kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

第15回マカロニ大会(その2) 情無用のなごや者

2015年03月03日 | マカロニ大会
大会もようやくスタート。マカロニ大会は大きく分けて、上映会とパーティーの2部構成となっております。


【本日のご案内】


【受付】


【受付その2】

まずは上映会なのですが、今年、機材トラブルでなかなか上映が始まりません。しかし、往年のTV深夜枠は、プロ野球中継の延長でよく30分ぐらいずれ込んだものです。人生経験豊かなマカロニ野郎はその程度のことでは動じません。

今年の作品は「情無用のならず者」(日本語字幕入り)。マカロニ大会での上映率が高いクレイグ・ヒル主演作。
以前、一度原語版で見たのですが、正直ストーリーがよく分からなかった。今回、字幕付きで見たら、なるほどマカロニしては珍しいミステリー仕立て。

ただ、それもマカロニというレベルでの話であって、オープニング・タイトルを見たら、すぐに「犯人」印が付いているですけどね。あ、今なら犯人フラグですか。
まあ、殺したならず者をさらに見せしめで縛り首にしてしまうくらいハードな展開の割に、最後は「はっはっはっ」のハッピーエンドで終わらせてしまうセンスはさすがマカロニですが。
面白かったのは、この映画、馬がやたら多いこと。原題(殺しのための15本の縛り首)のとおり最低でも15頭が出る訳ですが、マカロニには珍しくずらりと馬が並びます。

席上、いろいろな重大発表が行われ、なんと次回の大会日程も2016年2月27日と告知されました。

続くマカロニ・パーティー。
パーティーになるとコスプレ率も急上昇。タチの悪い司会は野郎どもにムチャ振りをして楽しみます。

【イーストウッドのポンチョは何色か?で議論になる。】


【ハイエナども】

ひとしきり飲み食いした後はペイルライダーズによるガンショーです。
今年は初心に返って王道ネタの披露ですが、毎回新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。毎回、飲んだくれて記憶があやふやになるからねえ。






あの世から戻ってきたモーティマー大佐ことリー・バン・クリーフもいます。


MC「「夕陽のガンマン」のクラウス・キンスキー演りたい人は?」
ワタシ「ハイ!ハイ!ハ~イ!」
ということで、モーティマー大佐に絡んで、仕込銃で返り討ちにあうワイルドを演じさせてもらいました。


【ウェ~ル、ウェ~ル、ウェ~ル、あの時のオッサンだぜ。】
(photo by 蔵臼金助)
最後のお楽しみにはマカロニ・ビンゴ大会。
商品は全国のマカロニ野郎が持ち寄ったお宝グッズ。ガンマンどもには金山から出た砂金ですが、興味の無い人には厩の掃除・・・じゃなくて、ガレージセールのようにしか見えないでしょうな。

「リーチ!」の代わりに「リンチ!」、「ビンゴ!」の代わりに「ジャンゴ!」と叫ぶのがお約束ですが、だいたい、最初に「リンチ!」をコールした人はなかなか「ジャンゴ」にたどり着けないのもお約束です。

ワタシはなんとハートフォード様の「リベレーター」のモデルガンをゲットしました。第二次大戦中、フランスのレジスタンスに支給された「Master キートン」にも出てきた特殊銃です。かなり特殊です。


何か、ワタシの周りは特殊銃ばっかりだな。



【ガンマン大集合】

この後、22時から二次会・・・25時ごろ終了して、ワタシはここでダウン。その後ホテルで三次会・・・すでにプレ開始から時計を一周・・・。

翌朝はみんなはしゃぎ過ぎて、死人のようになっています。「続・夕陽のガンマン」でエンジェル・アイズが訪れた野戦病院のようだ。
そんなワタシも「なんか、ゾンビみたいになってますよ。」
この格好でゾンビって、「ウォーキング・デッド」じゃないですか。

ガンマンどもはいろんなことが好きなので、毎回話はいろんな方向に脱線します。
今年もロシア製ウエスタンに話が及んだところ、
「こんな本がありますよ。」とあるガンマンが取り出したのは「赤い西部劇」なるロシア語の研究書。なんで、そんなモン持ってんねん!
以前観た「光と影のバラード」の写真なんかも掲載されていますが、キリル文字は分からん。
あまりの脱線具合にアメリカで原油を満載した列車が脱線しているニュース映像が脳裏をよぎりました。

大会も別れが近づくと、次回上映作の密談が始まります。
「次は16回だから、4×4で「Routhless Four」と「荒野の処刑」の二本立ては・・・」なんてすごい話になりますが、その次、17は素数だぞ。どうするんだ?

