2013.9.11(水)
ARTIST PRODUCE
SUPER EDITION
20:00-20:55(FM-NIIGATA)
第二夜です。第一夜の分はコチラで。
今夜も軽くテーマや構成は定めてあるものの、あえて企画めいたものはなく、4人のおしゃべりにまかせた1時間。
のってきたり、懐かしい話題だったりすると、メンバーの口調も早くなって、うまくメモメモできなかったところもあり(録音できないんで)。
あやふやなところ、そしていつもながらの編集は、ご容赦ください。
暇なんだなあ~とも思わないで(笑)。夏休みのまだとっていない身ですから。
スピッツアルバムリリース時にだけ、フルパワーを発揮できるんで。
昨夜寝る前にまとめたものを整理してUPします。
ちなみに、誰が話したか不明なところは、名前なしで「 」となっています。
表現も正確ではないので、雰囲気だけ、で。
軽やかな足音とドアの開く音、歓声・・・の効果音でメンバー登場。
■「今、空を飛べるとしたら」
「空も飛べるはず」をバックに、「今日本の空を飛べるとしたら・・・」
田村「ステージの上で飛び跳ねたい、ピーターパンみたいに」
横から、「郁恵ちゃんみたいにね」と草野の声。
崎山「知床の空」
テツヤ「富士山」
草野「阿蘇山上空」って言ったのかな??
去年からのレコーディングだから、「ようやく・・・」と迎えたリリース日。
ジャケットの話では、「性別不詳な感じもいいかな」と男の子のモデルを選んだこと。
また、タワレコ渋谷店での「小さな生き物展」には、ジャケットに使ったグライダーの実物、彼らの楽器、3Dプリンターで作成してもらった「小さなスピッツ」のフィギュア、photoもたくさん展示されている・・・と。
■「空飛び」のMVで何を持っていた?
ファンなら即答で答えられるけど、本人は忘れているみたいで。
「空も飛べるはず」のMVで草野君が最初に持っていたもの。「サッカーボール」
「え、覚えてないの?」
草野「見れば、ああ~って思い出すと思うけど」
田村「オレと崎ちゃんはキャッチボールしてた」
そうそう、テツヤ君は自転車でぐるぐる回っていました。
「奥のカーテンが揺れる場面もあったよね」
田村「オレはテツヤが持ってたギターが好きだった」
あれは(楽器屋さんから?)借りたものだったとか。
テツヤ「あの頃、オレたち、あんまり楽器を持ってなかったから」
この話題をはさんで、「小さな生き物」流れる
■キャンペーンの思い出
「SPITZ PRODUCE...」に、
崎山「プロデュースってきくと緊張するね」
「プロデュース、苦手だから」(笑)
草野「昔、秋田のラジオで、本番中に日本酒が出てきたことがあった」
スポンサーがお酒のメーカーだったらしい。
草野「滑舌がよくなったろして(笑)」
福島でのキャンペーン?で。
草野「Spiral Lifeの石田君も一緒で、生演奏だからすごく緊張しちゃって」
そこで起きたのが有名な「グルメ事件」。
プロモーターが仕切ってくれた席にコロッケがあって、それがものすごく美味しかったので、
草野「これ、どこのコロッケですか?って聞いたら、コンビニのです、って言われた(笑)」
テツヤ「それなら、オレだってあるよ。北海道で食べたポテトがうまくて、『さすが北海道ですね』って言ったら、『オーザックです』って言われたもん(笑)」
昔はアルバムのキャンペーンにもっと時間をかけていて、雑誌の取材で1ヵ月、そのあとラジオで地方のラジオ局を回った、と。
「最近は短いね」
崎ちゃんに「どーですか?」と振られたテツヤくん。
テツヤ「『どーですか』って丸投げがいちばん怖いね(笑)」
テツヤ「レコード屋さんに行ってサインとかしたよね。そういうことをやった最後の世代?」
草野「誰もいない店頭で、テツヤと歌ったよね」
田村君はその頃?、カレー屋かラーメン屋の店内で、マサムネ+テツヤのサインが飾ってあるのを見たそうです。
明らかに原稿を読んで曲紹介をしている崎ちゃんに、
テツヤ「(崎ちゃんは)読んでないから」と茶々を入れる(笑)。
崎山「ひらがなで書くのが正解の『りありてぃ』」
「りありてぃ」流れる
■旅のお話
「今、日本で旅してみたいところは?」
田村「中尊寺」
崎山「知床」
(崎ちゃんの中で、知床はマイブーム?)
