その名も「VIPランチョン」。
東京タワーを間近に眺めながら桜田通りを歩き、
会場となる東京アメリカンクラブへ向かう。
見難いと思いますが……。
優雅な内装のロビーでスタッフが出迎えてくれ、
ランチ＆説明会会場へ。
こんな、晩さん会風なレイアウト。
「おっ、久しぶり」
隣の席になったのは、（昨冬にも紹介しましたが）
ビューティサイエンティストとして女性誌や美容雑誌にて
ご意見番的な活躍をしている岡部美代治さん。
彼とは15年ほど前からの知り合いだ。
－今日は、マスコミのそうそうたるメンバーが出席するよ－
確かに席次を見ると、ご自身の名前で本を出していたり、
美容雑誌に写真入りで連載を持っていたりするような
名前をよく見る美容ライターがズラリ。
ワタシ、とんだ場違い……？
20人ほどの“VIP”の中で、医学医療系は（おそらく）３人。
私はたぶん、基礎研究から臨床までカバーする医学ライターという
レアな立場が効いて、呼ばれたのではないかなあ……。
こちらの方は、日本で唯一とも言われる
男性美容研究家／美容コンサルタントの藤村岳（がく）さん。
少し前に、NHK「あさイチ」にも出演した。
私は、医学ライターの立場として、
男性も、皮膚のバリア機能強化と光老化防止のために
ある程度のスキンケアは必要と考えているので、
今後の彼の活躍に、要注目です。
何と藤村さん
「僕も、趣味で着物を着るんです。
『七緒』に文章を書いたこともあるんですよ」
次回はぜひ、着物でお会いしたいです……！
フルコースの一部。
今回は、事前に主催者側も、私が着物で参加するかも、との情報を得ていて、
名刺交換しながら
「お着物、いいですね！」
（私）「いえ、今日は初めてだったので、地味目にしてしまって」
「いえいえ、羽織紐と帯締めの赤が効いていますよ！」
中には、
「私、この仕事の前には着付け師をしていたんです」という方もいてドキリ。
恐縮する私に「ばっちりですよー。半衿も左右幅が揃っているし」と
フォローくださった。
この日の私は……
久々の白鷹嬢に、栗山紅型の「鳥と唐草」帯。
高級感のある場所だが、主催者側とは初対面だったのと、ビジネスランチであることに
変わりはないので、スーツ姿が並ぶ中でもなじみやすい取り合わせに。
ホントは、赤い帯締めもためらったけれど…（目立たない茶か薄黄にしようと思っていた）
でも、主催者側に褒めていただけて、ほっと一安心。
羽織を着て、こんな感じ。
半衿は、着物好きには有名な「たかはし」さんでいただいた
生成りの花のレース。
下に平織の布が重ねてあるのでつけやすいし、立体感も。
襦袢は、季節外れだけれど茶色が秋らしいので、桜柄にしてみた（写真右）。
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さて……
この日は「ダイエット製品」の説明会だというのに
フルコースでデザートたっぷり、帰り際にはパウンドケーキのお土産付き。
こんなにしてもらって、いいのでしょうか！？
と、思ったら。
家に帰りついたら、何とこの製品一式（ダイエット食品数か月分！）と
ヘルスメーターが届いていた……。
……。
ワタシの中で、「食欲の秋」がコトリと終わりを告げた。
。