そして、来年2月27日を楽しみにみんな去っていきます。さらば友よ。また、会おう。

翌月曜は実生活に戻るのですが、はマカロニ・ロス抜け殻のような1日となります。略して「マカロス」。
マクロスでもマドロスでもない。






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第15回マカロニ大会(その1) ワイルド・雁ズ

2015年02月28日 | マカロニ大会

最近、新しいオトモダチが増え、「マカロニ・ウエスタンのファン」を名乗ったりすると、「マカロニ・ウエスタンって、何ですのん。説明されても、何のことか分かりません。」と8.6秒ウィンチェスターみたいなことを聞かれます。

マカロニウエスタン【まかろにうえすたん】
1960年代に流行したイタリア製西部劇の総称。独創的なストーリー、個性的なキャラクター、激しい暴力描写、印象的な音楽、アメリカとは違ったロケ地などが特徴で、イタリアをはじめとしたヨーロッパ各国や日本でブームを起こした。「マカロニウエスタン」は日本独特の呼称で、淀川長治氏が命名したといわれるが、現在、世界各国で通じる。(らしい。)

そのマカロニ・ウエスタンのファンが全国から集まる「マカロニ大会」も遂に15回!
ワタシは第1回からの皆(殺し)勤賞で、毎回コスプレで乱暴な司会をやらせていただいております。(そこのあなた、笑わないように。)

前回大会から帰りの新幹線の中で次回大会の準備はスタート。
コスプレネタを思案し、イチブンノイチフルスクラッチ銃を考えます。ところが今回はル・マットリボルバーに全力投球してしまったので、コスプレにまで手と頭が回らない。


【ル・マット リボルバー】

どうしよう。いつぞやのロングコートの再登板か。ガンマンどもは調子よく記憶力が悪いから、同じコスプレをしても思い出せないだろう。

などと悩みながら、「駅馬車」ニュープリント版を鑑賞。そこで思いついた!そうだ、この手があったか。

今年のコスプレは赤いチェックのネルシャツに、ベスト、サスペンダーに決定!


(photo by 蔵臼金助)

そんなキャラいたかって?脇役専門のネロ・パッゾフィーニやパハリートがそんなファッションしていたぞ。(と思う。)
とにかく後ろに突っ立っている悪党のひとり、カルロ・シミにかすりもせず、その辺にいた関係者に帽子とベストを着せたエキストラという設定です。

安い!安い!手抜き感たっぷりの安過ぎるキャラ!

しかし、自宅で試着してみたら、いい雰囲気じゃないか。「そんなためにそのシャツを買ったんじゃない!」とは情無用のジュンコ(妻)の弁でありますが、ガンマンどもはこちらの意図をすぐに汲み取ってくれました。ジャンゴの道は蛇。

ちょっと脱線するとモンティ・パイソンのランバージャックのようです。マイケル・ペリンが好きなので、小ネタも準備しておきましょう。

「本当はガンマンなんかになりたくなかったんだ。本当はきこりになりたかったんだ!
I'm Lumber Jack, I'm OK!

と歌えるようにもしましたが、披露することなくボツネタとなりました。


【「オラの農場から出て行け!」】
(でも、すぐ悪党に撃ち殺される役)

前々回は始発の新幹線で名古屋入り、大会前に「ジャンゴ/繋がれざる者」を鑑賞するという荒業でしたが、今年は大会とマカロニ神のひとり、イーストウッドの「アメリカン・スナイパー」初日がガッチンコ。大会前の食前酒に「アメリカン・スナイパー」もいいのですが・・・きっとテンション落ちるだろうなあ。と言うわけで今回はパスです。

やはりテンションが高いんですな。会場のある金山(かなやま)に向かうのに、名古屋駅で駅員さんにでっかい声で聞きました。
「きんざん行きのホームはどこです?」

話を会場に戻しましょう。
お馴染みの札束プログラム、新たに小細工を加えておりまして、ドル札の肖像画の部分がマカロニ俳優となっています。しかも、かなりの人数を取り揃えました。フェルナンド・サンチョ、エデュアルド・ファハルド、ジャン・マリア・ヴォロンテ、アルド・サムブレル、ジョージ・イーストマン、クラウス・キンスキー・・・


(photo by 蔵臼金助)

「マニアックな人選ですねえ~」

そう、イーストウッドとか、ネロ、ジェンマ、ミリアンより、ひねった方がいいでしょ。
なかなかの顔ぶれと思っていたのですが、とあるガンマンから手厳しい一言

「ジェラルド・ハーターがない。」

ごめんなさ~い!!すっかり失念しておりました。来年は反映させます。

おかげさまでル・マットリボルバーは「仕込みに時間かけているねえ」「バカだねえ(誉め言葉)」「頭悪いなあ(賛辞)」と大盛況。
半年かけて作った甲斐がありました。ここまで迷惑をかけた情無用のジュンコ(妻)にも報告せねばと、さっそくメール。

