後の楽曲はあまり知らないのだけど、「WAO!」は結構好き。遊び心と楽しさと、やっぱうまいな、という感想がついつい漏れてしまう。
「命果てるまで」や「与える男」を聴くことができたなんて。懐かしい・・・。
本編の最後は「大迷惑」から、たぶん新曲へ。「大迷惑」の盛り上がりが尋常じゃなかったです。メンバーも観客も。
そしてアンコールは「ヒゲとボイン」。ああ、奥田民生の歌詞のおもしろさ。当時、同じテーマでミスチル桜井が書いたら、全然ちがうシニカルさが出たんだろうな、なんて想像したっけ。
ゆるいMCより。
「この場に呼んでくれてありがとうございます。最後までスピッツとトリを争っていましたが・・・、こっちがデビューが早いんで。・・・売り上げとかは関係ないです」
「この夏はイベントだけ出ています。これから、こんな形でやったりやらなかったりするんじゃないかと。ま、見かけたらスピッツ同様、よろしくお願いします。見かけたらでいいんで」
いやいや、トリはやっぱりあなたたちでしょ! そういうことを大いに納得させられた、ホントに楽しいステージでした。
メンバーがみんな個性豊かでとんがっているっていうのも、スゴイ
。



上はGRASS AREAにあったアーティストのスタンプ。
ピント、合ってません・・・。
★夕焼け+スピッツ+「ロックバンドです」
6時、まだ明るいけれど、日射しが少し優しくなって、風も心地よい・・・という頃に、スピッツ登場です。
ここだけ、セットリスト書けます

01 放浪カモメ はどこまでも
02 チェリー
03 夏の魔物
04 つぐみ
05 ビギナー
06 そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸のカバー)
07 渚
08 トンガリ'95
09 けもの道
10 空も飛べるはず
スクリーンに「NEXT ARTIST SPITZ」の文字が出た瞬間に「ウウォー!」という声。
そしてメンバーはいつものように、ぞろぞろ(笑)と出てきて。草野が軽く頭を下げて片手を上げていたけど、決して夏のロックフェスに合うパフォーマンスじゃない。
田村は黒と白にチャックシャツ、草野は黒のハット(一瞬、ACIDMANのボーカルに借りてきたの?なんて思ってしまった)に、小豆色のポロシャツ(これをオシャレと見るか、うーん、どうなの?と見るかはそれぞれでしょう)。
「こんにちは、スピッツで~す」で始まったのが、「放浪カモメ」。おお、これで来ましたか! 最初、ちょっと音のバランスが悪いように感じられたんだけど(私の錯覚?)、次第に安定してきた。最初から田村君、飛ばしています。崎ちゃんの笑顔もスクリーンに映る。
左右の二人がステージのそでまで行って演奏する。ああ!とため息がもれる。
「夏の魔物」は昔から大好きな曲。かわいいし、でも「殺してしまえばいいとも 思ったけれど」なんて若い残酷さも隠し持つ初期スピッツらしい楽曲。スクリーンに映るメンバーにどこか余裕も感じてしまう(勘違いかもしれないけど)。
そして「チェリー」。やっぱり彼らの代表曲なんだなあ。いつものツアーでは聞かれないような拍手とため息と「おー!」という歓声が広がっていった。みんなが知っている歌、みんなが最後までちゃんと歌える歌なのかもしれない。遠くを見渡すようにしているテツヤの優しい表情が印象的。
草野の声も本当にのびやか。完璧に回復したんだな、と実感しました(聴くまでは、誰もが安心できなかったかも)。
続いて、新曲2曲。「ビギナー」の高鳴りが気持ちよく大空に広がっていく感じ。きれいなメロディーだけど、バンドサウンドは重くてがっしり。
スクリーンに田村+テツヤの手元、指先が大写しになって、なんだか感動してしまった。かっこいい! 「ビギナー」のタッピングをこの目で確認しました。
そして、夏恒例のカバー曲、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」。実は、この曲、そんなに聴いてこなかったので、最初、ん?新曲?って。だけど、歌詞がすごく具体的に光景がわかる感じのリアルな言葉の羅列なんで(でも、すごくいい歌詞だ!)、なんか草野っぽくないなあとは思っていて、で、「そして僕は途方に暮れる♪」の部分で、さすがに私も気づいた、大沢誉志幸のカバーだってね。
歌詞以外は、なんだかもう「スピッツの曲」って感じで、違和感なかったもの。歌唱もアレンジも演奏も完璧でした。せつなくて、いい歌だな。
そのあとで、「新曲じゃないです。この曲知らなかった人?」と草野が言ったら、パラパラと手が上がっていた。
「夏にふさわしい曲で『渚』という曲を」という曲紹介でも、歓声があがっていた。イントロで盛り上がる。崎ちゃんのロックなドラムがこの爽やかな曲をぐっとロックにしてくれる。
そして、「とんがり'95」~「けもの道」は、ロックバンド スピッツの真骨頂。「とんがり」が終わり、すぐに田村のベースがギュイ~ンとうなって「けもの道」へ・・・という感じが新鮮だった。
「けもの道」はホントにいつ聴いても完璧な演奏。「スピッツの曲は10曲中8曲まではまったり・・・と思ってたけど、実はあなどれないんだぞ」という若者の声を思い出す。
そしてラストは「空も飛べるはず」。イントロだけで誰もがキュンとなれる曲。こういうフェスでのラストにこれをチョイスするところが、スピッツの優しさだと思うよ。
25歳以上はきっと、幸せな気分で90年代半ばの自分を思い出したかもしれないね。
少しですが、思い出せる限りのMCを。ニュアンスだけ感じてください。
まったりなMCのあとで、「こんな感じで戸惑っている方もいらっしゃるかもしれませんが」なんて言ったり、「このフェスに出ているんで、スピッツは(実は)ロックバンドです」なんて、いまさらながらの宣言をしてみたり。ああ、ゆるい・・・。
「コール&レスポンスとか、ないんですよね。憧れてはいるんだけど」と言いつつ、何を歌いだすかと思いきや、
「別れても~(別れても~♪) 好きな人~(好きな人~♪)」だと。みんなちゃんと「レスポンス」してくれてたっけ。
テツヤがすかさず「(これ知ってるなんて)若くないな」(笑)。
カバー曲の「そして僕は途方に暮れる」を知っている人が少なかったとき、「別れても~」は知ってるのに?とまたまたテツヤが突っ込んでいました。「ROCK IN JAPAN FES.でこれを聴けるっていうのは、ある意味すごいよ」って。ホントだ。
「夏のいい出会いはありましたか?」と言ったあとで、「俺、人生でたった一度だけ、ナンパしたことあるんですよね」。「こんなヘタレな男なんですが」とも自虐的に言ってたな。
ところがたった一度のナンパで、相手の女の子の歯に青のりがついているのが気になって・・・、ダメだったそうです。
「そういうときはそんな小さなことは気にしないで、遠くの空を見るとか・・・」って。「おじさんからのアドバイス」を。
最後、「ありがとうございました」のあとで、「幸せ、祈ってるぜ!」でしめてましたね。
熱くて、それでいて彼ららしい風を吹かせて、ステージを去っていきました。
途中、ステージの斜め後方に淡い夕焼けが広がって、ちょっと心が震えました

