隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

少しは慣れた? スピッツ草野DJ~FM802 「YOUR RADIO 802」

2014年10月13日 10時16分24秒 | スピッツ

2014.10.3
FM802 25th Anniversary FM802 GO! Special Program
YOUR RADIO 802

 http://funky802.com/yourradio/


 第2回目です。
 先週も触れたけれど(ココ)、ラジオ環境の激変で、遠くの放送を聴くことができる今!
 ラジオ起こしとか以前はやっていたけれど、もう不要なんだな、自分のためだけに残しておこう・・・と思っていたけれど、身近な知り合いが「PCと悪戦苦闘の結果」聴くことができなかったらしい・・・。なんでだ??
 すでにYouTubeに上がっているのかもしれないけれど、その知り合いはわざわざそこまで行くほどのファンではないかもしれないんで(笑)。
 そういう微妙な方、よければここで雰囲気だけ味わってください。
 すべて忠実に、ではなく、多少編集しますし、ところどころに、どうでもいい私の感想なんか入れちゃってるんで、正確さは期待されませんように。



■スタ~ト!
 タイトルロールを多少頼りなげに宣言したあと、 
 「先週に引き続き、スピッツのボーカル草野マサムネがDJを担当します。先週は久しぶりの生放送で、エンディングで30秒、ひっぱってしまいましてしゃべってる途中で歌が始まるという、焦りまくりで」
 「(かつて)2時間(生で)やってたのかっ!という、ぎこちなさへのツッコミもありましたが」
 「今日は、ちょっとましになればいいかなという希望をこめて頑張ってまいります」


■初恋話
 「今日は10月10日ということで、昔は10月10日は体育の日でした。最近はハッピーマンデーで第2月曜が体育の日になっているのかな。
 体育の日といえば、運動会。私は子どもの頃は足だけは早かったのでリレーの選手に選ばれていたりしたんですが、バトンの受け渡しの練習の相手の女子が初恋の相手だったりして。こっぱずかしい話をしてしまいましたけれども」
 足の速い人、足が速そうな人・・・好きですよね、この人。
 「(10月10日は)缶詰の日、マグロの日、銭湯の日、トートバックの日。トートバッグの日は、10と10ってことで・・・」、へ~、そうなんだ。
 「背番号10というと、サッカーでも野球でも、チームでキーになる選手がつける番号だよね。スピッツでは草野球チームを組んでいて、私はなるべく一桁の背番号が欲しくて7番をつけていました」
 「BRAHMANのDVDがかっこよくて見ていたんですが、(彼らは)10-2の八角形のステージでライブをしていたということで・・・」(ツアーのライブで、センターステージの形が八角形だったらしい) という無理やりのこじつけで、彼らの「賽の河原」が流れる。
 重点音と激走するギターが心地よい。


■緊張予防法
 「いつも親子で応援しています。ライブで緊張する瞬間はどんなときですか。私は来年演劇部で舞台に立つので今から緊張しています。緊張しない方法はありますか」
 というメッセージ。
 「
緊張しない方法、オレも教えてほしいくらい。だけど、長年ステージに立っている人間としてアドバイスさせてもらうならば。朝起きてステージに立つまでの時間割を細かく決める。朝起きて、食事して、リハーサルして、ストレッチして・・・というように、考える時間を作らないように時間割を決めてしまう。考える間があるとネガティブなことを考えたりしちゃうので」
 「それから、ステージに立つ直前に体をぶつんです。その痛みによって、気がそがれて緊張がほぐれる。ただし、露出している部分だと赤くなってマズイので、隠れている部分をペチペチ叩きます」
 「ペチペチ」って・・・(笑)。


■秋の夜長に・・・
 「秋の夜長をどんなふうに過ごすか」と問われて。
 「ライブDVDを見たりしてます。YouTubeやオフィシャルでもライブ映像があったりするから、そういうのをえんえんと見てる。前にYouTubeで見ていた青葉市子さんを夏のイベントにオファーしたり。来日してくれない外国のアーティストの・・・とかも」
 「昔はフィルムコンサートっていって、映画館でライブの映像をみんなで観たりしてました。『ミュージックトマト』『ベストヒットUSA』なんていうテレビ番組があって、(録音機材なんてないから、その映像を)必死に記憶に焼きつけるような気持ちで見ていた。最近は便利になったなあ」

 ここで「正夢」。
 改めて、歌詞がしみいる名曲だな、なんて聴き入る。


■「ムダなことに情熱を注ぐ」
 「続いては、先週もやりましたコーナー、『気になるキミ』」。
 ちなみに、飯室大吾さん「最近気になるキミ」は、フラワーアーティストの東信(あずま まこと)さんだそうです。