返信
「はいはい、良かったね。仲間ってありがたい。」

それでも引き金入り・・・もとい筋金入りのガンクレイジーな参加者。
シリンダーの再現について・・・
「先込めリボルバーは、弾丸をもうちょっとシリンダー内に押し込まないと、チェーンファイヤー起こすんだよ。」
また一つ賢くなりました。これからの人生で役立つとは思えないけど。

誰となく銃を並べると、ガンマンどもが我も我もと自分の業物を並べだします。お前ら鳥の群れか!ワイルドなガンの群、文字通り「ワイルド・ギース」ですな。
SNSにアップされた、この様子を見て「ル・マット?」なんてレスが付くのですから、この世の中はおそろしい。


【Maybe one, maybe two・・・】

【わらわらと集まるガンの群れ】

【ここまでくると、もはやガサ入れの後】

ここまでで当日12:30。開会1時間半前。まだ始まってもいないよ。
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第15回マカロニ大会準備中

2015年02月19日 | マカロニ大会
今年もマカロニバカの祭典「マカロニ大会」が迫ってきました。

マカロニウエスタンのファンが、12時間以上に渡ってマカロニウエスタンを楽しむ年1回のお楽しみ!!

ワタシも仕込みに余念がありません。今年の手持ちの武器ル・マットリボルバー
毎年のことですが、札束プログラムも作成中。


【恒例の札束プログラム。今年はグレードアップ】

札束の裏面に当日のプログラムや参加者のプロフィールが記載されとります。
全部で約500枚。手作業でカットするだけで一苦労しているのに、さらにウエスタンっぽく、わざとボロボロにしております。アホの神は細部に宿る。

参加者はこの札束を見ながら、当日の大会を楽しむのですが、ガンマンのコスプレをしたオッサンどもが札束を眺めるさまは、銀行強盗の分け前を数えているようにしか見えません。

このプログラムをダイナマイト状のケースに詰めて、参加者に投げつけて爆破・・・じゃなくて、配布するのです。


【なぜ、ダイナマイトの中に札束が入っているかは永遠のナゾ。】

その数、約40本!もちろん、全部ハンドクラフト。
そして、ダイナマイト状ケースを入れている木箱は元本物。

ただの紙に印刷しただけなら、A4用紙200枚程度、輸送も封筒1枚で済む話が、いつの間にか木箱1ケースに。
アホのスタンピードは止まらない!!

第1回からずっとやっているコスプレも準備完了。どんなネタでバカをやるかは当日のお楽しみ。
第15回マカロニ大会、いよいよ明後日

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第14回マカロニ大会(その2) ワイルド・バンチ・パーティー

2014年06月27日 | マカロニ大会
マカロニバカどもが酒とともに大騒ぎするのが、マカロニ・パーティーです。スタートは夜7時。

どうも上映会時よりコスプレ参加者が増えていないか?
「さすがに6月は暑いですよ。」
ワタシはずっと冬物スーツを着込んでいるんだぞ!(笑)

宴会が1時間も続くと、今度はペイルライダースによるガンショーです。
今年のネタは「ワイルドバンチ」のオープニングの再演です。うぉっ、コスプレに金もかかっていて、カッコいい!
パイク一味の乱入に参加者は「Shall We Gather at the River」を大合唱します。後は大銃撃戦。



大会参加者はみんな「ワイルドバンチ」を観ているので、突然、エキストラで登場人物のムチャぶりを命じられても、ちゃんと再現できるから恐ろしい。




【クレイジー・リーを射殺するシーンをぶっつけ本番で再現。GARRINGOさん、カッコいい写真をありがとう。】

映画では囮金としてワッシャーが使われますが、ガンショーではそこも再現!ズタ袋一杯のワッシャー!!
「今回のコスプレでここが一番金がかかった。」とはデューク廣井氏の弁であります。囮金に一番金をかけるとは、まさしく筋金入りの本末転倒。


【ゥワッシャーッ?!】

余談ですが、デューク廣井氏はその経歴と風貌を活かし、平成ゴジラ映画にも自衛隊の幹部役でエキストラ出演したことがあるそうです。
「えっえっ!どのゴジラ映画です?」
「それがっさあ~、覚えてねぇんだよ。」
見た目も言うこともフェルナンド・サンチョ親分のような人です。

実はワタシも「ワイルドバンチ」のコスプレをやりたいと思っていたのですが、完全にやられました。
多分、ワタシのコスプレと予算も二桁くらい違う。ペイルライダーズがハリウッド製西部劇なら、こちらは完全にイタリア製です。
そんなこと自慢してどうする。

引き続いて、これまた毎年恒例の早撃ち大会があります。早撃ち大会の測定器はBandidos氏のオリジナル。ちなみに電子機器の作成が趣味のBandidos氏の本職は、名を聞いた者は皆死ぬとモンティ・パイソンみたいなことが言われるくらい堅い堅いお仕事です。

