浦野理一の紬に、同じ浦野理一の縦節紬の帯。


仕事なので、シンプルな黒いウールコートにしてしまおうかなとも
思ったのですが、
久しぶりの着物で、準備しているうちにテンションが上がり

というワケで

椿の羽織にしました。
なお、帯揚げは紬地の小花模様、帯締めは着物の大先輩からのいただきもの。
半襟は、地風は紬地に合わないようも思うのですが、
縮緬地で、柄が薄紫の雪の結晶。
そしてお襦袢は

敢えて桜に。ちょっと遊び心があるかなあと思ったのと、
帯の黄色に合うような気がして。
上半身はこんな感じです。


これで一件、出版社へ寄ってから、

美顔器(!)の新製品の勉強会に出席。
創傷治療や、がん治療にも応用の研究が進みつつある
プラズマを利用したもので、
ニキビ跡ややけど跡をキレイにしたり、
美容ではリフトアップに良いそう。
20代のお肌ぴちぴちの美しい美容雑誌エディターに混ざって、


およそビューティーとはかけ離れた質問をしてしまう私

このときご馳走になったのが、上の写真にも写っている
みかん色のムースケーキ。
蔵前の……一回聞いただけでは覚えられない名前のパティスリーでした。
材料も、オレンジではなくみかんだそうで、
さっぱりとした甘みが口に広がります。
(今日の帯の色と同じだ!)と気づき
縦節紬でほっこり、暖かな体がさらにほっこり
気持ちも温かくなりました。