太鼓・拍子木・マイク・布

かみしばいクラブを始めたころは、太鼓をたたくなどということは想定していませんでした。くろずみ小太郎の紙芝居では「太鼓をたたく」などという指定があって、困ったなーと思っていましたが、去年、買いました。
 
図書館など静かにやる場所では使えませんが、イベントには使えます。拍子木でテンポをとる人も見たことがありますが両手がふさがるし、どうもテンポがゆっくりなので話にあわないことが多い。
 
「拍子木のたたき方」で検索してこられる方も多いので、私たちのやり方を説明します。「カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、カチカチ・・(だんだん早くなっていく)・・・ときて、カチ。と最後を一本締めます。
これは、なにか決まりがあるわけでなく、なんとなくそうなったのです。だからどのようにアレンジしてもいい。歌舞伎座に行った時に聞いたテンポもこうだったんじゃないかな(記憶違いかも)。歌舞伎座はちゃんとした席でなく「一幕見席」で見ました。遠くから見るから、舞台全体が作り物のパペットみたいだった。こういうのもまたいいでしょう?
もちろん、テレビで歌舞伎の中継をやるときもあるでしょうから、そんなのを参考にされたらどうでしょうか。

それから、お年寄りはテンポがゆっくりだから、カチ、・・、カチ、・・、というように間に一呼吸おく位がいいという意見もあります。

それから、拍子木は財団法人日本防火協会というところで売っています。。大人用1,260円、子供用として少し小さいサイズ945円、二種類あるみたいです。子供用を見ましたが、紐を通すところがいかにも手作り風で、ぬくもりがありました。
「拍子木」の別ページも参考にどうぞ。

マイクは別ページに書いてあります
太鼓はインターネットで探して買いました。タンバリンみたいなものが安かったが、バチがあるといいし、小さい方が邪魔にならないような気がしています。

背景の赤い布は畝の細いコーデュロイです。上げ底台に掛けて見た目を良くするための布です。90センチ幅で1.5メートルくらいでしょうか。化学繊維だともっといいみたいです。

 長くやっていると、道具に凝る時期がある。しかし、中身が面白くないとマズいんだということに気づくと作品選びに凝るほうに動いていく。しかも、「面白い=高級」ということではないのだと気づく人と、果てしなく高級志向に向かう人がいて、人それぞれです。
いろいろな時期を繰り返して生きてきましたよね、それと同じです。こうでなくてはならないなどと、思い込むこともありました。そんな時期も過ぎて、今、とても楽にやっています。
まるで潮が満ちて引くような、波に漂うような不思議な気分です。
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