ガンマン各位はお互いハンドルネームと本名は知っているけど、それ以外の個人情報は知らないことがほとんど。さらに無法で自由なファッションをしているので、本業を知ったりするとあまりに堅い勤め先にビックリすることもしばしばです。う~ん、きっと真面目に仕事しているんだろうけどなあ~。


【ベン・ジョンソン氏と銃弾議】

こんなドンパチが10時くらいまで続きます。ホテルさんには変な客ばかりで迷惑をかけていると思うのですが、いつも「夢中になれるものがあるって素敵ですね。」と笑顔で応えていただけます。 それって呆れたときの常套句のような・・・


【持つと構えずにはいられない。】


【マカロニバカのならず者】

その後、11時から居酒屋に会場を移して2次会となり、それが翌2時まで続きます。ワタシはいつもここでダウン。のべ12時間。ホテルの部屋に帰って、ベッドに横になった瞬間、翌朝の7時でした。ちなみにタフなガンマンどもは4時くらいまでだべっていたそうです。

朝になってもホテルロビーミーティングが11時くらいまで続きます。よく十年以上やっていて話すことが尽きないと感心されますが、1つにはマカロニウエスタンは本数が多い上、新しい発見や魅力の切り口が多いので、 意外とネタにつきないこと、もう一つにはマカロニウエスタンファンは他のジャンルの映画も大好きなのです。

西部劇や時代劇は言うに及ばす、戦争映画、カンフー映画、イタリアンホラー(ホラーだけはなぜかマカロニホラーとは言われない。)怪獣映画、フィルム・ノワール、マカロニエロ映画などなど多岐にわたっており、とにかくシームレスに会話が続きます。マカロニウエスタンの話をしていたはずが、気がつけばアメリカの社会保障制度の話とか「ゾンビ」の銃の口径の話になっていたりします。

あっ、あと、年齢を無視した飲みすぎと夜更かしで、話した内容の7割は次回までに忘れているということが大きな要因なんですけどね。

当然、早くも次回の大会の打ち合わせも始まります。ワタシの場合、次回、何を作るかが話題となりますが、期待はやはり「「荒野の無頼漢」のミシンガン!」。
「もちろん、排莢と迫撃砲付で。」
「「夕陽のギャングたち」のストック無しMG42で。」
「ガトリングガン!」
「ルイス!」
「アストラ!」
みんな言いたい放題。

そういうワタシも「シュワルツローゼ」とか「ブローニング・マシンガン」とか「続・荒野の無頼漢のバグパイプ」を引き合いに出しているんですけどね。「ハードルどんどん上がりますね」と楽しそうに言ってくれるじゃないか。

とうことで、次回は早々に2015年2月21日開催予定となりました。冬だとコスプレもしやすいぞ!
ちなみに、今回のコスプレを見て「最初、サンダンス・キッドかと思った」とコメントしてくれたガンマンがいましたが、誰?それ?
アルド・サンブレルとかパイク・ピジョップの名前はよく聞きますが、サンダンス・キッドなんて、これまでのマカロニ大会で一度も聞いたことがない。

そして、翌月曜は実生活に戻るのですが、はマカロニ・ロス抜け殻のような1日となります。略して「マカロス」。
マクロスでもマドロスでもない。
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第14回マカロニ大会(その1) オール・ユー・ニード・イズ・バカ

2014年06月26日 | マカロニ大会
マカロニウエスタン【まかろにうえすたん】
1960年代に流行したイタリア製西部劇の総称。独創的なストーリー、個性的なキャラクター、激しい暴力描写、印象的な音楽、アメリカとは違ったロケ地などが特徴で、イタリアをはじめとしたヨーロッパ各国や日本でブームを起こした。「マカロニウエスタン」は日本独特の呼称で、淀川長治氏が命名したといわれるが、現在、世界各国で通じる。(らしい。)

マカロニ【まかろに】
マカロニウエスタンに端を発し、1960年代以降のイタリア製娯楽映画の総称として使われる。「マカロニコンバット→イタリア製戦争映画」「マカロニポリスもの→イタリア製刑事ドラマ」「マカロニマッドマックス→イタリア製近未来アクション」などなど。「二番煎じ」「パクリ」といった蔑称的なニュアンスを含むことが多い。

さて、毎年名古屋で開催されるマカロニウエスタンファンのオフ会、というかええトシしたただのバカなオッサンの集まり、「第14回マカロニ大会」が今年も6月21日にその名もふさわしい金山で開催されました。

毎年のようにワタシの役目は当日配布のプログラム作成、にぎやかしの司会、コスプレ担当。

当日プログラムには参加者のプロフィールが札束状に印刷され、ダイナマイトに詰められています。



これが札束プログラム。1人に12枚あり、45人の参加者で540枚!これをコピー、裁断して、よれよれ感を出し、ダイナマイトに詰めるのですから大会一週間前は一大作業。参加者が100人にでもなったりしたら、会社を休まない限りワタシの手には負えない。
しかし、慣れと細部へのこだわりは大事です。ここ数年でだいぶ手際よくなったぞ。

