私が仕切る形になり、日程調整も花や供物の手配も
引き受けつつ、台風にも気をもんで。
で、弟はどうかといえば
数日前にLINEで
「台風やばくないですか。場合によっては行くことが
できないかもです」
……。
いや、そうじゃないだろう。
できないかもです。で終わらせないで、
家族だけだから日程変更しようか、とか、
いつなら行ける、とか書いてよ!
結果的に、予定通り執り行えたのですが、
直前まで花屋に発送を待ってもらったり、お寺に日延べの可能性を聞いたり
結局私だけがあたふた動くことに。
その上。
お布施の用意は施主でしてね。お寺からは〇万円と言われてるから、と
事前にLINEしていたのに
当日、弟が差し出したのは裸のままの一万円札。
「えっ、お布施の用意してって言ったじゃん」
慌てる私に
「金だけ用意すればいいと思ってた。
袋用意してって言わなかったじゃん」と……。
これが、55歳にもなる大企業の管理職の思考回路なんだろうか!?
挙句の果てに
「こんなの何とでもなるよ、そんな慌てなくったって(怒)」と逆ギレされた……。
予定調和に走る姉と(←これも決していいというわけではない)
おそらく小さいころからちやほやされて、
自分が動かなくても何とかなることが多かった弟。
故郷の家のことも
銀行や証券会社の口座の整理が終わってからは、
(仕事が激務なのはわかっていたけれど)
定期的に帰省してメンテナンスしていたのは私ばっかりで、
でも。
法事の前日、実家に着いたら
(物干し台がお見苦しくてすみません)
「なんか天気良くなったからさ、K(下の甥)と芝刈りやろうぜって。
すっごい疲れたー!」
荒れかけていた庭がすっきり。
ああ、気にしてくれていたんだ。
ひとりでカリカリ、チリチリしていた自分に対し、苦いものがこみ上げてきました。
思い出はあるけれど、故郷の家が"重荷”に感じ
都内で暮らすことを選択した私と
「この家〇百万で売れないかなあ」と軽口をたたく一方、
誰か身内が引き継いでくれればと思っている節もある弟。
この日私が初めて、都内に家を買ったこと、もうここに住む気はないことを
打ち明けたところ
「…そうなんだ」意外と冷静に受け止めてくれて。
その後、自分の息子に「〇百万でこの家、買わない?」なんて勧誘(?)していたけれど
ようやく、一歩先に進めそうです。
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