図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
おはなし会のプログラムを作る④
今月は、絵本の会で、私がプログラムを作る当番です。読み手当番は私含めて3名。
1月中旬平日午前10:30~11:00(時間はだいたいです)
公民館保育室、未就園児親子連れ数組。読み手当番は3名。最初は当番めいめいが一つづつわらべ歌をやる。その後、おはなしのカーペットを敷き、子どもにその上に座ってもらい、おはなし会をする。
今月、当番各自が申告した本は下記の通り。
Aさん・・・『おしょうがつさん』谷川俊太郎/ぶん、大橋歩/え(福音館書店)
『りんご』松野正子/ぶん、鎌田暢子/え (童心社)
『にゃんきっちゃん』岩合日出子/ぶん、岩合光昭/しゃしん(福音館書店)
『おかあさん』トッド・パール/さく、ほむらひろし/やく(フレーベル館)
Bさん・・・『はるまちくまさん』ケビン・ヘンクス/さく、いしいむつみ/やく(BL出版)
『ぷるんぷるんおかお』とよたかずひこ(アリス館)
『おうちへかえろ』三浦太郎(童心社)
私が用意した本・・・『トラックくんまってたよ』マイケル・グレイニエツ(ポプラ社)
『スプーンさん』中川ひろたか/ぶん 100%ORANGE/え(ブロンズ新社)
他、自宅にある絵本
① 申告があった時点で、図書館にリクエストを出す。所蔵が1冊しかない絵本は今回はなかった。そういう本があった時は、申告者に本の様子を聞く。これがひと手間。
② それぞれの人が、自分が読みたいという気持ちの他に、プログラムが作り易いようにいろいろな見方で本を申告してくれたことに感謝。外国か日本か、ストーリー性の有無、季節性、長さ、写真か絵か、画風の違いなど。
③ 聞き手が幼いので読み手の交代を少なめにしようという判断を私がする。これは相手と場所による。
④ 季節性のものを一つ入れる。1月だが、中旬なのでお正月気分は薄れる。
⑤ 本のそれぞれの表現は、「吟味する」より「作者の表現を尊重する」立場で考える。
以上を下敷きにして考える。全て、私の感覚で決めていくので、担当者が違えば全然違う見方もありうるのである。途中で入る親子連れもあり、厳密なものではないと気楽に考えていく。
⑥ 『おしょうがつさん』をどこに入れるかで迷う。お正月を過ぎてしばらく経っているので最初にやることにする。Aさんの本をもう1冊続けることにする。『おしょうがつさん』が比較的長くて大人っぽい詩の本だと思ったので、次は短めで親しみのあるリアルな絵の『りんご』にする。
⑦ Bさんの『はるまちくまさん』は2月以降のほうが良いと判断し、『おうちへかえろ』『ぷるんぷるんおかお』の2冊を入れることにする。
⑧ 子どもの好きな「のりもの系」の本を入れるために、『トラックくんまってたよ』を3番目に入れる。ストーリー性のある本でもある。
⑨ 『おうちへかえろ』は最後だと収まり易いと考える。
⑩ 決定する。1『おしょうがつさん』・2『りんご』・3『トラックくんまってたよ』・4『ぷるんぷるんおかお』・5『おうちへかえろ』
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