ついで、今年のコスプレは「ジャンゴ/繋がれざる者」の用心棒ブッチ・プーチです。「マカロニ・ウエスタンじゃないじゃん」なんて、細かいことは言いっこナシです。似たようなキャラはどこかのマカロニにいるはずです。(多分)



映画本編で演じたのはジェームス・レマー。今、急上昇株のジェレミー・レナーと勘違いしそうですが、80年代のアクション映画からへび面を活かして悪役としてならしてきた人です。「ロング・ライダース」のサム・スターとか「48時間」の犯人とか。「X-MEN ファースト・ジェネレーション」にもチラッと出ていました。

劇中ではデカプリオ扮するカルビン・キャンディに影のようにつきまとう典型的な無口な用心棒で、最後にドクター・シュルツを射殺する憎々しい役どころ。そのキャラクターにショットガン片手でホワイトケーキを食べさせるあたり、タランティーノの芸の細かさが出ています。

ミスター・プーチはデカプリオの初登場から最後まで登場、さらに言うならジェームス・レマーはオープニングで奴隷商人も演じていますから、実は主役2人に次いで出演時間が長い役者なのです。(どんだけ観てんねん。)

って、大会参加者にも説明しなくては分からない。「そんなキャラいたっけ?」とか「銃撃戦で蜂の巣にされるヤツ?」(それは弁護士のモギー)ならまだしも、あるガンマンをして「もはや難解すぎて分からない」と言わせしめたほどです。

手にしたソードオフショットガンは完全フルスクラッチ。銃把は松の木の削りだし、その他の部分は紙製で、アクリル絵の具仕上げです。前回、ホチキス機関銃を作った時に不満だった金属らしい質感を出すこともできました。手にしたガンマンの「見た目以上に軽いんですね。」は、最高の誉め言葉だ。


【横のダイナマイトにプログラムを詰めて、参加者に配る】

さて、大会は2時スタートなのですが、15分たっても主催者が会場に現れない!
マカロニウエスタンの名監督、セルジオ・コルブッチは半日ちかく撮影現場に遅れて登場したといいます、そんなところを真似てどうする。(笑)


【ダイナマイト箱の上で進行する司会者】

大会は上映会から。昨年、マカロニウエスタンの貴公子、ジュリアーノ・ジェンマが交通事故で急逝したため、今年はジェンマの葬儀のニュースやジェンマ作品のまとめが上映されました。

今年のメインの上映作品は「黄金の三悪人」(日本語字幕付き)。毎年、画質もオリジナルの字幕も向上し、関係者の労力には頭が下がります。ガンマンはどいつもこいつもこんなことが好きなんですけどね。

映画はカステラッリ親方の初期の作品です。運命に翻弄される主人公や床下から上階を撃ち抜く銃撃戦など親方の最盛期の要素はまだまだ見られませんし、「続・夕陽のガンマン」の影響を大いに受けていますが、奇抜なカメラワークやスタント、気合の入った殴り合いのシーンなど、すでに親方印がしっかりと刻まれています。(でも、いつものように一部寝てしまった。)

そして、映画上映は6時過ぎに終わり、続いて、マカロニパーティーへ突入していくのです。
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第14回マカロニ大会準備中(バカその3)

2014年06月18日 | マカロニ大会
マカロニ大会ではコスプレのかたわら、銃器備品を再現することもあります。(時として、銃器そのものがコスプレだったりする。百聞は一銃に如かず。)

【マカロニ諺】
百聞は一銃に如かず。
意:どんなファッションであっても銃を見ただけで、そのキャラクターが分かること。もしくは、その判別ができる人のこと。

今回、作ったのはソードオフショットガン!



グリップは松の木の削り出して着色、その他のパーツはお得意の紙でスクラッチビルド、着色はアクリル絵の具仕上げです。

何のコスプレをするかは、これまた当日のお楽しみですが、マカロニでソードオフを持っているのは「暁の用心棒」や「ケオマ」とごくわずか。しかし、「本人はカッコいいと思っているが、傍目には全然いけてない」トニー・アンソニーの本質を再演をするには、まだまだ年季が足らんなあ・・・。

銃の方は実銃のサイズを気にせず、適当に採寸して作ったので、全体に寸詰まりで実物より一回り大きいものと思われます。それらしく見えるけど実は作り物という60年代の戦争映画のプロップみたいですな。ひと頃のワールドフォトプレスなら、「ずんぐりむっくりのシルエットで、映画会社が作った小道具」と指摘されそうです。



いやいや、その怪しさがゆえ、マカロニ映画製作の舞台裏の雰囲気まで再現した逸品と言えるでしょう。(強引すぎる言い訳(笑))

