2013.9.6(金)
震災がきっかけで知り合いになり、たまにメールをくださるmioさんから。
「東京でオリンピックをやれば、経済効果もあり、国の元気にもつながるから、きっとみんな必死に誘致キャンペーンをすすめているんだろうけど、東京は大丈夫、福島からはこんなに離れているし、と言われると、やっぱり見捨てられてるんだなあという気持ちになります」
彼女は今、地元に残った夫と離れて、親と子どもと千葉に暮らしています。
報道では、誘致作戦の裏での、「どの都市でそのときに開催するのがいちばん意味があるのか」という議論じゃなく、政治的なかけひきのほうが扇情的に語られていて、げんなりだ。
オリンピックってでかくなりすぎたんだな。
ココでご紹介した雑誌「MdN」が発売になります。
http://natalie.mu/music/news/98777
MdN編集長の本信さんがこんなことをつぶやいています。
ナタリーさんに、MdN10月号のスピッツのアートワーク特集記事をニュースとして取り上げて頂きました。明日発売です。
ありがたいことに多くの方にリツイートもして頂けています。
しかしtwitterを見ていて思うのですが、ニューアルバムの「アートワーク」に関して、これだけ話題になるバンドってどれだけいるんだろうと。CDというパッケージ自体、とかくないがしろにされがちなこの時代に。
いや、配信を否定しているわけではないです。いろんな音楽の在り方があっていい。
でも、「ジャケットを含めて作品」という姿勢が、きちんとファンやその外側にいる人たちにも伝わっているということ、それがスピッツというバンドの存在感を高めていることは、「音楽を売るということとは何なのか」ということの優れた回答になっているというか。この時代においていまだそれは有効である、という価値観の提示になりえている。
そこにロマンを感じる、というのは僕だけではないと思います。
なんだか、じわっとうれしくなるつぶやきです。
さ、今日も一日、どうにかがんばろう・・・。