隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

紅白歌合戦の裏番組~紅白バンドで漫遊記

2024年01月02日 17時18分52秒 | スピッツ

2023.12.31
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM



 「年末年始、大変な方も、そうでもないという方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」
 ということで・・・。
 「20213年もお付き合いいただきまして、ありがとうございました」(こちらこそ!です)
 聴いている局によって、「今年もありがとう」と「あけましておめでとう」の両方のリスナーがいるが、「なるべく違和感なく・・・」という心遣い。


 今日の特集は、【紅白バンド合戦で漫遊記】です。
 キー局の関連では、なんと「紅白歌合戦の裏番組」!
 なので、「こちらも紅白をやってしまおう・・・」ということで、「赤いバンド名と白いバンド名を集めて」という内容。


 セットリスト
 01 みそか(スピッツ)
 02 Around The World(Red Hot Chili Peppers)
 03 Icky Thump(The White Stripes)
 04 絶対零度(赤い公園)
 05 夏祭り(Whiteberry)
 06 The Faith Healer(Redd Kross)
 07 Guilty of Love(Whitesnake)
 08 星空の下で(SHAKALABBITS)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「みそか」(2005年、11thアルバム『スーベニア』)。

 新年を迎えている方には違和感あるかも、だけど、「この時期にこの曲を流せるのはうれしい」。
 (「周りに合わせない方が良い感じ♪」に、スピッツの密かな矜持が感じられる。私にとっては、「けもの道」と同じような感覚で、ライブで聴きたい楽曲です)
 「スピッツは白い犬」ということで、白組だそうです。で、「紅組」からスタート!

 最初の曲は、「赤くて辛いあのバンド」、Red Hot Chili Peppersの「Around The World」(1999年、7thアルバム『Californication』)。
 「レッド」から、草野くんが最初に思い浮かべるバンドは、レッド・ツェッペリン。
 でも実はレッド・ツェッペリンは、Led Zeppelinで、ledは「鉛の」という意味。つまり「鉛の飛行船」ということなので、今回のテーマのは合わない。「それなら、赤いバンドがレッチリかな」。
 毎年このテーマでやっていたら、「レッチリは毎年出演していてもいい。天童よしみさん的バンドではないでしょうか」。

 次は「白組、男女二人組のユニット」、The White Stripesの「Icky Thump」(2007年、6thアルバム、事実上のラストアルバム『Icky Thump』)。
 現在はもう活動していないが、「有名だし、白組トップということで」。
 スピッツはツアー中の楽屋で、よくDVDを見ていた。
 草野くん自身は、「初期よりも後期のほうが、ちゃんとハードロックしてて好きかな」と。
 またプロフィール「姉と弟」を信じていたが、実は「ご夫婦だったようです」。
 (ズンズン・・・がおなかに心地よい。たまらない)

 次は、赤い公園の「絶対零度」(2020年、10thシングル/5thアルバム『THE PARK』)。
 一時期、スピッツと同じ事務所だったので、「当時はよく顔を合わせていました」。
 解散後は交流もなくなっていたが、ベースの藤原ひかりさんとは、豊洲サンセットで再会。彼女は秋山黄色さんのバックでベースを演奏。「久々に会って、元気そうでなによりでした」。
 (悲しい幕切れだったけど、メンバーがそろっていたら、どんな新たな世界があったんだろう)
 2代目ボーカルの石野理子さんとは「事務所がかわってしまったのでお会いしたことはない」けど、「『パリピ孔明』で重要な役を演じていて、すごい印象に残っています」。
 (2015年5月の『VIVA LA ROCK』(ココ)で、このフェスのために結成されたバンド「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」のメンバーだった津野米咲さん。もう一度雄姿を見たかったな)
赤い公園 「絶対零度」Music Video