今回の制作上の目標は「木を削りだしてグリップを作る。」と「アクリル絵の具で金属感の仕上がりを出す。」だったので、この点では少しレベルアップできたようです。少しずつ技術を上げて、次の作品に活していくのだ。(笑)
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第14回マカロニ大会準備中(バカその2)

2014年05月22日 | マカロニ大会



6月21日に開催される第14回マカロニ大会に向けて、マカロニ界では「広島支廠」と呼ばれる(?)我が家でも準備進行中です。

昨年、ジュリアーノ・ジェンマが逝去したため、ジェンマ絡みの大ネタを考えていたのですが、本業が忙しく、今年そちらは断念。
もうひとつのコスプレネタを準備中のところです。

どんなコスプレで会場に現れるかは、当日のお楽しみ。(机の上のものがいかにもアヤシイ)

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第14回マカロニ大会準備中(バカその1)

2014年03月08日 | マカロニ大会



6月21日に開催される第14回マカロニ大会に向けて、マカロニ界では「広島支廠」と呼ばれる(?)我が家でも今年も早々に準備開始です。

写真は例年おなじみとなりました当日配布のプログラムを入れるダイナマイト風ケースです。文字通り、A Fistful of Dynamite!今年はこれまでより更にグレードアップしております。(どこかは大会当日のお楽しみ。)

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第13回マカロニ大会

2013年03月17日 | マカロニ大会
ここ数年、SNSの隆盛とやらのおかげか、ワタシがマカロニウエスタン(60年代に流行ったイタリア製西部劇)のファンであることが世間様に露見してしまい、この時期になると「そろそろ大会の準備で忙しいんじゃないですか?」などと心配されるようになってしまいました。

はい、皆さまのご心配どおり、全国のマカロニウエスタン・ファン(通称:ガンマンもしくはマカロニ野郎)の集い、「第13回マカロニ大会」が今年も3月9日・10日と開催!!ファンの集いというと多少、カッコよく聞こえますが、ええ歳こいたオッサンどもが夜通し古い映画の話をするという、とってもコアな集会なのです。(つい先日44歳になったワタシでさえ、若輩者。ファンも増えそうにないから、たぶん60歳になってもそのままのはずだ。)

これまで12回、マカロニ大会でのワタシの役割は、賑やかしのコスプレ要員と当日用プログラムの作成、そして行き当たりばったりの司会。これまで同様、今回も同じです。

まず、いつもの札束プログラムinダイナマイトを作成。今回は13回ってことで、大会ロゴも「ゴルゴ13」風なデザインにしましたが、参加したガンマンどもは気付いてくれたのであろうか。これを運搬する箱もホンモノのダイナマイト箱。会場までの道中、「重たいんだから、ダイナマイトだけ紙袋で持っていけばいいじゃん。」と自問自答するのですが、会場の受付でええ歳こいたオッサンどもが喜んでくれるとなるとやらないワケにはいきません!(キッパリ)


【当日プログラムのダイナマイト】


【今回の作品 マサカリとダイナマイトプログラム】

今年のコスプレは「ハチェット無頼」の主人公、マンマーニャです。毛皮のコートを着て、マサカリを投げつけるガンマン。なんと物騒な。

毛皮のコートはお手製です。この時期、女性は羨ましい。この手のファッションが氾濫している。街中でカッコよさげなアウターを着ているお姉ちゃんを見かけ、思わず何度、アウターに手を伸ばしそうになったことか。捕まって警察に差し出されても「毛むくじゃらのアウターがカッコ良かったんで・・・」という言い訳は、まず通じませんな。

メンズの毛皮アウターをBEAMSで見つけたこともあるのですが、ハリウッド大作並みのお値段。安かろう面白かろうがモットーのマカロニ・ウエスタンにそんな予算はありません。ということで古着屋で見つけた裏地にボアのついたジャンパーを裏返し、襟とそでの部分だけ生地を足しています。おお、それらしく見える。これぞ、マカロニ的発想!!


【コスプレしてダイナマイト箱の上で司会をするワタシ。(ただのバカ)】

マサカリは毎度、毎度の紙によるチョチョイのチョイの自作。このマサカリがないと、マンマーニャってことが分からないあたり、微妙なキャラクターですな。

とあるガンマン「おお、今年はマンマーニャですね!ところで演じていた俳優って、なんて名前でしたっけ?」
ワタシ「ええっと・・・」

この記憶力の悪さ、大事です。そうそう毎年毎年、新しい話題が出てくるわけではないマカロニ・ウエスタンの世界。一度話したことをきちんと覚えていたら、この大会も3回と持たなかったに違いない。酒と夜更かしとトシのおかげで、みんな翌日には話したことの7割はきれいに忘れてしまう。大会が長続きする秘訣の1つですな。(笑)

