実演記録17 地域の茶の間

演目
① 『ザリガニつり』島本一男/やべみつのり(童心社)
② 『ひーらいたひーらいた』まついのりこ(童心社)
③ 『てんとうむしのテム』得田之久(童心社)
④ 『くろずみ小太郎旅日記3』飯野和好(ポプラ社)

30分の聞き手選書型。子どもは小学生と聞いていたので持っていくものを決めやすかった。
①は、脚本をもう少し削ってやった。大きなザリガニの絵に子どもたちは大喜び
②意外と歌うことに抵抗がないお客さんたちでした。♪歌えば幸せがやってくる~って、なんだかこそばゆくないかなあ。もうすこし文が短いといいし、幼児むけかもしれない。
③主要登場人物以外は色をつけずに描いてあって、見るほうはわかりやすいし、動く方向も良く、いい作品だと以前から思っていた。虫がつぎつぎでてきて、男の子は名前をいいあてたりして楽しめた。
④絵が圧倒的に存在感があるが、よく分からない面もある。男の子たちは飽きてきたのか後ろで悪さを始めて、女の子のグループが前にでてきて一生懸命見ている。演じ手さんは、よく練習してこられる方だが、これはほんとに口がよく回って堂々とやれる人でないと無理っぽい感じがする。

拍子木をたたきたい子に順番にたたいてもらった。時間がおわったあと、おじいさまが一人、「昔、火の用心ってなあ、たたいてまわったもんだ」「ななめにするとこんな音だぞー」と、子どもたちを集めて説明していた。
 この集まりは高齢の男性が何人も見守り役に来ていて、いっしょに将棋なぞやっている。なんと頼もしいことかと思った。「食べちゃうぞ」と女の子たちに言っていたおじいさまもあり、若さの秘訣か、困ったおじいさんなのか、その女の子たちの母親がいなくてちょっと安心。「大事なお嬢さんにそんなこといっちゃだめでしょ」と、茶々をいれたりした。
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