神奈川絵美の「えみごのみ」

紙なんです。

(前回の続き)

さて、「子供の町」のためのチャリティバザーで
いただいてきたものは……。

コチラ。


これは……、知っている人は知っている「カルトナージュ」。
大雑把に言えば、型どりした紙に、布を貼った手芸品。

でも、例えばネットで画像検索しても、
こうした、風格のあるものはまず、出てきません。
六角形という複雑な形に、
縁の丁寧なトリミング。
そして使っている布は・・・・・


「掛け軸の表装に使われる裂なんです」

と語るのは、神奈川県で個人で制作活動をしている
若代さんという男性のカルトナージュ作家さん。

京都まで出かけて、作品のイメージに合う裂を探すそう。

活動歴は4年ながら、とても丁寧なつくりで、
表装を使うのも斬新で

見ただけでは、いや、触っても
紙とはわからないんです。

この日、夜から取材があったので、
編集者に見せたら

けまりみたいですね」だって。


蓋を開けるとこんな感じ。

内側にもぴしっと、布が。
バザーで買ったベルギーチョコと、
河口湖土産の信玄餅風味キャラメルが入っています(笑)。

カルトナージュのお値段の相場はよくわからないのですが、
お菓子入れにちょうど良いし、紙&布製とは外見からは
とても想像がつかない面白さに惹かれ、
ついつい、衝動買い。

ついでに、こちらも……。

お茶会にちょうど良いような、小ぶりのハンド。


やはり表装を用いています。
フラップの裏は革だそう。マグネットで開閉します。

まあ、雨の日は絶対持てませんが
(あと、作家さんご本人も、素材やデザインにまだ改良の余地があるとのことで
実用面は今ひとつかも)
パーティに持っていったら、話の種になるかな?


きもの英さんでも、もちろん、お買いもの。

若女将が肩にかけていたショールに一目ぼれし、
おそろをゲット

そして

上は新宿津田家さんでいただた帯締め。
会場では黒に見えましたが、深緑でした。
端が「苧環(おだまき)」だったので

「あら、これはお買い得よ!」
   「ホントだ……」と、即決(ゲンキンですねぇ)。

下は英さんでいただいた、天然石の帯留め。
結果的に、帯締めと帯留めの色合いが似て、コンビのように
なりました。

-------------

(おまけ)

東京駅八重洲口の、フォーシーズンズホテル横の夜景です。
イルミネーションが冷たい空気に映える時期になりましたね。


路面にもイルミネーションが。

コメント一覧

神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
言われてみれば、確かにO重なデザインですよね。
でも、それにしてもお値段すごく
安かったですよー

そういえば、カルトナージュ=ハコというわけでも
ないのですね。
このバッグ、インテリアとしても、いい感じです

新宿津田家さんって、銀座の津田家さんとは別法人
なのでしょうか。
ルミネエスト内の実店舗、今度行ってみようかな…。
神奈川絵美
とうこさんへ
こんにちは
カルトナージュ、私がネット検索した範囲では
ここまで凝った作品は見当たらず
(帯地を使っている作品はたくさんあるのですが、
造形の“プロ度”はこちらがピカ一)
面白い買い物ができました。
お菓子入れなら、水濡れや破損のリスクも少ないですしね。

帯締め、ホントは黒が良かったのですが…まあ、
濃い渋めの色は持っていないので、こちらも
良い出合いでした
香子
わわ、ステキ
カルトナージュのバッグなんてのもあるんですねえ。
ふふ、女将さんとおソロだったらO重のショールですね。
それはお買い得でしたでしょう♪
津田屋さんはお見せに行ってもいろんな物があるんですよ。
キャッチフレーズが和装のコンビニでしたっけ
とうこ
素敵すぎるバザーです!!
箱大好き、紙大好きとしては、もう涎が・・・。
バッグも素敵。
上質なものだと、買った方も嬉しいし、協力もさせていただけるなんて最高ですね。
帯締め、シック!!
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