神奈川絵美の「えみごのみ」

秋の器、いろいろ

先週お伺いした、色絵磁器作家 佐藤亮先生の個展



花瓶やお鉢、銘々皿など豊富な作品群から
今回いただいてきたのは……


コスモス柄のプレート。




同じシリーズの、鳥のプレート。

ここのところ天気がよくなくて、色が綺麗に出ていないのが残念

大きさはどのくらいかというと


一般的なパン皿よりは大きく
ちょっとしたオードブルや、サラダに合いそうな。

そしてこちらの小鉢。

会場の奥まった場所にあったのを、
「あっ、これカワイイ!」と手に取ったら、
オーナーの女性が
「こちらは、今回一番最後にできた作品なんですって」と。

オーナーさんも佐藤先生の作品が大好きだそうで、
「この、見込にお花が入ったタイプは珍しいですよ」

その見込は

こんな感じ。

一度、お浸しを入れてみたのですが、
開口部があまり広がっておらず、高台もないこの器は、
どちらかといえばミネストローネのような、スープ系が合うかも。

お皿の方は……

朝食に、パン皿として使ってみました。
(ちなみに、ウインザーホテル洞爺湖のクロワッサンとバゲットです)

大きさは、私にはちょうど良いし、
ふんわりといい雰囲気なのですが

どちらかといえば


中尾万作さんの、この“富本憲吉風”オーバル皿の方が
朝食には好みかな。
作品の優劣、ということではなくて。

というのも、私、
実は朝が少しかなり弱くて……

30代のころは血圧60-90で、今は上105くらいまで高くなったものの
特に秋冬、寒くなるといつまでも布団にくるまっていたくなる

(ただ、何故か洗濯が好きなので、実際にはそんなに寝坊しませんが)

というわけで、
朝は強めの発色で鮮やかに目に飛び込んでくるお皿の方が
目覚めやすいようです。
佐藤先生の優しい色柄の器は、夕ごはんに使いましょうか。
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