★スピッツとトリを争った(笑)ユニコーン
ラストはいよいよユニコーン。待っているオーディアンスのうれしそうなワクワクな顔、顔、顔・・・。
登場したユニコーン。みんなヘン(笑)。奥田くんなんか、金髪のいでたち。衣装も・・・。え、ベイシティロラーズ?
「来日した・・・ユニコーンです」って言ってたし。「衣装のことは忘れてくれていいです」みたいなことも。目に前にしてて忘れられるわけないよ。インパクト強すぎ。
再結成後の楽曲はあまり知らないのだけど、「WAO!」は結構好き。遊び心と楽しさと、やっぱうまいな、という感想がついつい漏れてしまう。
「命果てるまで」や「与える男」を聴くことができたなんて。懐かしい・・・。
本編の最後は「大迷惑」から、たぶん新曲へ。「大迷惑」の盛り上がりが尋常じゃなかったです。メンバーも観客も。
そしてアンコールは「ヒゲとボイン」。ああ、奥田民生の歌詞のおもしろさ。当時、同じテーマでミスチル桜井が書いたら、全然ちがうシニカルさが出たんだろうな、なんて想像したっけ。
ゆるいMCより。
「この場に呼んでくれてありがとうございます。最後までスピッツとトリを争っていましたが・・・、こっちがデビューが早いんで。・・・売り上げとかは関係ないです」
「この夏はイベントだけ出ています。これから、こんな形でやったりやらなかったりするんじゃないかと。ま、見かけたらスピッツ同様、よろしくお願いします。見かけたらでいいんで」
いやいや、トリはやっぱりあなたたちでしょ! そういうことを大いに納得させられた、ホントに楽しいステージでした。
メンバーがみんな個性豊かでとんがっているっていうのも、スゴイ




上はGRASS AREAにあったアーティストのスタンプ。
ピント、合ってません・・・。