 次の曲は、Whiteberryの「夏祭り」(2000年、3rdシングル/2000年、デビューアルバム『(初)』/オリジナルは、1990年、ジッタリンジンの大ヒット曲)。
 ここでは、「女性が白組でもまったく問題なし、夏の歌を冬に・・・」もOK。
 (すべてfreeなのが、まさにロク満!)
 ZO-3で「君がいた夏は 遠い夢の中♪」を歌って、この歌詞から「シチュエーションからすれば、秋や冬になっているのかも。過ぎ去った夏を振り返って歌っているのか」。
 この曲は、「オレら世代からすると、オリジナルのジッタリンジンの曲のイメージが強い」がWhiteberryのバージョンには、「さらに若くて青くて、思春期の不安が感じがすごく出ていると思います」。
 甲子園の応援ブラスバンドの定番曲。
Whiteberry「夏祭り」MUSIC VIDEO


 メッセージコーナー。
 「今の時代に男性・女性と分けて考えることはよくないのかも?と言いつつ、「男性が歌う女言葉の歌が昔から好き。色気を感じる」というリスナーさん。
 JUDY AND MARYのYUKIちゃんを語る草野くん。
 当時、ロックバンドの女性ボーカリストは、「~だよ」などを使い、あえて女言葉を避ける傾向があったが、女性の言葉を使って歌うYUKIちゃんが「すごく新鮮に感じたんですよね」。
 (なんかわかる。女性の言葉使っても、YUKIちゃんは性別を超えてたなあ)
 もっとさかのぼって昭和の歌謡曲・・・。「男性にとってちょっと都合のいい女性像を、男性の作詞家が作って女性の歌手に歌わせているものが多くて、そういう背景が見えちゃうと、今はちょっと興ざめしちゃう」。
 (昔、「着てはもらえぬセーターを 涙こらえて編んでます♪」とか、着てもらえないとわかっているセーターをどんな女性が編むんだ? 男はそういう女性を求めてるのか?と毒づいたことあったなあ。)
 でもYUKIちゃんの歌詞は、「その人本人のリアルな言葉に思えていいなと思った」。
 草野くん自身も「歌詞をつくる立場なので、どうしても背景まで考えて聴いてしまう」。

 先日の放送で、「古い公共施設のはなんでトイレが少ないの?」という発言。
 先日、九州に本社のあるトイレメーカーの方に会う機会があったリスナーさんが、同じ質問をしてみたそうです。すると、「昔は予算が少なく、トイレにお金をかけるという発想がなかったのでは」という回答。
 今では、もっと細やかは配慮をしつつ、デザイン・多様性にも重点を置いてトイレが作られている。
 九州の会社ということで、「あそこかな?」と草野くんでした。
 高齢化が進みトイレが近い人も増えて、それでトイレに関心が集まった、という面もあるかな、と草野くん。
 古い会館でもトイレ掃除が行き届いていて清潔に保たれていたりすると、「それだけで印象がよくなる」。
 (わかるなあ・・・)
 「貴重なお話を伺い、ありがとうございました」


 そして次は、「紅組トリ」、Redd Krossの「The Faith Healer」(1990年、3rdアルバム『Third Eye』)。
 「90年代にバンドマン界隈ではちょっと話題だった、アメリカのギターポップバンド」で、当時、JellyfishやThe Posiesなどと括られて紹介されていた。
 デビュー当時、笹塚のスタジオで練習していたスピッツ。そのスタジオの近くに、「いい感じのオシャレなCD屋さんがあって」、そこでRedd Krossのアルバムを購入した記憶があるそうだ。
 今回ひさびさに取り出して聴いたら、「30年の時を経て新しい発見もあって、すごくいいバンドだな、いいアルバムだなと思いました」。
 (ガツンとはこないけど、シンプルな流れが気持ちいいバンドだったなあ)