 「みなさん、いろんな方をご存知なんですね。感心してしまいます。俺はミュージシャンなのでシンガーやミュージシャン以外の人を。安居良基(あんきょ よしもと)さん。普段はエンジニアとして働いていらっしゃる方なんですが、『あんきょのホームページ(ANKYO's HOME PAGE』で、
世界の珍地名を紹介している。そういうところを旅されて、写真とかホームページにUPしている人です」
 今、ココにいってみたけど・・・、おもしろい! デザインとかまったく凝っていない、すごくシンプルな懐かしい感じのHP。
 で、珍地名を紹介するDJ・・・。
 「オランダのスケベニンゲン、バヌアツのエロマンガ島、アルゼンチンのマルデアホ、チェコのフルチーン・・・」(笑)
 最後の地名は「フルティーン」と繰り返してましたけど。ドヒャ!
 そういう珍しいおもしろい地名のところをわざわざ訪ねている・・・。スゴイ。
 
 「そういう一見すると無駄に思えることに情熱を注いでいる人が好きなんです。疲れているときにのぞくとホッとします」
 「『世界でもっとも阿呆な旅」という本も出されていて、読みごたえがある楽しい本です。タモリ倶楽部にも出てましたね」


■「気になる一曲」
 「たまたまCD屋さんでかかっていたのを聴いて買ってしまった・・・。最初、ボンジョビの昔の曲?と思ったんだけど、ボンジョビと北欧メタルのいいところを足したような曲です。iPhoneに入れて聴いています」
 ということで、H.E.A.TのEYE FOR AN EYEが流れる。

 


 「メロディアス ハードロックバンド」という解説があったけど、本当にそんな感じ。

 http://www.hotexpress.co.jp/rocksontheroad/interview/heat/2009/heat2009.html



■さすが「マンガ好きロッカー」
 「秋といえば夜が長いけれど、オススメのマンガを教えて」
 というメッセージ。
 「
マンガはスゴく読みます。ツアー中は、コンビニに寄ってコンビニマンガを買ってホテルで読みふけるむのが至福のひととき」
 「さいとう・たかをさんの『鬼平犯科帳』、西岸良平の『鎌倉ものがたり』。友人から薦められたのは『ヒストリエ』。『寄生獣』の岩城均さんの作品。それから、幼馴染なんですけど、奥浩哉さんの『GANTZ』。最近の『いぬやしき』をぜひ。『GANTZ』ほどえぐくはない」
 「野球マンガだと、10年続いて最近最終回となった『ラストイニング』とか、『グラゼニ』はおもしろい。『イキガミ』はラストがビックリでした」
 「昔は全巻集めると部屋がマンガに占拠されるみたいだったけど、今はKindleとか電子書籍があって、便利な時代になったなと・・・。今日、何度も言っていますね」


■「マラソンは・・・」
 「大阪マラソンがもうすぐです。元陸上部のマサムネさんは、マラソン大会に興味はありますか」
 というメッセージに。
 「オレねぇ、部員が少ないから長距離も短距離もやらされてた」
 「この間、初めてワンマンで日本武道館やったとき、雰囲気を体で感じようと思って皇居を1周、5キロ走ったんです。5キロでも結構きつかったなあ。TOKIOのリーダーが100キロ走ったのって、スゴイわ~。フルはきついです。ハーフぐらいならなんとか・・・」

 「次の曲は、iPot再生回数、さっき見たら1位だったPeople In The Boxで、『はじまりの国』。気分が上がってくる、お気に入りの曲です」。
 好きな曲だ! 疾走感を体感できるのと、歌詞に選ばれた単語にキレがあっていい。
 知り合いの若者が好きで、解説付きでアルバムを借りたりしています。


■FM802とスピッツ
 「スピッツは今年27歳、結成27周年。FM802は25周年。スピッツのデビューとFM802が盛り上がっていった頃が近かったので、縁のあるラジオ局です。『ニノウデの世界』をヘビーローテーションしてくださって。1994年には『裸のままで』も再びヘビーローテーションしてくださって。これはスゴイことです」
 「ヒバリのこころ」じゃなく「ニノウデの世界」を!っていうのがスゴイなと当時思ったのを覚えています。
 