テツヤ「えー、オレはどこかな。名もない電車の車窓から眺める田園風景?」
草野「奈良」
撮影などで4人で訪れた海外の話に弾む。スペイン、シチリア、そして上海の話。
「あの人工湖、覚えてる?」
「うん、この間、TVで見たけど、スゴイ人だった」
テツヤ「あの(上海で飲んだ?)ウーロン茶、また飲みたい、スゲー、うまかった」
■レコーディングでのエピソード・・・って
ニューアルバムの話。昨年9月の曲出しのミーティングから始まったレコーディングを振り返る。
「さらさら」「僕はきっと旅に出る」「野生のポルカ」などの最初の5曲をレコーディングした段階で「アルバムの全体像が見えた」と。
「野生のポルカ」の最後のコーラスをフラカンに頼んだことで、
「取材でレコーディング中のエピソードは?ってきかれたら、フラカンのことを話せばいいって思ったんだよね」
「きっとたくさん話すね、って言ったのを覚えてる」
「レコーディングでのエピソードは?ってきかれると、けっこう困るんだよね~」
「エンドロールには早すぎる」は打ち込みを採用したのでリズム隊は演奏していない。
(ライブではどんな感じになるのか、それも楽しみです)
田村「だから、オレと崎ちゃんはレコーディング見てて、客観的に見れておもしろかった」
今回も、亀田、高山とのレコーディング。
草野「この二人をやると、オレらは力を存分に発揮できる」
草野「ダウンロードすると、ブックレットに書かれた情報を見てもらえないから」
と、参加してくれたアーティストについての話。
「『遠吠えシャッフル』では、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野くんに、オルガンを弾いてもらった」
「ずっと前から知ってるんだけど、初めて」
「すごいロックな!オルガンだったよね」
「フラカンも参加してくれた『野生のポルカ』、(佐藤芳明さんの)アコーディオンはアイリッシュッパンクな感じでね」
「キーボーディストの皆川くんには、ついでに『未来コオロギ』でタンバリンもたたいてもらった」
「うまいんだよね~」
「タンバリンが入って、『未来コオロギ』はガラッと変わった」
草野「『さらさら』では、下成佐登子さん。実は亀田夫人。アニメソングなんかも歌ってらっしゃる。男か女かわからない声でおもしろい雰囲気が出ました」
ここで、複数形態でのリリースについて再び。
「しょうゆラーメンが主体(これが音源のCD)で、あとはトッピング」
「お好きなものをどれか選んでいただけたら」
「オパビニア」「スワン」流れる
■ライブの思い出
田村「『オーロラ』のときにライブやったじゃん。覚えてる?」
「よみうりホールだっけ?」
1992.4.25のライブ(“蜜柑色の満月のもとで、まぼろしの物語を語ろう~一夜限りの絵空事~”)での“事件” !
