図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
「ももたろう」の紙芝居
2006-04-28 / 資料
紙芝居
子供向けの集まりに訪問したら、「ももたろう」=「むかしばなし」と思っている子どもがいたそうだ。それくらい人気がある。かつて、侵略するときのシンボルになってしまったことを残念がる大人も結構いらっしゃる様子。
ももたろうはまだ進行中だと評論する先生もいらっしゃる。「桃太郎のその後」みたいなことを描いた絵本も図書館で見た。
絵本学会で「再度・昔話絵本を考える」 みたいな論文もあるので、それも参考にしていきたいと思います。
『ももたろう』
松谷みよ子・二俣英五郎(童心社)
昔話の語法にあっていて、演じやすい作品。
『ももたろう』
さねとうあきら・石倉欣二(童心社)
登場人物が感情をたびたび口にする。これは昔話理論にあわない。けれど演じる人は感情を理解してセリフに気持ちをこめやすい。「ももたろうばなし」という題だったら使えるのに。絵もわかりやすく意外と人気がある。
以前「日本名作おとぎばなし・むかしむかしあったとさ」のシリーズの一つとして販売され、新潟市の図書館にも所蔵があるが、その後16年度には、この作品だけシリーズからはずされた。きっと上記の理由のせいではないかと、勝手に思っている。
昔話は再話されるとき「再話者の思想がこめられる」そうだ。ではこれも昔話のジャンルに入るものなのかな。紙芝居は演劇だからキャラが立っているので「脚本」になり、昔話としてではなく、創作昔話として楽しんでもらえばいちばんいいと思うけど、みんなそんなこと全然気にしていない。「昔話だよー」と言ってやる。
昔話を一生懸命研究している人にはカチンとくるだろうね。
一寸法師の紙芝居だったかな、「勉強しろー勉強しろー」みたいなせりふもでてきたと記憶している。演じ手はほんとうにそういう紙芝居が大好きで、何事かを子どもに伝えたい。それを否定できるはずもない。
『ももたろう』
香山美子・太賀 正(教育画劇)。島でなく、山に行く。「日本一」がやけに強調されていて、自分的にはちょっと、ひくものがある。絵はやさしい色使いでいいと思う。高齢者向けに良いかもしれない。
子供向けの集まりに訪問したら、「ももたろう」=「むかしばなし」と思っている子どもがいたそうだ。それくらい人気がある。かつて、侵略するときのシンボルになってしまったことを残念がる大人も結構いらっしゃる様子。
ももたろうはまだ進行中だと評論する先生もいらっしゃる。「桃太郎のその後」みたいなことを描いた絵本も図書館で見た。
絵本学会で「再度・昔話絵本を考える」 みたいな論文もあるので、それも参考にしていきたいと思います。
『ももたろう』
松谷みよ子・二俣英五郎(童心社)
昔話の語法にあっていて、演じやすい作品。
『ももたろう』
さねとうあきら・石倉欣二(童心社)
登場人物が感情をたびたび口にする。これは昔話理論にあわない。けれど演じる人は感情を理解してセリフに気持ちをこめやすい。「ももたろうばなし」という題だったら使えるのに。絵もわかりやすく意外と人気がある。
以前「日本名作おとぎばなし・むかしむかしあったとさ」のシリーズの一つとして販売され、新潟市の図書館にも所蔵があるが、その後16年度には、この作品だけシリーズからはずされた。きっと上記の理由のせいではないかと、勝手に思っている。
昔話は再話されるとき「再話者の思想がこめられる」そうだ。ではこれも昔話のジャンルに入るものなのかな。紙芝居は演劇だからキャラが立っているので「脚本」になり、昔話としてではなく、創作昔話として楽しんでもらえばいちばんいいと思うけど、みんなそんなこと全然気にしていない。「昔話だよー」と言ってやる。
昔話を一生懸命研究している人にはカチンとくるだろうね。
一寸法師の紙芝居だったかな、「勉強しろー勉強しろー」みたいなせりふもでてきたと記憶している。演じ手はほんとうにそういう紙芝居が大好きで、何事かを子どもに伝えたい。それを否定できるはずもない。
『ももたろう』
香山美子・太賀 正(教育画劇)。島でなく、山に行く。「日本一」がやけに強調されていて、自分的にはちょっと、ひくものがある。絵はやさしい色使いでいいと思う。高齢者向けに良いかもしれない。
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