 「あの頃、どこだったっけ? 大阪のホールでライブやって。どこだったっけ? あ、厚生年金会館中ホール。2列目までしか入らなくて。事務所の社長、思い切ったことしたなあって。社長には『数年後にはいっぱいになるから』って言われたけど、メンバーは『ならないと思うなあ」と言いながら、某バーでびんビールをラッパ飲みしていた、そんな若造バンドでした」
 「そんなスピッツの曲をヘビーローテーションにして、『大丈夫か802?」と思っていたんですが。そんなおかげもあって、お客さんも増えて、バンドを長く続けることができました。802には、南森町には足を向けて眠れないです」

 「ミュージックガンボで2時間生でやらせていただいてたんだけど、あの頃こんなに噛んでなかったような気もします。20代の半ば・・・、青春の日々と呼んでもいい時期でした。その後のバンドの糧にしています」

 「Meet the World(FM802のイベント)にも出させていただいてます。スピッツが出ると夕立が降るという伝説にもなったんです。最初のときは売れてる実感がなかったんですが、お客さんからすごい声援を送っていただいて・・・。あれからプロのバンドマンとしての自覚が芽生えた、という記念すべき一日になりました」

 
■ラジオから流れる「ニノウデの世界」
 そんな関わりのある「ニノウデの世界」が流れる。、
 これはまさにリマスター盤の音!(いまさら何?と言われそうですけど)
 ラジオから流れるリマスター盤「ニノウデの世界」を聴いたのは・・・、私はひょっとして初めてかも。普段 iPhoneで聴くときはもう意識してないけれど、こうやってラジオからの音を聴くとわかりますね。
 もちろん、昔のままのちょっとスカスカな感じの「ニノウデの世界」も愛おしいんですけどね。
 それにしても、初期の頃の楽曲をラジオで聴くのはいいものです。一瞬にして、時間が後戻り。今も結構ラジオは聴いているけれど、昔はもっとマジで聴いてたような気もする。スピッツがまだまだだった頃、本当にたま~に流れてくると、こっちまでドキドキしたりして(笑)。

 リクエストの中から「ジュテーム?」。
 この頃のほうが、ちょっとハスキー度?が高かったような気がする。アルバム『ハヤブサ』を聴くたびに思う。
 「高音、出なくなっちゃうのかな」と勝手に心配したりしていたけど、その後、なんだか見事に復活。でも、この頃のちょっと必死なボーカルもいいなと思うこの頃です。
 「ジュテーム?」・・・切なくも甘い。


■文化祭の思い出
 「オレ
が行っていた高校って、文化祭が3年に1回しかなかったの。遠足もないしお楽しみが少ない高校だったんですが」

 「オレが2年のとき文化祭があってね。福岡ってバンドが盛んな土地で、1学年にバンドが20とかあるんですよ。でも文化祭には3組しか出れないからオーディションがあって。かなり気合い入れてオーディションに臨みました。そしたら3バンドの1つになりました。だから、すごく誇らしい記憶として、文化祭はあるんです。だけど、ライブはメロメロで、MCは特にメロメロで。思い出すとヘンな汗かいてしまう・・・」


■「創作活動に入る」!!
 「エンディングなってまいりました。久しぶりなので、『ラジオ脳』になかなかなれない。機会があったら、またチャレンジしたいなあと思いますが」
 「ラジオはすごく聴くんです。大好きです。ラジオコレクターか!というくらい各部屋にラジオが置いてあります。

 「あいうえお作文」で、次のアーティストへバトンをつなぐコーナー。
 「(各ミュージシャンのあいうえお作文を聴いて)カオスな作文になっていますな(笑)。Fから始まるあいうえお作文・・・。え、ちょっと考えていいですか・・・」
 「では、『フライングしてもやりなおせるよ』・・・(笑)。HiGE(髭)の須藤寿さんへバトンをつなぎたいと思います」
 「すどう」じゃなく「すとう」だけどね(笑)。

 「スピッツとしては、ツアーやイベントが一段落して、創作活動に入ります。また来年、違ったスピッツをお見せできたらいいなと。ぜひ気にしていただきたいなと思っています。ありがとうございました~!」

 創作活動か~。ああ、楽しみだな。
 はい、ぜひぜひ「気にして」待っていましょう。


 ・・・と、そんな感じの1時間でした。
 今回は生じゃないのか? 先週よりスムーズなしゃべり(笑)だったような。
 個人的には、選曲がすごくよかった。
 メンバーも含めて、また負担にならない程度に、DJ やってほしいような気もします。


流れた曲

 ○ 野生のポルカ(スピッツ)
 ○ 賽の河原(BRAHMAN)
 ○ 正夢(スピッツ)
 ○ EYE FOR AN EYE(H.E.A.T)
 ○ はじまりの国(People In The Box)
 ○ ニノウデの世界(スピッツ)
 ○ ジュテーム?(スピッツ)


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