 次は、「白組大トリ」、Whitesnakeの「Guilty of Love 愛の掟」(1984年、6thアルバム『Slide It In)。
 近々、ボーカルの「デイヴィッド・カヴァデールさんの特集は組みたいと思っている」草野くん。
 Whitesnakeは、「肝心の70年代の音源が配信されていない」。草野くんはアナログ盤を所有しているが、「改めてCDでも入手しようかな」と。
 最近、安室奈美恵さんの配信が削除されたという経緯もあり、「やっぱりホントに好きな音源はフィジカルでもっていないと不安だな」。
 (すごく共感します)
 この「Guilty of Love」は、「スケバンたちのたまり場で流れているイメージ」と。
 大映ドラマの『不良少女と呼ばれて』か『少女に何が起こったか』の中で、少女たちがこの曲に合わせて踊るシーンがあったそうだ。
 「年末年始、みなさんもこの曲に合わせて盛り上がってください!」
 でもタイトルから、「愛の罪。禁断の愛を歌ってるのかな・・・」と。
Whitesnake - Burn Live - HD


 特集の終わりに。
 ほかにも、Simply Red、Great White、RED WARRIORS、カラスは真っ白など、紅白バンドがある。 
 今後また、大みそかにTFMの放送があったら、「できるかも」。
 ただ、探してみると、「レッドは多めでホワイトは少なめ」とか。
 そして、「どっちが勝ったとか負けたとかは、番組の性格上ありません。どっちも優勝!」。


 今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、SHAKALABBITSの「星空の下で」(2004年、2ndアルバム『CLUTCH』)。
 (イントロは、ファンなら誰でもわかる「スパイダー」)
 草野くんにとって、SHAKALABBITSは「大みそかのイメージ」。
 2004年の大みそかから年明けにかけて、明治神宮のあたりをうろうろしていた草野くんは、「SHAKALABBITSのグッズや風船を持っている人とすごいすれ違った」。どうも渋谷でカウントダウンライブをやっていたらしい。
 調べたら、代々木第二体育館でのライブだったとか。
 「考えたら、あれから20年?」にビックリする草野くんでした。
 曲終わりで、「ご機嫌な曲ですよね、メロディーもいいし」と。


 来週の特集は、ワンアーティスト特集、「70年代のAC/DCで漫遊記」です。
 AC/DCは世界で2番目に売れたアルバム『Back in Black』(1980年)をリリースしたバンド。
 草野くんは、「その『Back in Black』が出る前のAC/DCが好き」。そのあたりをセレクトしてくれるそうです。
 ちなみに、ロックバンドのアルバムで最も売れたアルバムは「Eaglesのベスト」です。


 「草野さん、いいバターを使ったバタークリームってうまいんですよ」



                              


 あけましておめでとうございます。
 今年も、たぶん皆さんには無意味なことだと思うけれど(radikoで聴けるんだし)、私は自分の記録のために続けると思うので、よかったら、たまにのぞいてください。



 元旦の夕暮れ前に恐ろしい光景が届けられた。
 私のところでも、ひさびさの揺れだった。
 寒空の中、避難する人たちの様子を想像するだけできつい。
 そして、2011年以降に生まれた女子との、今日のLINEのやりとり。

 「元旦ってめちゃめちゃ誇らしい?日なのに石川県付近の人たち災難だったね、1日でも早く復興してほしい。震度7のニュースなんて始めて聞いたし、もちろん経験もしたこと無いからどれだけ残酷なことかが元旦に思い知らされた。昔から日本は地震大国とは言われてたけどここまでとは」
 「
あなたたちが生まれたのは2011年の夏だから、お腹の大きなお母さんたちは怖い思いをしてあなたたちを守ったんだよね。被害のなかった私たちは、思いやりの心で見守り、できることは?と考えつつ、自分たちはちゃんと前向きに明るく暮らすことが大事。頑張ろう」
 「お母さんを尊敬しちゃうよ」

 案外怖がりの子らの気持ちを引き上げることも、大人の責任か。

 翌日になって、亡くなった方の数も少しずつ明らかになるし、現実の映像も届けられる。
 さあ、どういうことができるんだろう、と考え始める。


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