13回ともなると、過去にどんなコスプレをしたのか、当の本人でさえ思い出すことが出来ません。フェルナンド・サンチョもきっと同じような心境だったに違いない。「ワシは何の映画を撮影しているんだったっけ?」

さて、ちょうど今、クエンティン・タランティーノのマカロニ調西部劇大作「ジャンゴ 繋がれざる者」が公開中なのですが、これが広島での公開が1ヶ月先!何が何でもマカロニ大会に間に合わせるべく、当日新幹線の始発に乗って、名古屋で観てからマカロニ大会に乗り込んだ顛末は先日、書き込んだ通りです。なにしろ興奮のあまり4時に目が覚めて、新幹線の車中も興奮でわずかな仮眠しか取れないって、遠足に行く子供かっ!!(子供の頃は遠足が嫌いだったので、こんなには興奮しなかった。)

マカロニ大会は名古屋市金山のホテルで14時スタート!
まず、お宝映像と映画「殺し屋がやって来た」の上映です。「殺し屋がやって来た」はなんと日本語吹き替え版。マカロニ大会初期は吹き替えも字幕もナシの原語版を見ていたことを思えば隔世の感です。


【ガンショー】

その後、マカロニパーティーでどんちゃん騒ぎ。ガンプレーショーあり、早撃ち大会あり、ビンゴ大会ありなのですが、今回、マカロニパーティーで度肝を抜いたのは、尼さんファッションの女性参加者!
オッサンども一堂大興奮!!!(だいたい、マカロニとか西部劇で尼さんに手を出すと、ロクなことにならないのにねえ。)
その衝撃度は、ワタシが13年かけてきたコスプレ歴がダイナマイトもろとも一瞬で吹き飛ばされるほどでした。(笑)


【「怒りの荒野」のラストシーンを再現。最近、「危険な時ほどよく狙え!」と言えば、野沢那智ではなく、テフさんだ。】


【早撃ち大会のトロフィー授与。リー・ヴァン・クリーフから尼さんへ】

それが終わっても近くの居酒屋で2次会。えんえんとマカロニ話に花を咲かせるのですが、「○○の作品はいつも途中で意識を失ってしまう。」「あの展開はおかしい。」「登場人物に華がなく地味。」などツッコミ大会。ホントにみんなマカロニ・ウエスタンが好きなのか?(笑)
そんな中、「三つ巴のバランスがいい。」((C)なんから)なんて冴えたフレーズも登場。今後、使わせてもらおう。


【黒人奴隷に犬をけしかける悪辣なガンマン。ワン!ワン!】

2次会が夜中の1時半ごろに終わって、ホテルに帰るとフロント係の人が一言。
フロント係「今年もダイナマイトですか?」
一応、民間人のファッションをしているワタシ:「エッ?」
フロント係「昨年は宴会担当だったんですよ!今年もされたんですね!」
わずか2回目にして、顔を覚えられているなんて・・・ワタシは金山のダイナマイト野郎!?

「ジャンゴ 繋がれざる者」を観るために早朝早起きしてから、ほぼ20時間ぶっ通しでマカロニ漬けだった一昼夜。シアワセなひと時です。

仕事柄、イベントごとに関わっていると、だいたい10回ぐらいで休止も含めて、今後のあり方みたいなものが検討されるのですが、「マカロニ大会」に限ってはそんな空気は微塵も感じられない!!終わった翌日には、マカロニ野郎どもがすでに次回の上映作品を検討しているなんて素敵だなあ。ワタシも次回に向け、一年かけて仕込みだ。(笑)


【おなじみの記念写真。マカロニバカばかり。】

いつもこんなバカをさせてくれる家族には感謝感謝なのです。
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第12回マカロニ大会

2012年03月06日 | マカロニ大会

灯りをつけましょ、ダイナマイトに
酒飲む前は澄まし顔
バカをやりたい野郎ども
今日は楽しいマカロニ大会だッ!!

という訳で3月3日に名古屋の金山で「第12回マカロニ大会」が開催されました。
拙ブログをご覧の方は過去のバカな様子をご存知かと思いますが、いまやFacebookと連動させているので、初めての方もおられようかと思います。(過去の様子は左のカテゴリー「マカロニ大会」をご覧ください。)

「マカロニ大会」とは1960年代に流行ったイタリア製西部劇「マカロニ・ウエスタン」の同好会、コンベンション、オタクの集会、バカの集まりであります。
今のご時世、「マカロニ・ウエスタンのファン・ミーティング」なんて言うと格好よろしいな。(笑)

今回は初の金山での開催です。西部劇で金山なんて、語呂がいい。前回までは名古屋でも通る人もまばらな片田舎の会場だったのですが、今回は町のど真ん中。ナゴヤ嬢なんて初めて見ました。(笑)

そのファンミーティングでなにをするのかと言えば、上映会をやって、パーティーをやって、ガンショーと早撃ち大会をやって、ビンゴをやって、また酒を飲んで・・・となかなかワイルドな集会なのです。何しろ14時スタートで終わるのが翌3時!

