日常から距離をおく、というワンフレーズにぶんぶん頷きたくなる日ですね。こんにちは。
phaさん著の「どこでもいいからどこかへ行きたい」を読んで、自分にふらっと湧いてくる願望に名前をつけられたような気がしてます。めっちゃいい本だ。
私は、めちゃくちゃ不幸というわけではないし、むしろ今となっては幸運に転んでしまったことがいくつかあるのですが、それらを含んだ日常からとにかく逃げ出したいと思う。
高校生時代にはテスト期間に家出をし、専門では研修旅行にはいかずに熱海で友人と課題をやっていた身分です。
「どうでもいい」
「ここからいなくなりたい」……
てっきり一種の破滅願望的なものかと思っていたのですが、そうじゃなかった。
単純に、普段いる場所からと距離がとりたかったんだなあとようやく理解がいきました。
学校から家から電話がかかってこようがテストにはいかないし。
いつも顔を合わせている同級生と一緒に旅行にはいかないし。
いつもやっていることを、いつもと違う場所でしたい。
そういう願望がわく人が私のほかにもいたんだ…ととっても分かってくれる本でした。
まだ残りページが半分ほどあるので、まだまだ楽しんで読めそうです。
こういった本も一種のトリップだなあと思う。
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