kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

24時間の情事(Hiroshima mon amour)ロケ地巡り(その4)

2006年08月08日 | ロケ地巡り
(その2)で紹介した広島国際会議場の入り口で2人が会話した後、タクシーに乗り込むシーンの背景に映るのが、写真の光景です。

現在、芝生が張ってある公園は土面のままですが、劇中でも慰霊碑と現レストハウスが見えます。

レストハウスは、被爆当時は燃料会館、昭和33年当時は広島市東部復興事務所でした。現在は観光案内所ほかとして機能しています。「24時間の情事」で出てくる建造物では、数少ない当時のままの建物です。(出てくると言っても天井だけだけど・・・。)
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24時間の情事(Hiroshima mon amour)ロケ地巡り(その3)

2006年08月04日 | ロケ地巡り
「24時間の情事」で最初に登場する建物(ロケ地)が平和記念資料館。

この度、国の重要文化財に指定されました。戦後の建築物としては初!と、いっても身近だとそんなにすごいことだとは思えないのが、人間のずうずうしいところ。

さて、劇中映し出される平和記念資料館と現在でもっとも違うのが、手前の「嵐の中の母子像」の存在。1960年(昭和35年)建立なので、撮影当時にはまだありませんでした。

このように「24時間の情事」に映し出される風景には、撮影当時をしのばせるものがあって、真面目に調べると興味が尽きません。
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24時間の情事(Hiroshima mon amour)ロケ地巡り(その2)

2006年08月03日 | ロケ地巡り
「24時間の情事」ロケ地巡り(その2)は引き続き、広島国際会議場です。

情事のあと、リヴァは映画の撮影に行きますが、その時に映るホテルの入り口だったのがここです。現在は広島国際会議場の東側入り口ですね。
上方に見える空中廊下は平和記念資料館とつなぐ廊下。もちろん、映画撮影時にはありません。

平和記念公園も広島市公会堂も広島国際会議場も丹下健三のデザインなので、建物が変わっても一体感があります。(当たり前だ。)

二人はこの後、タクシー(もしくは迎えの車)に乗り込みますが、そのシーンでは姿を見せ始めた平和記念公園が映しだされます。
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