亀と本とかっぱ

かつて亀を飼っていました。私の心にいつもかっぱがいます。読んで、観て、旅する日常を綴っていきたいです。

あたたかいお話

2013-01-20 13:00:55 | Weblog


「空へ向かう花」
ハルとカホは違う小学校に通う、六年生。接点などなかったふたりが、運命のいたずらによって引き寄せられる。心に傷を負った少年、少女、そして彼らを見守る大人たち。それぞれが懸命に、前を向いて歩いていく―。

どうしようもなかった不幸なできごとになすすべもなく翻弄される小学6年生。
現実にありうることだと思うとぬるーい場所で生きている分には怖くて仕方ないお話。
でも、それに気を遣いつつ、気を遣いすぎずにそばに居てくれる大人が現れた。 良かった。
読んで、よかった。



「ラプソディ・イン・ラブ」
ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。

一本の映画を観ているように読み進めた。
役者であり、親族である人たちの「独白」がとてもとても興味深く進んでいく。
「我が息子ながらいい表情をする」「そうきたか、でもこちらも負けないわよ」役者魂全開で張り合う老若男女。
小説だからできる・・・と思わせる展開が面白くて、(いや、映像にもなるのかもしれないけれど)読み終えるのが名残惜しかった。  読んで、よかった。

 聞く力はやっぱり大事。 自分にたりないところだ。読んでみた。 心がけてみよう

 ドラマでの篠原涼子さんのイメージがすごくて読んでいてもその表情が浮かぶ。それってすごいことだと思う。




解錠師

2013-01-14 19:18:21 | Weblog
このミステリーがすごい! 2013海外編
週刊文春海外ミステリーベストテン海外部門
第1位
八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。やがて高校生となったある日、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり、芸術的腕前を持つ解錠師に……
非情な犯罪の世界に生きる少年の光と影を描き、MWA賞最優秀長篇賞、CWA賞スティール・ダガー賞など世界のミステリ賞を獲得した話題作


新聞広告でみて無性に読みたくなって昨日本屋さんへ。
雪や雨が降り続く今日一日読みふけった。

少年が巻き込まれるとんでもない世界のできごとと、少年が見つけた本物の「愛」
頁をめくる手が止まらなかった。

読んで良かった。

冬休みの終わりに読んだ「謎解きはディナーのあとで」
これは読みにくかった~ 2・3と出ているけれど読まなくていいな。
友だちの姪っ子にそんな話をしたら、「ドラマはすごく面白かったよ」だって。
そっか今度観てみよう。

夕陽

2013-01-05 21:15:51 | Weblog
友だちとショッピング。
5時間もモールの中をうろうろしてきて家についてよく見たら袋が8つ、買ったな~

帰り道夕陽がとても綺麗で写真撮りたいな~、運転しながら思っていて帰って来てすぐ
走っていた時のきれいさは出なかったけれど、上の山は「上毛三山のひとつ・妙義山」

こちらは榛名山 
そして我が家は赤城山のふもと・・・・ 山に囲まれた地です。


11月に友だちにあげたてぬぐいで作ってくれた巾着。天才的に上手。二つ作ったんだってThanks
                                     
大切にします。

あけましておめでとうございます。

2013-01-03 15:03:51 | Weblog
2013年が明けて早3日目、のんびりと過ごしております。

昨日は中学時代の親友3人が初めて我が家に遊びに来てくれました。
4人で宴会 楽しかったな~~
中学2年の時に同じクラスになって交換日記を4人でした。4冊用意して毎日回した。
                                           
懐かしい話もしたし、それぞれの子どもたち(育ちざかり総勢9人、上は大学4年、下は小学3年くらい)の話も聞けた、楽しかった~。   
今は前橋市(私)、茨城県石岡市、埼玉県川口市、地元桐生市に分かれて暮らして会えるのは年に1~2回だけど繋がりが途切れないのが嬉しい。

今年の読み始めに選んだのは

「舟を編む」 かなり時代に乗り遅れた感はあるけどお正月休みに読もうと決めていた。
良かった。 言葉を大事にする究極の人たちの思考に触れるうちに「う~ん確かに・・・」のぼるとあがるの使いかたの違いは、、、なんて考えている自分がいて不思議。
小説でこんな設定があったか、、と感心してみたり。やっぱり最後は泣かされて(泣くつもりなんかないのに)

     

毎年元旦には新年の抱負を考え書き留めてきたのに、なぜか今年はゆる~い自分がいる。
これからゆっくり考えよ  ってなかんじ。

本を読み、友だちと会い、ゆる~くTVを観て(今は「孤独のグルメ シーズン1」)、冬休み明けてからの忙しさの前に骨、ほね休めできてます。

相変わらず、な わたくしですが 今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今思いついたけど、よく遊びよく働き、よく交流しよく読み観たいと思います。今年もぼちぼちお付き合い下さい