術後6週間と少し。
ようやく指先のボタンを取ってもらえた。
いつもはベッドに直接キッチンペーパーみたいなのを敷いて消毒とかするのだが、
今日は何故かタオルを折りたたんでその上にキッチンペーパーみたいなのを敷いた。
まさか、先生、ボタンを取るんですか?
「そうそう、もういいよなぁ~。」とえらくニコニコして看護師さんにハサミやピンセット、消毒液やスプレー糊を持ってくるよう指示してるし。
せんせぃ、もしかして痛いっす?と聞いてみた。
「100個の抜糸したことを思い出せば解るでしょ。いくよ。」
あ”~~ぐぅ~~
「痛いか?もうちょぃ。」
まだですか?センセ、まだあるんですか?ボタンって1っこぢゃなかったっけ?
「まだ反対側の糸ぬかなきゃ」
ぐぇ~~
「いやぁ~、今日はホントにハッピーな日だなぁ~」
「クリスマスイブにボタンも取れたし、明日血が出てなかったら水に漬けてもいいし、いやぁ~ほんと、今日はハッピーな日だよ、kameさん」
確かに。私にとっても嬉しいですよせんせい。でもまだ指が動かないんですけど・・・
「今度来月20日においで。それまでが勝負だからちゃんと手の平に全部の指がつくように左手でグイグイ押して曲げるんだ。後はそれから。曲げずに放置して癒着したら、また手術しなきゃいけないからな。解った?」
そう言って人差し指と中指を思いっきり押さえてくれた。
いでぇ~~
せんせ、クリスマスプレゼントが欲しいんですけどお願いしてもいいっすか?
ボタン呉れませんか?
「は?ボタンが欲しいの?何で?子供みたいだねぇ~」
「別にいいよ。」
そう言って看護師さんにケースを持ってくるよう指示を出し、
「kameさん」ボタンが欲しいんだってさ」
『え、私なら要らないわ』と看護師さんにとどめを刺された・・・
何とか全部の指が手の平に着くようにしないと、鉛筆も何も持てないので就活も出来ない。
早くしないと高架下にいることになってしまう。
このボタンを心の糧としてリハビリに励む今日この頃である。
ようやく指先のボタンを取ってもらえた。
いつもはベッドに直接キッチンペーパーみたいなのを敷いて消毒とかするのだが、
今日は何故かタオルを折りたたんでその上にキッチンペーパーみたいなのを敷いた。
まさか、先生、ボタンを取るんですか?
「そうそう、もういいよなぁ~。」とえらくニコニコして看護師さんにハサミやピンセット、消毒液やスプレー糊を持ってくるよう指示してるし。
せんせぃ、もしかして痛いっす?と聞いてみた。
「100個の抜糸したことを思い出せば解るでしょ。いくよ。」
あ”~~ぐぅ~~
「痛いか?もうちょぃ。」
まだですか?センセ、まだあるんですか?ボタンって1っこぢゃなかったっけ?
「まだ反対側の糸ぬかなきゃ」
ぐぇ~~
「いやぁ~、今日はホントにハッピーな日だなぁ~」
「クリスマスイブにボタンも取れたし、明日血が出てなかったら水に漬けてもいいし、いやぁ~ほんと、今日はハッピーな日だよ、kameさん」
確かに。私にとっても嬉しいですよせんせい。でもまだ指が動かないんですけど・・・
「今度来月20日においで。それまでが勝負だからちゃんと手の平に全部の指がつくように左手でグイグイ押して曲げるんだ。後はそれから。曲げずに放置して癒着したら、また手術しなきゃいけないからな。解った?」
そう言って人差し指と中指を思いっきり押さえてくれた。
いでぇ~~
せんせ、クリスマスプレゼントが欲しいんですけどお願いしてもいいっすか?
ボタン呉れませんか?
「は?ボタンが欲しいの?何で?子供みたいだねぇ~」
「別にいいよ。」
そう言って看護師さんにケースを持ってくるよう指示を出し、
「kameさん」ボタンが欲しいんだってさ」
『え、私なら要らないわ』と看護師さんにとどめを刺された・・・
何とか全部の指が手の平に着くようにしないと、鉛筆も何も持てないので就活も出来ない。
早くしないと高架下にいることになってしまう。
このボタンを心の糧としてリハビリに励む今日この頃である。