もともと、福本潮子さんのトルファンの着物を予定していたものの、
きっと暑いだろうなあ、と変更し、
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藍染の板締め小紋にした。
いまだに、単衣だ。
しかも、下は麻の襦袢。初夏の組み合わせといってもいいだろう。
仕方がないので、帯周りだけでも秋らしく……。
米沢の、柿渋染めの八寸。糸は紙を撚ったもので、とても軽い。
赤味の主張が強い琥珀の帯留めをしてみた。
この写真では、アングルが少し上からになるとはいえ、
後姿は半衿が見え過ぎですよね……反省。
二枚重ねで縫い付けてあるので、飛び出しやすくなっていた。
さてこの日、向かった先は……
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国立新美術館。
9月末から開催されている「チューリヒ美術館展」を観てきた。
地下鉄出口から美術館入口までのデッキの柱に、
モネ、ゴッホ、ゴーギャン…と、展示リストにある画家名と作品の
ポスターが貼ってあり、
気合を感じさせる。
写真右は、美術館の1階ホール。
あえて、逆光で撮ってみた。
たまたま、手前に麗しいお着物姿の方が写っていますね。
「オルセー美術館展」も開催されているためか、
平日の昼間なのに、かなりの混雑だった。
美術展のレポは、次回または次々回にアップしますね。