マカロニ大会でのワタシの役割はコスプレ要員と当日配布のプログラム作成、司会進行であります。
コスプレは今回、有りものですませました。帽子は東京ディズニーシー、ベストはしまむら。
ちなみに参加者43人のうち、コスプレ率が50%。中にはテキサス州の上院議員かと思うようなオサレさんから、コスプレで会場入りしたのかと思いきやそれが普段着で、さらにコスプレに衣装替えした強者まで・・・。
まだ、コスプレで参加していない理性的で往生際の悪い参加者のみなさん、次回はぜひコスプレで参加しなさい!(笑)

今回、ワタシが気合いを入れたのが当日配布のプログラムです。マカロニ大会には本当に特訓を積んだ早撃ちのガンマンが登場するのですが、華麗なガンプレーも目の覚めるような早撃ちもできないワタシはジャンゴ機関銃だのホチキス機関銃だの大量破壊兵器をスクラッチするのです。
で、今回はダイナマイト!!



実は知人の古民家に遊びに行ったところ、無造作に投げられていたダイナマイト箱(本物)を発見。何でもおじいさんが使われていたそうで、無理を言って譲ってもらいました。

このダイナマイトを開けると、中に当日用札束プログラムが入っています。なんでダイナマイトの中に札束かって?

知らん。

大会当日はダイナマイト箱にダイナマイトプログラムを積めて、広島から名古屋に新幹線で移動しましたが、車中の「持ち主のわからない荷物や不審な荷物があれば、乗務員までお知らせください。」の警告文が不吉です。
もし、大騒ぎになれば、マカロニ大会どころかワタシの社会的身分まで木っ端みじんです。自作したダイナマイトで自分まで吹き飛んだのでは、シャレにならん。
しかし、その甲斐あって、会場では「バカだねえ!」の大絶賛。(笑)


【本当にこんな格好で輸送した訳じゃありません。】
(写真提供:GARRINGOさん「スパゲッティな日々」

プログラムの最初は映画上映会。今年は「地獄のガンマン」と「Sentenza di Morte」。前者は疲れていたのか、半分ぐらい寝ていました・・・。スミマセン。
後者は改めて書きますが、傑作マカロニ。まだまだ、こんな面白いものがあるんですなあ。

上映が終わるとマカロニ・パーティーです。ここでワタシはダイナマイト箱に乗って選挙演説・・・ではなく、テキトーに進行する乱暴な司会です。


(写真提供:GARRINGOさん「スパゲッティな日々」


【こういったレアなイラストにもお目にかかれます。】

アトラクションはガンショーと早撃ち大会。映画の1シーンをトコトン真面目に再現したガンショーなど、毎年同じネタを見ているような気がするのですが、毎回楽しくて大爆笑です。
早撃ち大会は参加者が自作した早撃ち測定器でコンペしますが、コミック「ピースメーカー」のモデルになったような人たちです。(本当)シャレにならんくらい早い。彼らに勝つには、もはや機関銃かダイナマイトしかない。(笑)






【コンマ2秒台の早撃ち!】

ビンゴ大会では参加者が持ち寄ったレアなグッズの争奪戦です。おそらく末端価格・・・もとい市場価格で総額20万円ちかいお宝が並んでいます。ここでワタシは久々に上位で上がり。ハートフォード社のハイスタンダードデリンジャーのモデルガンをいただいちゃいました。へっへっへっ



この間、ワタシはマイク片手にMC稼業。がなりすぎて、翌朝、声が出ませんでした。


【集合写真】

その後、会場を変え、2次会を夜中の1時まで続け、そこでワタシはダウン。翌日も二日酔いで動けませんでしたが、3時くらいまでだべり込んでいた参加者もいたのですからみんな元気です。

よく質問されます。
「毎回、そんなに話すような新しいネタがあるんですか?」
ありません。(キッパリ)
年波と深酒と寝不足の疲れのせいで、話した内容の7割は次回までに忘れ去っているのです。だから、毎回、気持ちは新鮮!(笑)

この大会では、多くの参加者がすこしずつ何らかの形で参画し、また何らかのエンターテイナーで他の参加者を楽しませようとしているんですな。だから、「よくもまあ」と自嘲しながらも12回も続くのです。
もう、今から第13回が楽しみですぜ。

追記
他の参加者のレポートです。次回参加の参考にしてくだされ。
スパゲッティな日々 『マカロニ大会』お疲れさまでした。
おとやき 第12回マカロニ大会お疲れさまでした。
荒野の口笛奏者 第12回マカロニ大会
▽7時50分の記録△ 第12回マカロニ大会

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