SL実演

実演写真は上手く写りませんでした。機関車の写真です。

4月にもSLばんえつ物語号車内で実演をしました。7月の今回は、私も参加しましたので記録を上げておきます。実演者4名。表記は『タイトル』脚本・絵(出版社)


1コマ  
①『まんまるまんまたんたかたん』荒木 文子・久住 卓也(童心社)
②『さぎとり』桂文我・国松エリカ(童心社)
③『くいしんぼうおばけ』なかむらとおる・いけだたづこ(教育画劇)

2コマ
①『おめんあてクイズ紙芝居』新潟かみしばいクラブ(手づくり)
②『あんもちみっつ』水谷章三・宮本忠夫(童心社)
③『おむすびくん』とよたかずひこ(童心社)
④『ねずみのしっぽ』瀬名恵子(教育画劇)

3コマ
①『みんなでぽん!』まついのりこ(童心社)
②『さらやしきのおきく』桂文我・久住卓也(童心社)
③『なんかなんかあるよ』小野寺悦子・山内和朗(童心社)
④『おけやのてんのぼり』川崎大治・二俣英五郎(童心社)

4コマ
①『青山のきつね』新潟かみしばいクラブ(手づくり)
②『おめんあてクイズ紙芝居』新潟かみしばいクラブ(手づくり)
③『らくがきくん』としたかひろ(教育画劇)
④『とりのみじっちゃ』斎藤純・宮本忠夫(童心社)
⑤『めがねやとどろぼう』桂文我・東菜奈(童心社)


当会は、実演タイプをABCに分けています。
A・・・当日、訪問者がめいめい長短とりまぜて紙芝居を持ち込み、現場での事前の話し合いや、聞き手選書で、読む順番を決める。
B・・・事前にチーフに紙芝居名などを申告しておいて、当日は聞き手選書や順番を決めてやる。
C・・・事前にチーフに紙芝居名などを申告しておいて、チーフが順番を決めて、先方に届け出たりしてやる。

定例会での打ち合わせに、『ここはBだよ、締め切りはいつまで』などと決めています。図書館向けはBですが、他の訪問では圧倒的にAが多いです。SL実演はAタイプでやりました。いずれもめいめいが長短持ち込むのは、会員みんなの合意事項です。短い物というのは、参加型紙芝居を重点的に考えています。

特記事項としては、
・短い作品の持込が少なかった。慣れていくに従い、その重要性や演じる面白さがわかるのですが、そこまでを待つ周囲のサポートが欠かせない。
・お客様が大変多かったです。1コマあたり30人位を超えていました。ありがたいことです。4回とも来てくれた子どもさんもいました。途中でいなくなる人が少なかったです。
・聞き手と合っていた、という担当者の感想あり。
・太鼓を持ち込んでやりました。ほんぽーとの「昭和の紙芝居」実演の時に買ったものです。合いの手にしたり、おばけ登場で「ドロドロ」とやったりして、これがなかなかウケてました。演じる方もやりやすいようです。「テテンテンテン」と口ずさみながら集まってきた子どももいました。実演終了後、太鼓をたたきたがる子どもにたたいて遊んでもらいました。
・クイズ紙芝居おめんあてでは、津川の「狐の嫁入り行列」に引っ掛けて狐のお面を強調したつもり。
・1回目の実演者から「車内放送が頻繁に入る」「休憩停車のタイミングとあわせるのが難しい」と報告を受けていたので、みんながそのつもりでやれた。
・振動や運転音、車内放送、ビデオ放映の音、など、過酷な状況でやることになったが、それが自分たちの経験になり、面白い体験になった。
・トンネルなど車内が暗くなると、照明で照らされた絵がとてもきれいに浮き上がる。
・観光列車の特質か、カメラを抱えたマニアの姿も大変多い。実演者の後ろに陣取り、陶然と画面に見入る子どもの表情をシャッターチャンスにする男性もいた。
・『さらやしきのおきく』は、脚本の長い部分をテンポよくするために脚本をカットした。カットすることを実演者とともにやれたことが、とても良かった。「長い」と感じることそのものが、重要なポイントである。テンポにあわせた画面展開の面白さを理解されているということでもあるからだ。
・会津若松駅では、大変な歓迎ぶりでした。猛暑の日になり、私たちは午後のために体力温存をはかり、出歩かず駅舎近くでうだうだと過ごしました。





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