私の霧氷登山は今年で4年目。過去3年は一冬一山ペースでしたが、寒さ嫌いの私の体調変化?心境変化?わかりませんが、今期は幾山登れるかとなってきました。
暖冬の正月、その後も気象条件が悪く休日との絡みで狙ってました。
昨日(1月14日)は数日前からの寒波で霧氷の付き具合は良いのでは・・・・・・・。
ただ強烈寒波と言うことでそのあたりが心配でしたが・・・・・・・・。
登山口はこんな感じで少々雪がある程度。
今回頂いたてくてくマップでは、ここから大峠経由で山頂まで行けるようになったということで、周回して歩くことにします。
小峠からは少々雪も多くなってきましたが、滑る様子もないのでアイゼンはまだ付けません。
向かい側の国見山方面の眺めが時折見えまして、なかなか眺めよしです。
ただ強風が吹き荒れ、ご~~と言う音が常に聞こえてきます。
この強風があとで恐怖となります。
上の写真でもわかるように雪が強風で舞い上がってます。
スタートから1時間40分で大峠に着きました。
数台の車が止まってます。ここから山頂までは小一時間。
ここでアイゼン装着です。
ここからが本日一の急登りが始まります。
相変わらずの強風と巻き上げられた雪粒が体中に当たります。
天候はだんだん悪くなり、黒い雲が上空を覆い時には何も見えなくなるくらいのガスが覆ってきます。
それでも時たま展望が利いたりと山岳特有の気象なんでしょうか。
青空バックにならないのが残念。
3時間ほどかかって山頂到着。
ところがここ半端でない強風が・・
まっすぐ立ってられません。
この山は近畿のマッターホルンと言われるくらい三角に尖がった山ですから、普段から風は強いらしいですが、今回は強烈寒波来襲と言うこと凄いことになってます。
とにかく早く避難小屋に、1時前と言うことで皆さん丁度出て行かれるところで良かったです。
写真ではよくわかりませんが、右から左へ雪を巻き上げての強風です。
シーズン中は避難小屋も満杯で入れないらしい。こんな山ですから山頂付近の広場もない。ですから狭い山頂付近の昼時は場所を確保すら大変と聞いてましたから、
覚悟してましたが、この強風では絶対外での昼食は無理です。
今回1時と言う時間もあったのか、この猛烈寒波で避けたか、ゆっくりと避難小屋を使えたことはありがたかったです。私たちのほかに2人組だけでした。
温かいカップ麺で一息ついて、サア写真を撮るぞ~とばかりに強風の中出陣です。
ちょっと天気が・・・・・・・
今のうちだと。
さあ、後は下山するのみ.
しかし相変わらずの猛烈な風。
山友さんも必死です。
山頂からしばらくの間は谷側に落とされないように必死です。
マジで木にしがみついてます。
やっと風当たりが弱くなってきた辺りまで降りてきて、避難小屋で休憩。
バス乗り場のたかすみ温泉に着いたのは最終バス発車15分前。
気温は何度なんでしょうか、ペットボトルの水も凍ってました。
こんな寒い中でも歩けた私は嬉しくなります。
次は何処を狙う?
冬の楽しみが増えたことは嬉しい限りです。
またこの悪条件の中ご一緒頂いた山友さん、懲りずにまたよろしくお願いします。