亀と本とかっぱ

かつて亀を飼っていました。私の心にいつもかっぱがいます。読んで、観て、旅する日常を綴っていきたいです。

久しぶりにのんびり

2012-07-29 14:53:37 | Weblog
土曜・日曜と何も予定がないのは久しぶりでした。
金曜にコミックを30冊とDVDを2本レンタル。 
堪能しました。

何に?   「 仁 」全20冊!!
一気読み・・・時間を忘れますね~~

あとはを飲みながら刺繍(写真)
アイヌ刺繍です。
これだけが好きな手仕事。
本物には近づけないけれど、敬愛する文化です。

今朝は6時前から1時間半草むしり。 暑くなる前にできた~~よかった。




甲乙つけがたし

2012-07-07 20:54:11 | Weblog
7月7日七夕のきょう、雨は止んだみたいだけど星は見えない。
あつい雲のはるか上空で織姫さまと彦星さまが手を取り合っているのでしょう。

大人になっても初めて知ることが多くて・・・ 

今日の研修で講師の方が『なぜ発達を学ぶのか?』と一番初めに教えてくれたこと。

 ☆ 発達のみちすじを知ることで自分の人生のこの先を想像し 自分はこれからどう発達して   いこうか、考えることができる!!

この発想はなかった。 私はこの先も発達してゆくのだ。

本から受け取れるものを更に大切にしていきたいと思う。

朱川湊人さんの3冊と吉田修一さんの一冊。 どれも良かったぁ~~

「かたみ歌」 人の心をつなぐ異界からきた人たち・・・その異界とつながりたい人たち。
       眉毛が50度上にあがった古書店の老人がずっとどの章にも出てきていて
       その老人がそこにいる理由が最後にわかる、
       どの章も沁みるのだけれど私は「夏の落とし文」が哀しかった。


「オルゴォル」 10歳の主人公の気持ちがよくわかる。この子が宮島や広島を初めて訪れて
        感じたことが私が感じたことと同じでびっくりした。
        とてもさわやかな終わり方だった。


「花まんま」 直木賞とったんだー 知らなくてごめんなさい。
       タイトルの花まんまの章、泣けたな~
       この作家さんは異界とつなぐのが上手いのかーー 


「平成猿蟹合戦図」 やめられない止まらないお話。面白かった~
          歌舞伎町で生きている人たちもあたりまえだけど色んな理由や事情が
          あって、出てくる人たちはみんないい人だった。
          やっぱり、後味のいい終わりで・・・
          
      後味の悪いお話は読みたくないな~~わたし。