隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「Answer」後半です。

2013年09月15日 13時25分59秒 | スピッツ

2013.9.13
Answer
bayfm  19:00-
by 小島麻子

 http://web.bayfm.jp/answer/


 ココからの続きです。


■好きな旅のお話
 リスナーへの質問は、
 「どんな乗り物で旅するのが好き?」
 草野「『世界の車窓から』みたいに、電車の車窓から眺めながら、自分のもってきたiPodを聴く、というのがけっこう好き」
 「電車、いいよね~」
 草野「流れる景色に合わせてiPodの音楽をかえる・・・っていう贅沢な好きな時間ですね」
 どんな風景が印象に残っているかときかれて、滋賀から琵琶湖畔を通って日本海へ抜ける(特急「雷鳥」?)鉄道で、雪景色に変わっていく車窓の風景を見たそうだ。
 草野「(そういうときに聴く音楽は)ベタなところではエンヤとかでもいいんですけど。コクトーツインズとかね」
 小島さんも雪の北陸を旅したときがあって、「アイルランドの曲などを聴きながら沈んでいた」と。
 草野「沈んでた? 失恋旅行かなんかですか」って。

 田村「旅・・・。旅っていうとスピッツのライブと切り離せなくなっちゃってるから」
 尋ねた街を歩くのは好きだそうだ。
 草野「ああ、いいねえ」
 田村「そこまでずっと歩いて行って・・・っていうんじゃないけど」
 草野「弥次さん喜多さんみたいにね・・・」
 田村「そういうんじゃないけど。たとえば京都まで飛行機で行って、あとは歩きっていうんでもいいんでしょ? だったら、歩きが好き。例えば、ライブ前に街を2、3時間歩いて、それで会場に入ることはけっこう多い」
 小島「観光地ではなく?」
 田村「ふつうにアーケードとか歩いても、全然誰も気づかないから。誰にも気づかれないうえに、(ライブの)会館に入ろうとして止められたりする。すいません、今日演奏するんです~って」(笑)
 草野「そういうとき、気づかれたりするとびっくりするよね」
 田村「するする」
 小島「地方のアーケードとか商店街とかって楽しいですよね」
 田村「楽しい。でも、本屋とかに入って少年サンデーとか読んでるときに、なんでオレ、こんなとこで少年サンデー読んでるんだ?って思うときもある(笑)」

 テツヤ「旅?  みんな言われちゃって、最後に行くほど何もなくなるのよ」という前置きで、20年前のタイ旅行で乗ったトゥクトゥクの話。
 草野「オレも乗ったことある」
 ホテルやモノレールなどを建設中の活気のある町の中を砂ぼこりをあげながら車やバイクやトゥクトゥクが狭い道行きかっていたそうだ。
 テツヤ「よく事故が起きないなっていうくらいで。オレは旅行者としてそこにいて、ラジオからAC/DCなんかが流れて。そのときのわくわく感はもう一度味わいたいね」
 草野「トゥクトゥクはそんなに速いわけじゃないけど、でも風を感じることはできるよね」
 テツヤ「匂いもね」
 草野「パクチーとココナツミルクの混じった匂いとかね」
 テツヤ「もう一回行きたいですね」

 崎山「僕はバスですね。最近のバスはトイレがついてるし。昔はトイレとかが気になっちゃったんで」
 バスのスピード感が好きなんだそうです。
 崎山「たまにツアーのときに、夜バスで移動することがあって。(その夜にやった)ライブの音源のテープを聴きながら夜景を見て」
 メンバー、口々に「いいね~」と。
 崎山「途中で寝ちゃうんですけどね(笑)。でも街を去る感じとか、次の街に着く感じとか(が好き)」
 テツヤ「ツアーをしてるって感じがするよね」
 草野「わりと九州が多いよね。長崎でやって、次の大分に向かうとか・・・」

     「僕はきっと旅に出る」流れる


■「バレバレの緊張はちょっと悔しい」
 ツアーの紹介へ。
 そして初日は市川。
 草野「初日はオレら緊張しちゃうんで、緊張を徐々にほぐしながら(笑)」
 田村「緊張も楽しみながらね。でも、初日に来た子たちのカキコミ見ると、僕らの緊張を楽しみに来たけど、やっぱり緊張してましたね」と書いてあって、ちょっとムカつくかなあって(笑)」
 テツヤ「バレバレじゃん(笑)」
 田村「今回はちょっと払拭したいね」
 草野「(ファンの人たちと)お互いに緊張をほぐしながらね」
 テツヤ「いろんな楽しみ方あるしね。ま、オレらは頑張ります」

 そして横浜サンセット2013とアルバムの話へ
 小島「限定盤とアナログ盤には『エスペランサ』という新曲が入っているんですね」
 草野「本来なら、『おるたな』みたいなアルバムに入る曲なんだけど」
 田村「でも(CDの現状が)どうなるかわかんないから」
 草野「そうそう。出し惜しみしないで出しちゃおうと」

 タワーレコード渋谷店の「小さな生き物展」について。
 「グライダーやレコーディングに使用したギターとか置いてありますが。でもさ、『小さな生き物展』っていうと、クリオネとか展示しなくていいのかなって気になりますけど(笑)」
 小島「私もはじめ、そう思っていました。スピッツ、そこまでやるのか、すごいな、と(笑)」
 草野「虫とか海の生き物とかね」
 テツヤ「でも、3Dプリンターで作ってもらった、ちっちゃいオレたちがいますよ」

  そして、ツアーに向けての決心を語るメンバーの最後に、
 「もう長くやっているバンドなんですけど、なんか、ちょっとヘンだなと思いつつもおもしろいなと思ってもらえるバンドを目指して、ツアーも曲づくりも頑張っていきたいと思っていますんで、これからもよろしくお願いします」

     「ランプ」流れる


 小島さん、アルバムが「いい~。胸にしみる~」と最後に。
 仲の良さ、ユーモアがあり、そしてバンドとしての楽しさや初期衝動が奇跡的に続いているすばらしいバンドなんだと感じた、と。
 生意気を言うようですが、小島さんは音楽やその周辺情報にも詳しく、スピッツの話をほんとうにじょうずに引き出してくれるインタビュアーだったと思います。

 ・・・長かった。
 終了です。
 お付き合い、ありがとうございました。


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