舞台の下の上げ底台

紙芝居による訪問では、お客様の目線に合うかそれより少し高い状態にするために、舞台設定に勘が必要です。車椅子や椅子が中心の施設に訪問する時は、施設にあるテーブルをお借りし、さらにその上に高さ30センチくらいの台を乗せ、それにきれいな布をかけ、その上に紙芝居舞台を設置するというのが、だいたいの方法です。
 訪問依頼をいただいた後、先方と少しだけ電話で細かい調整をするのですが、その時に準備していただきたいものを申し出ておきます。「長机くらいのテーブル」と、さらに追加して、「もう少し高いところに舞台を設定したいので、あげぞこにするために箱をお借りしたい」と言います。大きさは高さが30センチ(人数が多い場合は50センチ)横が60センチ、奥行きが50センチくらい、などと説明します。「おむつの箱がちょうどいいみたいです」と言うのですが、内心『おむつの箱ったっていろいろあるはずだけどな・・』と思うので、結局「みかん箱くらいの大きさでそろえてもらって2つ」というようにしています。


その、高さ30センチ位の台ですが、
写真の箱は高さが24センチで横48縦35センチ。ホームセンターで売っている折りたたみ式のプラスチックの箱です。ちょうどみかん箱くらいの大きさで折りたため軽いので持ち運びに便利。500円くらいだったと思う。本番ではこのプラスチックの箱に布を掛けます。舞台は手づくりのもので扉がありません。扉のあるタイプだとぐらぐらして使えません。
 
 その箱の上に掛けるための布は大抵自分で持っていくのですが、施設によっては、その箱に包装紙などを貼ってきれいにしてくださってある。そんな時は布をかけずにその上に舞台を乗せます。
 
 箱を依頼元に探させることになるので、本来は自分たちで持っていくのが一番いいみたいですね。
 ちなみに子ども向け施設では、そんなに高くする必要はありません。子どもは床に座って聞きますから、「大きな積み木を組み合わせる」「踏み台を使う」「ピアノの椅子に板を乗せて」などと言って探してもらいます。少し早めに現地に行って何か探すことが多いです。

 関係ページ「演台(舞台の下の机)」も参考にどうぞ。



 
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