「田舎の生活」は5拍子で難しいうえにテツヤ始まりの曲。
田村「今でこそ、テツヤのギターで始まる曲は多いけど。当時はめちゃくちゃ緊張して・・・」
「テツヤのギターに乗せて、オーケストラの名だたる方たちの楽器が入っていくんだけど」
「草野がテツヤの演奏を止めたんだよね」
「これじゃ、歌えねーって?」(笑)
草野「(そうじゃなく)このままではオーケストラの方たちが入ってこれないだろうなと思って・・・止めました」
テツヤ「オレ、もう緊張とプレッシャーで、覚えてないもん」
崎山「テツヤが弾いてるあいだ、マサムネがずっとテツヤのこと見てて、それで、手で止めたんだよね」
崎ちゃんは後ろからだから、その光景が見えてたんでしょうね。
(演奏を中断してやりなおした緊張感はこっちにもあって(笑)よく覚えているけど、このライブのときだということは失念していました)
「今になれば、いい思い出で」
オーケストラが入ったライブ。アルバムは長谷川智樹氏のオーケストレーションとアレンジで、スピッツのアルバムの中では異質のところに鎮座していますよね。
当時のファンにとっては(というか、とりあえず私は)、デビューしてあんまりパッとはしないけど、でもこのアルバムを聴いて、スピッツはどこに行っちゃうんだろう、と不安な気持ちになりました。
だから、次の「惑星のかけら」がロックなアルバムだったことで、ホッとしたことを覚えています。
今聴けば、珠玉の曲ばかりで、「田舎の生活」や「ナイフ」など、周囲には「これがいちばん好き!」という知り合いもいます。
崎ちゃんはバイクの免許にチャレンジしているときで、遅れてきた彼に、
「どうだった?」と尋ねると、
「落ちた・・・」と。
「そのあと、はれ物にさわるようだったよね(笑)」
というエピソードも。
「田舎の生活」流れる
■新しいもの
崎山「ライブの感想とか書き込んでください。なめらかにお届けするメールアドレスは・・・」
だけど、「なめらかすぎて」(速すぎて?)、「もう一回」ってことでした。
「いろんなことが進んでるよね」
「老けないように、ついていかなくちゃ」
テツヤ「ホテルのキーもカードになって。入り方がわからない!って」
(笑)
(そういえば昔、酔ったテツヤ君がホテルのカードキーで公衆電話をかけようとしていた、というエピソードがあったけど、これも時代を感じさせますね~)
■「あまちゃん」
草野「『潮騒ちゃん」は、『潮騒のメロディー』からできた曲です!」
田村「え、いいの?」
草野「違います! 去年のファンクラブツアーですでにやっているからね」(笑)
「タイムリーだよね」
テツヤ「それにお父さんの名前もマサムネだし。あれ、字も一緒?」
「一緒、一緒」
「尾美さんといえば、われわれの青春!」
『尾道、転校生!」
こんな感じで、アルバムの説明もしつつ進行していきました。
簡単なMEMOを見てまとめたので、正確でないところ、微妙な空気感を表せていないところ・・・、ありますので。念のため。
でも、メンバーがリラックスして楽しそうに話していたこと、ヘンに企画もので仕切っていないところが、心地よい番組になっていたと思います。
長々、読んでくださってありがとう!
★J-WAVE 「I A.M.」のClinique Close to You★
番組 の様子はこちらで。
バックナンバーで、それぞれの日の放送をチャックできます。
http://www.j-wave.co.jp/original/iam/toyou/
★「魁!音楽番付EIGHT」
http://www.fujitv.co.jp/sakigake/index.html
スピッツのコーナーも「らしい空気感」が出ていておもしろかったけど、事務所の先輩後輩対談の「奥田民生×ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)」が笑えました。
とくに、フェンダー vs ギブソンのあたり・・・。
★「オトナの!」
http://www.tbs.co.jp/otonano/index-j.html
すでにUPされていますけど、MCのお二人に心地よくリードしてもらって、「え、リーダー、その話題、どこまでひっぱっちゃうの?」みたいな軽いハラハラもありつつ。
「こんな最高の夜になると思ってなかった」とユウスケさん。
「スピッツのみなさんに来ていただいて盛り上がらなかったらどうしよう」と心配していたそうです。
「もう定期的に来てください! 次はロケなんかどうですか?」って。
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こんばんは。
読んでくださってありがとうございます。
正確じゃないところはあるし、あの独特の雰囲気は表せないんですけど、ちょっとだけムードを味わっていただけたら。
なんだかドキドキしますね。
そしてやっぱりライブはいいですよね。
小岩井のようなことにはならずに、お天気よさそうだけど。
でもどんなことになっても、思い出になりそう・・・ということで。
ありがとうございました!