隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

私もまだまだ・・・「人生はビギナーズ」

2013年04月30日 19時20分47秒 | 映画レビュー

4月30日(火)


 GW前半は仕事モード。
 だけど、気分的には余裕もありつつ、フラフラお楽しみしつつ・・・です。
 それにしても、この緑の季節の「みどり」にまさる「せつない色」はないなあ。私の思い出の中には。
 なんの変哲もない、ありふれた風景でも、この季節になると、鮮やかによみがえる感じ。どこにも行けなくてもいいや~って思えます(やせ我慢?)。

 











★映画 「人生はビギナーズ」

 http://www.jinsei-beginners.com/

2010年制作 アメリカ映画

監  督 マイク・ミルズ

キャスト ユアン・マクレガー/クリストファー・プラマー/
      メラニー・ロラン/ゴラン・ビシュニック

 「75歳のパパが『ゲイ』をカミングアウト!」的なコピーを見てしまっていたので、観たあとの感じは予想をかなり裏切りました。
 「75歳のパパのカミングアウト」はかなりセンセーショナルだけど、映画の中ではごくごく静かに、上質のユーモアやスパイス程度のアイロニーが流れる雰囲気。
 父親のカミングアウトの物語ではなく、それを機に38歳にして「人生のビギナー」になった息子の物語だったのですね。
 息子の書く人間のさまざまな表情に、ドキッとしたりクスッと笑ったりしてしまった。
 妻の死後カミングアウトして若い恋人と恋に落ちた父親は、ガンで亡くなるまでの間、家族のため?、穏やかな暮らしのため?に封印してきた「楽しみ」「喜び」を全身で味わって、そしてそっと息子に言うのです、「お前も遅くはない」と。
 恋にも人生の冒険にも臆病な息子は、その父の死後に出会ったフランス人の女性と付き合い始め、壊れそうな不安を抱えつつも、「人生のビギナー」に名乗りをあげる・・・。
 声高にではなく、そっとさりげなく背中を押してくれるような、大人のドラマ。若者にはわからんだろうなあ(笑)。
 各映画賞で「クリストファー・プラマー」の名前ばかり見てきたけれど、息子役のユアン・マクレガーの空気のような演技がたまらなくいい。
 自身も父親との葛藤を抱える恋人役のメラニー・ロランが美しい。
 そして、父親の最後の若い恋人を演じたゴラン・ビシュニック。恋の相手は同性だって異性だっていいじゃない・・・と思わせる魅力を魅せてくれる。
 クリストファー・プラマーといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐(古いなあ)。途中をあまり知らないので、この見えない軌跡を感じて、それも感慨深いです。ステキな75歳のパパ・・・。


                     


★首長らの脱原発

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013042902000116.html

 さまざまな地元の事情や住民の生活を支えるべき市町村の長たちの、複雑な思いや葛藤を見る。
 国の大きな流れを見誤らず、そして「人」に近い感覚を失わないように・・・ということか。


★廃炉への道

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130430-00000001-khks-l07

 廃炉にするために、その作業を進めるために、福島原発の施設がどんどん膨らんでいくという、やりきれない矛盾。
 こういうことも、「原発の負」の一面を如実に表している。


                     


 http://www.flumpool.jp/sp/diet/

 これってネタ?
 flumpool の曲は聴いたことないんだけど、仕事の知り合いがファンで、なんのメッセージもなく、これを送ってきた。
 どういう反応を期待してるんだろう? 困ってしまう・・・。



■J-WAVE 「TOKIO HOT 100 CHART」

 http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/chart/

 ラジオから流れてくる「さらさら」で、テンションがあがります。
 「僕はきっと旅にでる」やアルバムへの期待も・・・。


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