私が一番大好きな映画です。
初めて見たのはテレビ放送でしたが、なんの予備知識もなく見たので物凄く感動したのを覚えています。
その後ビデオで何回もみて、最近ではDVDを買ったのでまた何回も見ています。
封切り当時映画館で見られなかったことが残念です。
無実の罪で刑務所に入れられることになった主人公アンディと刑務所の牢名主、もう1人の主人公レッドの交流を描いた作品です。
原作はスティーブン・キング。他にもグリーン・マイルやスタンド・バイ・ミーなどを書いている有名な作家です。
キャリーやシャイニング、ペット・セメタリーなどなど名作ホラーもたくさん書いています。
私にとってはホラー作家のキングの方が当たり前だったので、「ショーシャンクの空に」が彼の作品だと知ったときには驚いたものです。
(原題は「刑務所の中のリタ・ヘイワース」)
もともと刑務所の中を題材とした作品が好きでした。脱走ものでは「アルカトラズからの脱出」が好きですし、邦画では「塀の中の懲りない面々」シリーズが好きです。
大学生の頃、ゼミの授業の一環で刑務所を見学に行ったことがあるんですが、本当に俗世間から隔離された施設だという印象が残っています。
そんな隔離された環境だからこそ生まれる人間模様が好きなんですよね。
まあ自分は入りたいとは思いませんけれども(笑)
何度も見ることによって気がつく小粋な演出も好きです。
アンディがハンマーを隠していた聖書についての所長の台詞「救いはこの中に」とか、所長の部屋の壁に飾ってあるタペストリーの台詞「裁きは下る。いづれ必ず」等々気がついたときは思わずニヤリとしてしまいました。
年月の経過をアンディの部屋のポスターの女優で表現するところなんでウマイなぁと唸っちゃいます。(リタ・ヘイワース→マリリン・モンロー→ラクウェル・ウェルチ)
「ショーシャンク」の主人公アンディは無実の罪で刑務所に入れられましたが、決して希望を失うことなく、自分の力で日々の生活をなんとか楽しく過ごそうと頑張っていきます。
屋上での労働後みんなにビールを振舞うシーン、放送室に閉じこもって「フィガロの結婚」のレコードを流すシーンなどが大好きです。音楽は誰も奪えないという台詞は最高ですよね。私も仕事中に脳内音楽を楽しんでますから。
最後にはアンディは見事な方法で脱獄してしまいます。そしてアンディをいじめ、利用してきた所長等は今までの報いを受けることになります。勧善懲悪モノが好きな人には大満足の大逆転劇です。でもこの映画の本質はここではないんですよね。
この物語のもう1人の主人公レッドはアンディの活躍を自分のことのように喜びます。
そして希望を持たないことで刑務所の中でそこそこ楽しく生活してきた自分を省みるんです。
この対比こそがこの映画のテーマなんです。
最後には希望の大切さを知ったレッドが希望をもってアンディに会いに行きます。
約束の地「ジワタネホ」は本当に青い空、白い砂の楽園でした。
本当に清々しいラストです。
小説版では最後に二人が再会するシーンはないらしいんですよね。
読者の想像にお任せということで。
それはそれでキングらしい結末だと思うのですが、私はあの空の青さに感動してしまったので映画版のラストを支持したいと思っています。
わたしの想像力ではあの風景は描けなかったかもしれませんからね。
結局アンディはテレビなどに出てくるスーパーヒーローで、レッドはそれを見ている私達自身なんですよね。
この間のアジアアップ、ヨルダン戦での川口選手を見て感動するのは皆一緒です。
そこから彼の「最後まで諦めない姿勢」を学ぶことが出来るかどうかが、私達がレッドになりえるかどうかなんですよね。
そんなわけで落ち込んだとき、この映画を見ると必ず元気になれます。
だって私達に大切なことは「希望を持ちつづけて日々努力する」ことなんですからね。
初めて見たのはテレビ放送でしたが、なんの予備知識もなく見たので物凄く感動したのを覚えています。
その後ビデオで何回もみて、最近ではDVDを買ったのでまた何回も見ています。
封切り当時映画館で見られなかったことが残念です。
無実の罪で刑務所に入れられることになった主人公アンディと刑務所の牢名主、もう1人の主人公レッドの交流を描いた作品です。
原作はスティーブン・キング。他にもグリーン・マイルやスタンド・バイ・ミーなどを書いている有名な作家です。
キャリーやシャイニング、ペット・セメタリーなどなど名作ホラーもたくさん書いています。
私にとってはホラー作家のキングの方が当たり前だったので、「ショーシャンクの空に」が彼の作品だと知ったときには驚いたものです。
(原題は「刑務所の中のリタ・ヘイワース」)
もともと刑務所の中を題材とした作品が好きでした。脱走ものでは「アルカトラズからの脱出」が好きですし、邦画では「塀の中の懲りない面々」シリーズが好きです。
大学生の頃、ゼミの授業の一環で刑務所を見学に行ったことがあるんですが、本当に俗世間から隔離された施設だという印象が残っています。
そんな隔離された環境だからこそ生まれる人間模様が好きなんですよね。
まあ自分は入りたいとは思いませんけれども(笑)
何度も見ることによって気がつく小粋な演出も好きです。
アンディがハンマーを隠していた聖書についての所長の台詞「救いはこの中に」とか、所長の部屋の壁に飾ってあるタペストリーの台詞「裁きは下る。いづれ必ず」等々気がついたときは思わずニヤリとしてしまいました。
年月の経過をアンディの部屋のポスターの女優で表現するところなんでウマイなぁと唸っちゃいます。(リタ・ヘイワース→マリリン・モンロー→ラクウェル・ウェルチ)
「ショーシャンク」の主人公アンディは無実の罪で刑務所に入れられましたが、決して希望を失うことなく、自分の力で日々の生活をなんとか楽しく過ごそうと頑張っていきます。
屋上での労働後みんなにビールを振舞うシーン、放送室に閉じこもって「フィガロの結婚」のレコードを流すシーンなどが大好きです。音楽は誰も奪えないという台詞は最高ですよね。私も仕事中に脳内音楽を楽しんでますから。
最後にはアンディは見事な方法で脱獄してしまいます。そしてアンディをいじめ、利用してきた所長等は今までの報いを受けることになります。勧善懲悪モノが好きな人には大満足の大逆転劇です。でもこの映画の本質はここではないんですよね。
この物語のもう1人の主人公レッドはアンディの活躍を自分のことのように喜びます。
そして希望を持たないことで刑務所の中でそこそこ楽しく生活してきた自分を省みるんです。
この対比こそがこの映画のテーマなんです。
最後には希望の大切さを知ったレッドが希望をもってアンディに会いに行きます。
約束の地「ジワタネホ」は本当に青い空、白い砂の楽園でした。
本当に清々しいラストです。
小説版では最後に二人が再会するシーンはないらしいんですよね。
読者の想像にお任せということで。
それはそれでキングらしい結末だと思うのですが、私はあの空の青さに感動してしまったので映画版のラストを支持したいと思っています。
わたしの想像力ではあの風景は描けなかったかもしれませんからね。
結局アンディはテレビなどに出てくるスーパーヒーローで、レッドはそれを見ている私達自身なんですよね。
この間のアジアアップ、ヨルダン戦での川口選手を見て感動するのは皆一緒です。
そこから彼の「最後まで諦めない姿勢」を学ぶことが出来るかどうかが、私達がレッドになりえるかどうかなんですよね。
そんなわけで落ち込んだとき、この映画を見ると必ず元気になれます。
だって私達に大切なことは「希望を持ちつづけて日々努力する」ことなんですからね。