神奈川絵美の「えみごのみ」

君にアンコール

(前回の続き)

外苑前のフランフランでは……



11月末からもう、クリスマスリースがオフプライスになっていて


ラメいっぱいのタイプをお安くいただきました。
この後、玄関へ。

ライブ友のBちゃんとは



会場近くのカフェで待ち合わせ。
Bちゃんは小花模様が大人可愛い小紋に、型染めの帯。



私はこのように、紫色の羽織を結局、終日着ていました。
目白のLUNCOさんでいただいたアンティーク。

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さて、定例では今年最後になるライブ。

……ですが、今回はベース後方からの黄色いスポットライトが
どうにもまぶしく
あまりステージの方を見られず残念……

でも、セットリストは
オープニングの儚い寂しさを思わせる2曲が気にかかりはしたものの
ほぼ全編、“パーティ仕様”の快活なラインナップで
80年代前半の歌が多く
何よりリズムバリエーションがいつも以上に豊富で
とても楽しかったです。

断片的にしか覚えていませんが
「Le Mistral」のリムショットや
Go-Goやソンゴ?のようなパターン、
「Midnight Harbour」から「Stardust Marmeid」へのメドレーも
ショーアップされた展開で、盛り上がりを感じさせました。

中盤の「One Step Ahead」や「第二章」は
ミディアムなスイングナンバーで、
手拍子ものっていて、ステージも客席も朗らかな雰囲気に。

アンコールはメロディーの展開が個人的に大好きな
「Winter Moon」、そしてスケール感のある「冬へ急ぐ街角」で
豊かな余韻に包まれました。

MCは……曖昧ながら覚えているのは
ご自宅のお庭がつくばいや枯山水のある日本庭園で
昔は寒椿や躑躅の濃い色を好かなかったけれど
今ではそれも和の景色に合う色と好ましく思うようになった、とか

曲づくりでテンポを2上げるか下げるかにこだわったり
コードワークや調性にもこだわることとか
(確かに、ハ長調と嬰ハ長調ではがらっと、雰囲気が変わりますよね)

このあたりは、私は音楽の専門的なことはわからないし
職種もまったく違うのですが、マインド的な部分は
(わかる、わかる)
例えば「~と思われる」「~と示唆される」「~と期待される」
ではぜんぜんニュアンスが変わるので気を遣ったり、など
細かい文言にこだわるところなどは、
何かしら〝創る”立場では
通ずるものがあるのかも知れないなあ、などと思わず、
頷いてしまいました。

コメント一覧

神奈川絵美
冬林檎さんへ
こんにちは
>一言も発することが出来ず固まって
お気持ちわかります
まあその、ピンナップ(古)でしか見たことの
ない人が目の前にいる、というだけでも
十分、異次元感というか非現実感ありますよね。
物静かな方とお見受けしますし、
〝言葉”も厳選されるというか、言わなくても
察して、みたいな、
〝背中で語る”イメージは
マティーニアワーのころから
健在のように思っています。
冬林檎
横からすみません。
・・・この人が夫だったら
の、コメに爆笑しました。

凄くよく分かります。

私の場合、
そういう異次元、
または手の届かない感が・・・
長いことファンでいられた理由かと
思います。
随分昔、達彦さんの30センチ内で
話す機会があったのですが
一言も発することが出来ず
固まってしまったことがあります。

同じ星のもとに生きている男性とは
思っておりません、笑。
神奈川絵美
セージグリーンさんへ
コメントありがとうございます
音楽の専門的なことは、私は舌足らずで
セージグリーンさんの方がよくご存知かと思いますが、
よくピアノソロのバラードで、エンディングに
9th、11th、13th、18th(なんてないか…)を
延々(!)重ねる場面があり、
テンションの持つアンビバレントな美学を
お持ちなのかなと思うことはあります。

書いていて思い出しましたが、この日も
ルートに対して2度上からの三和音を重ねる
アッパーストラクチャートライアド(たぶん)を
披露していました。

無理につなげるつもりはないのですが
着物づくりに携わる人が、「ここに紫のニュアンスを」とか「この1㎜幅の糊伏せが大事」と
語られるのと、通ずるものがあるなあ、と…。

>モノトーンのお着物にきれいな色の羽織
ありがとうございます
この紫が沈むトーンではなく、明るめなのが
いいのかも、ですね。
セージグリーン
山本達彦さんのナンバーは、ほんの数曲しか知らないのですが、(ごめんなさいm(_ _)m)曲作りでどこに力点を置くかを熱く語った場面を、TVで観たことがあり、衣食住ともスタイリッシュな私生活共々、「なかなかやるなぁ〜、でもこんな人が夫だったらたいへんだろうなぁ」(←そんな心配しなくていいから)と、
思ったものです。

モノトーンのお着物にきれいな色の羽織って、とってもいいですね。
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